子育て:「常識が通じない」ママ友との距離感を保て!

おせっかいな割に気分よく過ごせる愛のトリセツ第73日目

 

今日は水曜日。子育てしているあなたに向けてのメッセージ。

 

子育て:「常識が通じない」ママ友との距離感を保て!

 

子どもが小さい頃は特に、「子育てって孤独だなぁ」って感じることありませんか?

 

  • 公園に行けない雨の水曜日
  • 暑すぎて外遊びがハードなお昼前
  • なんとなく子どもが鼻水たらしてて出かけるのがはばかられる午後

 

インターネットもない時代の子育てを経験した私は、ひとり目の時は時々そんな想いを感じていました。

 

電話するとしたら固定電話、の時代ですからね。
 
 
1日中家にいて、子どもとしか話さないでいるのって、会話が成立するような年令だったとしても大変ですし、「あぁオトナな会話がしたい」というように思ったり、子ども抜きな話題をしゃべりたいって思ったり。言葉が話せないアブアブの頃なんて、もう朝から晩までひたすら、お世話・お世話・お世話じゃないですか。

 

外に2時間・3時間と出せるようになって、子ども自身も歩いたりするようになれば、外界と通じるようにもなって、息苦しかった家の中からぱぁっと視界が開けたような気持ちにもなる。

 

公園デビュー

 

自分の子どもを連れて、ママ友との輪がじわじわ広まって。待望の第一子の母となった29歳の私は、家の中でも公園でも「なんか違う感」が否めなかったんですよね。

 

子どもの成長は日々喜びと希望に満ちあふれていたけれど、自由気ままな友人関係と最高な職場の人間関係を持っていた私にとっては、ママ友の世界って本当に独特な感じがしたものです。

 

もしかすると、今の時代はもっとドライなママ友付き合いが展開されているのかもしれませんが、平成元年に母となった私が、ママ友達と付き合う中で得た処世術をお話ししていきます。

 

もし今、ママ友との関係にちょっぴりお疲れ気味のママさんがいらしたら、参考にしていただければ嬉しいです。

 

 

子どもとしか話さない毎日

 

子どもが生まれて何が一番変化したかというと、一日のうちで、言葉を発する時間が減るんです。旦那さん(今や元旦那さんですが)は、帰ってくるのが午前さま。朝はゆっくりの朝寝坊の後、出勤。自営業なのでそんなものなのでしょう。

 

私は育児で疲れていて、旦那さんは仕事で疲れていて、疲れたもの同士ってあんまり会話しないんですよね。あぁ今思えばホント、あんまり会話ってしてなかったなぁって感じますね。

 

今、再婚して、子育てもひと段落していますが、ホントよく喋ります、今の旦那さんとは。

 

最初の結婚であんまり会話らしい会話をしなかったのは、お互い疲れてたんだな、ということに今改めて気づきましたよ(笑)。

 

話は戻りますが、旦那さんとの会話もあんまりなくっても、生まれたばかりの赤ちゃんに話しかけることはあります。ただ、それは会話にはなっていないんです。言葉としてのね。いえ、母子の対話にはなっていますから、そういうのが必要なのはもちろん判っているんですが。

 

独身時代の女友だちとの夜更けの長電話のような、とりとめもない会話をする時間がね、結婚・出産とともになくなりました。好きなだけ外に出かけて、飲んだり歌ったり踊ったりしていたバブル期の女子にとって、打って変わったこの暮らし。出家した僧のようです。

 

望んで結婚して、望んで妊娠出産して、こんな甘いことを言っているのは重々承知。でも本心なんですからしょうがない。ちなみに私の言う「飲んだり」は居酒屋、「歌ったり」はカラオケパブ、「踊ったり」はディスコです。

 

そんなふうに自分時間を思う存分自分に費やしていたものだから、ひとり目の子どもを出産して、世界がガラリと変わって「うわー」ってなったものです。いや、おむつを替えるたびに、ミルクをあげるたびに、そんなふうに思っていたわけじゃありませんよ。

 

子どもは可愛いし、育てることも一生懸命だったし、なりふり構わず自分のことを後回しすることが、私にも出来るんだなぁと自分に感心したものです。

 

