先の見えない関係なのに終わらせられません
彼と私って付き合って3年経つけど、結婚の話が出るわけじゃない。付き合っているとはいえ、恋人同士っていう感じでもない。私自身「結婚そのもの」はしたいけどこの人じゃないなって心のどこかで思っていて。
もくじ
先の見えない関係なのに終わらせられません
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、このまま付き合っていても将来性ないよなと気づいてしまっているあなたへメッセージです。
- この人と付き合い続けても、未来はない・・・
- 私は彼を愛しているけれど、彼は私のことなんて真剣に想ってくれているわけじゃない・・・
- 彼の心に私はいないけど、この繋がりを自分から切ることが出来ない・・・
など、わかっているけどダメ、そうできない・・・という悩みを抱えている人にとっての未来は闇の中。それだけでなく、現在が既に闇の中だということに気づいているでしょうか。
- 不毛な恋愛
- 実りのない恋愛
- 進歩しない恋愛
も、そうですが
- 不毛な結婚生活
- 実りのない結婚生活
- 進歩しない結婚生活
も、もちろん同じです。
このまま進んでも・・・とわかっているのに、本心は「終わらせたほうがいい」と気づいているのに、断ち切れない気持ちを断ち切るにはどうしたらいいのでしょう。断ち切った先にあるものを取りに行きたいあなたに伝えたいことがあります。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。
終わらせられないたった1つの理由
この理由はもう、本当に簡単なことです。
単純に「さびしい」だけなんです。
情があるとかなんとか、自分が相手に注いでいる気持ちかのように言いたくなる気持ちもわからなくないですが、終わらせたあとの抜け殻のような自分になることが怖い・・・ただそれだけのことです。
ということは、それって「寂しさに負けそうな弱いあなた」ということなのですが、ある意味「強いあなた」でもあるのです。
このまましがみついていても明るい未来なんてこないと分かっているのに、その状況に身を置くことを選ぶくらい強いんですよ。
こんな不毛な恋愛から離れて、手放して、新しい環境に飛び込んでいくことの方が、100倍Happyになれる可能性が高いのに、まだまだ苦境に自分を味わわせることを選ぶあなたは「強い」と言わざるを得ません。
強くて弱いあなたが、その強さを自分の生き方に使って、その弱さを自分を癒すことでしなやかさに変えることができたら、あなたの運命はもっと早くあなたに別のHappyをもたらしてくれるかもしれません。
先の見えない相手を選んだのはあなた。
となれば、先の見えない相手を辞めることが出来るのもあなただけ、です。
そして、あなたの人生を選び直すことが出来るのは、あなた以外いません。
終わらせると訪れるもの
先程、終わらせられない理由は「さびしいから」とお伝えしました。
確かにその「さびしさ」は訪れるでしょう。
でも、訪れるのは「さびしさ」だけではありません。
もっと大きな、もっとあたたかい、もっと広くてもっとワクワクするような「未来」が訪れるのです。
ただ、「さびしさ」だけに拘っている人には、その未来がすぐに訪れることはないでしょう。
それは未来に進んでいるようで、過去に生きているからです。
折角手放した恋なのに、心は手放す前の状況にしがみつき、けして目の前にあるものを見ようとしないからです。
別れるって一瞬です。
でも、寂しさは永遠ではありません。
寂しさを永遠のように感じているのだとしたら、それは別れる瞬間にうずくまり立ち止まったままいるからです。
別れた瞬間は一瞬。
それから時計の針はまた動き始めます。
動き始めているのに、別れた瞬間にいるのだとしたら、それは「時に取り残されている人」です。
私のところには、失恋してボロボロになったご相談者さまや、離婚で深く傷ついたご相談者さまもいらっしゃるのですが、「ツラい恋を続行中」の方もいらっしゃいます。
それは例えば、不倫だったり片想いだったり、付き合っているけれど傷つけられてばかりだったり、それはそれは苦しい気持ちを抱えていらっしゃいます。
多くは、相手への愛情というよりもむしろ、足にまとわりつくような執着になっていることが多いもので、ご本人も半分くらいはわかっているという状況です。
それでも、失ったあとの寂しさを自分で受けとめることができず、ただただ終わらせずになんとかつなぎとめているような関係です。
私と一緒にセッションをして心を打ち明け、解いていくと、彼への愛情だと思っていたものが、本当は歪んだ情愛や嫉妬、執念、憎悪、嫌悪感だったりすることがよくあります。
そうして、ひとりでは切れなかった想いにケリをつけ、清々しい表情でトビラを開ける準備をしていかれます。
別れて良かった
やっと「さよなら」が言えた
このまま何年も片想いでいるのはイヤだったから決着がついてよかった
そして、彼女たちは「ひとりじゃ絶対無理だった」「たぶんひとりじゃツラすぎた」と仰います。「のりぴさんが私のドロドロした気持ちを全部受けとめてくれたから、私、頑張れた気がする」と仰る方もいます。
それくらい、ひとりで断ち切るって勇気が要ることなのです。
先を見ないようにしてしまう人
見ないフリをして、なんとか「付き合っている風情」のままやり過ごしたいという人がいますが、気持ちはわからなくもないです。私もそうやって「終わりかけている恋」「もうたぶん別れた方がいいんじゃないかという恋」の終点を引き延ばした経験がありますから。
だけどね、それって無意味とは言わないまでも、本当にあなたが出逢うべき人と出逢うタイミングをさらに後ろ倒しにしているに過ぎないんですね。
いえ、一旦終わらせた「終わりかけている恋」「もうたぶん別れた方がいいんじゃないかという恋」があったからこそ、復活愛や復縁に進む場合ももちろんあるのですが、それだって、一旦終わらせるからこそやってくる未来です。
ぐずぐずくすぶり続けていると、やり直せるタイミングをもやっぱり後ろ倒しにしちゃっているっていうことなんですよ。
だから先を見ないようにしている人は、自ら大きな損失を生み出していることに気づいてください。
終わらせてやってくるのは寂しさ。これは免れません。
でも、その後にやってくるのは「良いこと」ばかりだということ。
けして今のくすぶりを続けていては見ることができない景色ばかりだということ。
失恋した人も、離婚した人も、胸を張りましょう。
あなたの未来に明るいものがやってくるのを、自分から打ち消してしまうことのないように、心の燃え残りはしっかり消火してあげましょう。
「あの時、勇気を出して一歩踏み出して良かった」
そう思える時って、誰にも必ずあると思うから。
stand.fm音声配信|先の見えない関係なのに終わらせられません
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
先の見えない関係なのに終わらせられません
いつでも自分が選んでいるということを忘れないでくださいね。先の見えない・・・と理解したのなら、それを手放すことも、それを握りしめるということも、選ぶのはあなた。選べるのはあなただけです。そして未来の扉を開けるのもあなただけ。一歩進みたい!というあなたはご相談ください。