離婚してからというもの一生懸命シングルマザーとして頑張ってきた私に彼が出来て3年。結婚の話が出るようになったけど・・・

思春期の子どもがいる再婚

正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ、再婚したいけど子どものことを考えると・・・となっているあなたへメッセージです。

 

単純に思春期の子育てというだけでも、デリケートになりやすいお母さんって多いと思うんです。

 

そこに「自分の再婚」が加わると、さらに慎重になってしまう・・・というのは仕方のないことなのかもしれません。

 

だけど、母親がどんなに慎重になったところで、子どもの気持ちの奥深くまでは到達できないと思うし、ハレモノに触るようにすればするほど、逆に鬱陶しがられたりもしてしまうと思うんですよね。

 

そうは言っても、再婚に伴って家庭環境が変わるなんていう場合は、やっぱり子どもの気持ちも尊重したいし・・・とシングルマザーの再婚の壁って思いのほか高くて厚いのかもなぁなんて思ったりします。

 

ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。

気難しい年頃に気を遣う

思春期の子どもは、いろんなことを知っているようで知らないし、知らないだろうということを知っていたりと、親の物差しで測ってしまうと後の祭りになってしまうことも多々あります。

 

子どもにとって何よりイヤなのは「親がわかったふうな気になる」という状態。

 

思春期って自分でも自分のことがよくわからない世代でもあると思うです。

 

ほら、思い返してみてほしいんですけど、自分が中高生の頃って親が自分のことを全部わかってるみたいな言われ方をしたりすると「私のこと何もわかってないくせに」みたいに思ったりしませんでした？

 

なので「お母さんはあなたのこと全部わかってるの」みたいな姿勢は逆効果だと思うんですよ。

 

といって、母親がひとりで全部決めて「ハイ、これに従いなさい」というのも違いますよね。

 

子どもの気持ちを尊重しつつ、自分の想いも大切にしつつ、やっぱりちょっと難しい年頃相手だと慎重にならざるを得ません。

 

例えば、再婚するにあたり変わるものがある人は要注意です。

 

自分のお母さんは幸せになることは、子どもにとって喜ばしいこと。

とはいえ、一抹の寂しさや再婚するにあたっての家庭環境の変化には思春期ならではの敏感さで気持ちは揺れやすいでしょう。

 

例えば・・・

• お母さんの再婚は賛成だけど自分の苗字が変わるのはイヤだ
• お母さんの再婚は嬉しいけど引っ越すのはイヤだ

みたいな問題があります。

 

こういう問題は離婚の時にもあります。

母親の再婚をなんて思われるだろう

子どもにとっての両親の離婚は、その離婚そのものがイヤであることが殆どだと思うんです。

 

父親がDVだとか、酒乱だとか、子どもにも被害が及ぶほどのどうしようもないお父さんだった場合は「お母さん、お父さんと早く別れなよ」なんていうこともあるでしょう。

 

でも、妻にとってはどうしようもない夫でも、子どもにとって何の不満もないお父さんだったりすることも、これ多々あるわけです。

 

渋々親の離婚を承諾せざるを得ない状況のうえに、母親が旧姓に戻るからと子どもまで苗字が変わったり、引っ越すことになったり・・・

 

そんなふうになると、子どもの気持ちはさらに滅入ってしまいます。

 

実際、私も離婚する際、子どもたちが出した条件は「名前が変わらないこと」と「家が変わらないこと」でしたから。逆に言うと、それ以外は問題ありませんでした。

再婚の本質って何？

再婚するということは、自分の子どもも含め、新しい夫と「新しい家族」をつくっていくこと、です。

 

そこに付随する問題、先ほどの「苗字」や「住居」のこと、そして、それに伴う「転校」などの環境の変化に、どれだけ子どもが心から納得できるのか。

 

思春期の、中高生のその変化は、大人の転職以上に世界が変わる大切な問題だったりもします。

 

自分に置き換えてみてください。

 

子どもの心の内はこんな感じになっているかもしれないということを、ちょっと想ってあげてみてほしいんです。

お母さんが幸せになるのはいい。だけど私の苗字が変わったり、引越したり、転校したりしたら、私は私が幸せと思えない。

こんな想いがあったら、たとえお母さんが幸せになるとしても、心から祝福することなんてできないかも・・・って思いませんか？

 

大切なことは、子どもが新しく作るその家庭で、幸せが居場所となるかどうかです。

 

あなたの再婚するその家庭の中に、その家族の中に、子どももしっかり根を張れるかどうかです。

 

あなたの再婚の中で、子どももその当事者であること。

そうなれば小さな胸を痛める子どもの気持ちを汲んで、タイミングをずらすことや折衷案を生み出すこともきっとできるはずです。

 

そんなふうにして築き出す、あなたの再婚、新しい家族との幸せ、うまくいきますように。

stand.fm音声配信｜思春期の子どもがいる再婚

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

思春期の子どもがいる再婚