よく聞く「夫婦円満」って憧れるけど、いったいどんな定義なんだろう。いつも一緒で仲が良いことなのかな。意見のぶつかり合いがなくて気持ちが一致していることなのかな。

夫婦円満ってどういう状態？

正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ、夫婦円満に憧れているあなたへメッセージです。

 

夫婦仲が良くてうらやましいなぁって思うことがあるあなたも、そうでないあなたも、夫婦仲が良いってどういう観点で判断されていますか？

 

そして、夫婦仲が良くなりたいなぁと思っているあなた。

 

どうしたら夫婦円満になれるのだろうか？と思案しているあなた。

 

あなたの想う「夫婦円満」ってどういうものでしょうか。

 

ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。

夫婦円満を願う理由

正直なところ、今夫婦円満ではなくて夫婦円満を望んでいる人って、「自分が望むものが通る夫婦」になれたらいいな、という意味なのではないかなと感じるのです。

 

自分が望むものが通るということは、つまり「思い通り」になることだったり、「自分のペースで暮らしていく」だったり、要するに「自分が快適ありき」の夫婦関係のことではないかな？と思うのです。

 

今、夫婦円満を望む妻は、日頃何かと抑圧していることが多くて、自分の願望を抑圧しているのにも関わらず夫に不満を抱いている状態なのではないでしょうか。

 

• 夫は気が利かない
• 夫が何もしてくれない
• 夫ばっかり自由きまま

 

その根底にはいつだって「私がこんなに我慢しているのに！」という感情が潜んでいるんじゃないかなって。

 

そして、裏を返せば・・・

 

• 私は気を利かせているのに
• 私は何でもやってあげてるのに
• 私には全然自由なんてないのに

 

ということなのではないかな、と。

 

実は、こういう妻の抑圧を取っ払っていくと、徐々に夫婦円満になっていくのです。

 

今、片方がまんまるに満足していて、片方はトゲトゲしたいびつな心の状態です。

 

もちろんまんまるは旦那さんの方で、トゲトゲは奥さまの方です。

あ、両方がトゲトゲの場合ももちろんあります。

 

私、お互いがまんまる同士になって初めて、夫婦円満が叶うんじゃないかなって思うんです。

夫婦円満の意外な落とし穴

夫婦円満を望む人がやりがちな「私さえワガママを言わなければ」と、自分を後回しにするようなこと。

 

これがなかなかどうして夫婦円満の逆を行ってしまうことがあるんです。

 

というのも、旦那さんというものは「言われて初めて気づく」ということが本当に多いもの。

 

「ほぅら気が利かない証拠」なんて思わないでくださいね。

 

家庭にいる時の旦那さんって、武器を置いた兵士みたいなもの。職場はもしかすると戦場、闘いの場なのかもしれません。

 

それが、家では武器を持つ必要がありませんから、もう丸腰で何も手にしていない状態。時間を忘れてしまうような心地よい温泉に入っているようなものです。

 

居心地の良い家庭であればあるほど、武器は必要ないんです。

 

逆説的ですが、旦那さんにとって居心地が悪い家庭の場合、武器を捨てることができませんから、妻にも何かと攻撃的になったりすることがあります。

 

話を戻しますが、つまり家庭では安心し切っているので、自分を完全にだらーんとリラックスさせている状態ですから、周囲に対しても無防備過ぎてしまうことがあるんですね。

 

ということは、お知らせしてあげないとホント気づけないんですよ。

 

• 妻がちょっと体調が悪いことも
• 妻が育児でくたびれ切っていることも
• 妻が料理で指先を切ってしまったことも
• ひざや腰が痛いことも
• なんだか頭痛で早く眠りたいことも

 

言われないと分からないのです。

 

でですね！！

 

夫婦円満な家庭って、この辺りの風通しがとっても良いんです。

 

お互いに調子の良くないことも嬉しかったことも、悲しかったことも伝え合えていて、それを伝えるタイミングも絶妙に良かったりするんです。

 

相手の状況をまったく無視した伝え方はむしろ拗らせ夫婦になってしまいます。

 

そして、その伝えるタイミングというものは、双方の心の在りかたも影響しますから、それぞれが「自分のご機嫌を自分で取ることができる」ということが大事になってきます。

ひとりの満足、ふたりの満足

それぞれが「自分で自分のご機嫌を取る」ということって、本当に大切だなって思うんですよ。

 

夫婦ってひとりひとりがまず満足していることが肝心で、それがあって初めて心にゆとりができます。

 

これが夫婦円満の基盤になっていると感じます。

 

自分で自分のご機嫌を取るってどういうことかと言えば・・・

 

私のだけの世界があるかどうか、ということにも繋がるでしょう。

 

• 自分だけの趣味
• 自分だけの時間
• 自分だけの好きなモノ
• 自分だけの大切なコト

 

こういうものがある人は、相手が大切にしているものも大切に扱うことができます。つまり「相手を尊重することができる」ということに繋がります。

 

夫婦円満には欠かせない、相手を尊重するということ。

これを育んでいくためにも、自分を尊重することがまず先です。それがあって相手を尊重できるというこの順番をどうか忘れずにいてください。

 

夫婦円満なご夫婦は、これがもうパーフェクトにできていらっしゃいます。

 

私には無理だわ・・・って思いましたか？もし「無理かも」と感じる方は、自分を大切にするところからスタートしてみてください。

 

自分を大切にする方法は、自分が喜ぶことをするところから、なのですが、小さい頃から自分の欲求に対して抑圧傾向にあったり、我慢させられることが多かった人って、そこに罪悪感を持ちやすかったりします。

 

私はほしいものを我慢しなきゃ・・・というところから、旦那さんはいいなぁ・・・となり、なんで私ばっかり・・・というループにもハマりやすいのです。

 

これは心の軌道修正セッションでももっとも扱うことが多いお悩みです。何歳からでも自分に罪悪感を持つことなく、自分の好きなものを好きと言えるあなたに変わっていけますよ。

 

そしてもちろん、その先には夫婦円満が待っています。

stand.fm音声配信｜夫婦円満ってどういう状態？

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

夫婦円満ってどういう状態？