独身時代を懐かしんだ最初は、会話がまだできない長男のお世話中じゃなかったんですよ。

公園デビューして、なんか「うわー」ってなって。

そう、ママ友が出来始めてから、そんな独身時代を懐かしむような気持ちを感じるようになったんです。

 

 

公園デビューはすごい

 

自分が一児の母親だということを、改めて認識させられます。

子どものことをちゃんと見てないと、という責任感も発動します。

最初は「見てないと」っていうのが、「見守る」っていうより、「見張る」みたいになっていました。

 

なんたってウチの長男、やんちゃ坊主極まりない子どもだったので。

近所の目、ママ友の目、気にしていましたね。

 

今なら「なんて元気いっぱいな男の子なんでしょ」と、ママ友なんて誰ひとりいなくたっていい、野放しに出来る公園に連れてって、へとへとになるまで遊ばせると思いますが。

 

そう。第一子を出産して公園デビュー直後の私ときたら、

 

  • よその子にそそうのないように
  • よその子に迷惑がかからないように
  • よその子と仲良く遊べるように

 

って。

 

これじゃあ全然楽しくないですよね、見張られる息子も、見張ってる私も。

 

元々、飲んで歌って踊ってという「自由」が好きな私にとっては、そうやって視線を気にせざるを得ない公園は修行でしかなかった。

 

まぁ今思えば、自分が決めた勝手なルールに翻弄されていただけだというのもよくわかるんですが、当時はね、必死でしたから。

 

そうやって自分を縛り上げていると、出逢うママ出逢うママ、独身時代には絶対付き合わないであろうタイプのオンパレード。こういうのも、「自分をそのまま受け容れてないから起こりやすいんだ」って今ならわかります。

 

ただ、当時、思い切りオトナと話したいと思っていた私だったのは事実で。自分と気の合うママ友、いないかなって思って公園に出かけていたけど、なかなかいないものでした。

 

公園に出かけて、子どもは楽しく遊んでいましたが、私は公園に行くとくたびれて帰ってきていたように思います。だってもう、話が合わない人と話すことほど苦痛なものはないですもの。

 

人の話に合わせて話すのも面倒だし、我がまま娘が結婚出産したからってそう簡単に変わるものでもないので、長男が2歳くらいまでの公園はちょっとあんまり良い印象ないですね。

 

 

公園が疲れる

 

公園デビューしてから、子どもより先に寝落ちしていた自分に気づきます。

もう夜の8時になるとベッドへGoしちゃいます。

身体じゃなくて、精神的に疲れちゃっていたように思います。

 

長男が1歳半の頃、ふたり目を妊娠したのですが、妊娠初期に長男の動きの速度がアップしたもので、公園に行ってもママ友と話しているヒマはなくなりました。

 

じさまが買い与えた補助付き自転車を、ペダルを回転させずにこぐ長男を追いかける妊婦。

ウチの長男は三輪車時代がありません。

 

そんなちょろすけの長男を育てつつ、公園での顔見知りも増えて行きます。

 

ママ友は「数打ちゃ当たる!」じゃないけれど、浅く広くが最初はおススメです。

 

ご挨拶のみの方から、ちょっと近くのスーパーまでご一緒する方まで、ちょっとずつちょっとずつです。

 

いきなりおうちに行ったり、おうちに呼んだりされる方もいらっしゃるかもしれませんが、私は人生において「自分が疲れない」に重きを置いていますので、そういうのはもう少し後になります。

 

そうやってお付き合いをレベルの初歩のところから進めていくと、いつしか気の合うママという方もいらっしゃる。私、その方とは「百万円クイズハンター」にふたりで出場して優勝しましたから。最後のボックスチャレンジでもフラダンサーが出て、2家族でハワイに行ったりもしました。

 

ただ、残念なことに、ウチもあちらも離婚してしまいましたが。

 

話が逸れましたね。

ですので、ひとりやふたり、気の合わない人と遭遇しても諦めたらいけません。

 

「あ、この感じいいな」って思うまで、浅く広くを続けてくださいね。

 

この辺り、婚活と似てるのかもしれませんね。

 

でもね、だからこそ、すべてのママ友と深く付き合わなくていいんです。

婚活だって、結果、ひとりの人と深く付き合うことになるでしょう?

