結婚生活に不満!だから不倫に走ってしまうんです

おせっかいな割に気分よく過ごせる愛のトリセツ第142日目

 

今日は火曜日、結婚しているあなたに向けてのメッセージ。

 

結婚生活に不満!だから不倫に走ってしまうんです

 

「そんなの言い訳だよ!」

っていう、不倫反対派からの声が聴こえてきそうですが、だいたいそんな感じじゃないですか?不倫する人って。

 

私は不倫に反対とか賛成とかというよりも、そういった道に走る人の気持ちに、とても侘しさとか淋しさとか体温の低さを感じるんです。

 

つまるところ、それって根本解決から逃げるための策ですよね。

違う?

 

本来向き合うべきものと向き合わず、ただ束の間の、ただかりそめのやさしさに包まれて一時的に満足する。

 

そして、もうひとつは、「人のもの」の方が安心するというオリジナリティのなさもあるかもしれません。

 

私からすると、不倫は「自分からの逃げ」。

 

ということで、本日の愛のトリセツをお届けします。

 

寂しさが生まれるワケ

 

夫婦で一緒に暮らしているのに、なんだかいつも?それとも時に?心に冷たい空気が流れてるような気がしてる。

通じ合えない、通じ合わない、通じ合おうとしない。

どれがホントかわからないけれど、とりあえず私は満たされていない気がしてる。

 

それが例えば、気持ちのすれ違いだったり、些細な指摘だったり、セックスレスだったり。

小さなズレや小さな心の空洞が、満たされない私の中に広がっていく。

 

これ、気がついていますか?

 

全部あなたのココロの中の声です。

あなたの心の埋められない想いを、何かで埋めようとしているので、それは確かに自分の問題なのですが、でも。

 

その元々の根源的なものは、夫婦の間に流れているものに起因しているのではないですか?

 

あなただけの問題のようでいて、本当はふたりの問題にも関わらず、ひとりで答えを出そうとして出せなくて、寂しさをほかで埋めようとしている。

 

そんなことはありませんか。

 

 

人のものがほしくなるワケ

 

そんなふうに、自分の心の隙間を、本来埋めるべきもので埋めずに外へ求める人がいるいっぽうで、別な理由で浮気や不倫に走る人もいます。

 

結婚は、お互いを一番同士に愛し合う関係。

その重圧に耐えきれず、敢えて二番目の座に座りたがる女子。

 

一番目同士として付き合うことが、怖くもあり、責任重大に捉えてしまって委縮してしまうこともあり、自ら二番目の女の位置を気づけば目指してしまっていることもあります。

 

あなたが一番目の者同士として、パートナーと愛し合えない理由は、あなたが誰よりも自分を大事にしていない証拠なのかもしれません。

 

どのみち、そのような場合も、寂しさがココロに渦巻いています。

それは、パートナーへの寂しさというよりは、もっと回顧的な部分から繋がっていて、例えば幼少期のお母さんやお父さんとの関係まで遡ります。

 

  • 素直に感情を出せなかった子ども時代
  • 我慢することが当たり前で生きてきた人生
  • 何かができる自分は褒めてもらえたけれど、そうでない自分は声をかけてももらえない

 

小さいあなたが味わった哀しみが、今も心の奥に残っていて、それを二番目の立ち位置で埋めようとしているのかもしれないのです。

 

のりぴ塾の塾生にもいらっしゃいました。

でも、自分自身の心を自ら紐解いていくことで、本当はこうしたかったんだ、本当はこんなこと感じていたんだ、本当はこう言いたかったんだ、ということに気づいていくと、自然なうちに軌道修正されて「自分にとっても本当のHappy」がわかるようになります。

 

人生が激変していくのは、偽りの自分から本来の自分に還ることができるから。

 

今、不毛な浮気や不倫を繰り返している人は、本来の自分ではないところで今日も寒々しい想いを抱えて、他人からのかりそめの愛で自分の寂しさを埋めようとしているのです。

 

 

不倫された妻は悪くない、のか?

 

さて、妻が自ら不倫に走る場合と、夫が浮気や不倫に走ってしまう場合とありますよね。

不倫された妻、いわゆるサレ妻は悪くない、つまり責任はないのでしょうか。

 

基本的に私は「ない」と考えていますが、状況によっては「ないとも言い切れない」場合もあるのではないかと感じます。

 

なぜなら、男性側のサガというものがあるからです。

いえ、サガがあるからといって浮気や不倫をしてOKという公式にはなりません。

が、そういった要素はどんな人も持っているのではないかということです。

これはもう動物の「オス」として仕方のないことなのではないか、というのは理論的にはそうです。

 

ですが、浮気も不倫もしない夫の方が、遥かに多いように見えます。

「見えます」というのは、バレていないというものも含め、その男性の妻への「やさしさ」「愛情」「思いやり」のひとつ…。

 

なんて綺麗ごとがあるわけないじゃないですか。

単に、慣れてるだけです。

 

しれっと浮気したり不倫したりする男性にもまた、「オスの本能」として以外に、寂しさを抱えている場合があります。

 

  • 妻に相手にされない
  • 妻が構ってくれない
  • 妻が結婚した頃と違う
  • 自己価値を確かめたい

 

など、つまり自分自身に不安な状態を、他で埋めたいのです。

 

ということで、不倫された妻は悪くないのか?については、ケースバイケースということになります。

もちろん、妻側の暴言や暴力などがある場合は当然のことながら、夫は逃げたくてしょうがない状態になりますからね。そんな状態で浮気されても文句を言うのはお門違いでしょう。その場合の根源は妻側にあります。

 

とはいえ、どんな場合でも、そう妻が浮気・不倫しようと、夫が浮気・不倫しようと、現実の夫婦の問題を見てみぬふりをしてきた結果、ということは大いにあるでしょう。

 

良いことばかりを話し合うのではなく、不満についてもざっくばらんに話せる間柄、時には大きなバトルになっても諦めない関係、そうやって大小織り交ぜた上り坂・下り坂、大波・小波、それらを乗り越えてきた夫婦は最強です。

 

もめごとを恐れない。

夫婦間に大切なことなのかもしれませんね。

 

 

それでは最後に改めて今日のメッセージ

 

結婚生活に不満!だから不倫に走ってしまうんです

 

妻が不倫に走る理由は寂しさ。

あなたのその寂しさを埋めるなら、他人ではなく夫?いえ、自分自身です。

 


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