 

まぁママ友とは婚約者レベルの深い付き合いはないですけど、基準としては「一緒にいて疲れない」など、自分が大事にしているものをクリアするかどうかは持っていた方が良いでしょう。

 

教訓としては、疲れそうならスッと離れること。

わかるでしょ?疲れそうな人って、自分にとってどんな人か。

そういう感覚がわからないと、面倒に巻き込まれやすいです。

 

 

自分にとって疲れる人、疲れない人

 

あなたが一緒にいて疲れる人、それは紙に書かなくてもわかるでしょう(笑)。

 

それを知っているのは、あなたの感覚です。

 

私の場合、「話題を探さないとならない人」は、未だに疲れる人の部類に分類されてしまいます。話題を探さなくても話せる人は疲れない。一緒にいて黙っていても平気な人は、話題を探す必要がない人なのでえ、それも疲れる人にはなりません。

 

「話題を探さないとならない」というそれは、変に気を遣ってしまう相手ということでもあります。

 

  • こうしなければいけない
  • こうあるべき
  • こうするべき
  • これはしてはいけない

 

そういった制限のある人とのお付き合いはしんどいものです。

公園て、そういう見極めをする場です。

 

結婚しても

ママになっても

あなたはいつだってあなた。

自由なんです。

 

 

あなたの常識は、あのママの常識と違う

 

そんなのを思い知ったのもママ友からです。

 

  • 公園おやつを食べさせるママ(手も洗わせない)
  • 自分の子のことばかり話すママ
  • 歩道を歩く時子どもを車道側にして手をつなぐママ
  • おもちゃを壊しても平然としているママ

 

げ。想い出したらイライラしてきました(笑)。

 

いや、こんなのはそのママの勝手だけど、ゆくゆく子どもを預け合ったりはできないでしょう?

このママに、うちの子預けられるか?

このママの子を、私が預かれるか?

そういうこと考えちゃうんですよ。

 

そういう価値観の相違が、もうホント、あからさまになるのが子育てだと感じます。

もっとある。

 

  • 子連れでレストランに行って、子どもが走り回っても注意しないママ
  • レストランでお店の人に聞く前に離乳食のビン詰めやおやつを出して子どもに与えるママ

一度お店の人に聞け!と思う。

 

  • 出たゴミをお店にそのまま置いていくママ
  • 電車で出かけたら靴はいたまま、窓側に立ひざさせて外の景色を見せるママ

 

隣の人のズボンやスカートに子どもの靴が当たっても「あ、ごめんなさい」って言うのはいいけど、はじめから脱がせとけ!と思うわけで。

 

  • 揺れてる車内で子どもをうろうろさせるママ

 

電車内では一旦縛っとけ!と思う

 

うるさいですか?

細かいですか?

子どもが動き回るのも、人さまに迷惑かけて成長するのもわかっていますよ。

 

だけどこれって、親の手抜きでしょう?

今の時代だったら、スマホ触ってる前に子どもをちゃんと見とけ!って思うんですよね。

 

  • 狭いスーパーの通路を当たり前のようにごっついベビーカーを並列にして話しながら進んでくるママたち
  • 武装したママチャリで並んで歩道を走行してくるママたち

 

自分の子にどうやってしつけるねん?って思っちゃう。

 

 

いや、愚痴が書きたいわけじゃないんです。

 

ただ、自分がこういう違う価値観の人といると、くたびれちゃうんですよ、特に子どもを育てている間は。

 

なので自分の常識というものが、ママ友界隈では「ことごとく覆されることもある」と予め知っておくこと。

 

そして、違和感を感じたなら距離感は絶対に必要です。

ママ友は、その人ひとりだけじゃないんだから。

 

改めて、今日のメッセージ

 

子育:「常識が通じない」ママ友との距離感を保て!

 

はぁ~、30年前の愚痴記事みたいになっちゃったけど、相当すっきりした(笑)。

子育て中のお母さんからのご相談もお受けしています。初回カウンセリングでお話ししてみませんか。

 


 

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