もっと好かれる自分になりたいと思っているあなたへ
ある30代女性のつぶやき。なんかあんまり人に好かれている感じがしないんです。何か集まりがあっても声掛けてもらえることが殆どないし、グループで食事していても誰も話しかけて来ないんですよね。
もくじ
もっと好かれる自分になりたいと思っているあなたへ
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、嫌われるのはイヤ!もっと好かれたい、というあなたへメッセージです。
- 時々集まりがあっても話しかけられることがない。
- 人から誘われることが殆どない。
- いつも放っておかれてしまう。
こういうことで悩んでしまうと、一気に暗い気持ちになると思うんです。
- あぁ私はそんなに重要な存在だと思われていないんだ
- いてもいなくてもどっちでもいいんだ
- なんだか皆が私を避けてる気がする
なんて、どんどんよくないことを考えてしまったり。
こんなふうに「もっと好かれる自分になりたい」と思っている人は、その「好かれる」の尺度を、「誘われること」「声を掛けられること」「必要だと思われていること」等と、心の底で感じているように思います。
そしてそれって、究極「周りに大切に扱われたい」ということなのではないでしょうか。
周りに大切に扱われること=好かれる自分であること
もしそう思っているとしたら、いったいどうしたらそうなれるのでしょう。
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
好かれる人、嫌われる人
好かれる人と嫌われる人って、表裏一体なところがあるので一概には言えません。
人の価値観はそれぞれ異なりますよね。
ということは、Aさんの好きな人=Bさんの好きな人とはならないのです。
ちょっと例を挙げてみますね。
あるCさんという30代の女性がいます。彼女はこんな女性です。
- 明るくて気さく
- よく気がつく
- 丁寧な所作
- メイクは薄っすら
- 体型は中肉中背
このCさんについて、Aさん(40代男性)とBさん(30代女性)の評価が真逆なんてことはよくあることです。
Aさん(40代男性)はCさんのことをこんな風に言っています
Cさんて本当に天真爛漫で、誰とでもすぐ打ち解けられる人。周りのこともよく見ているし、状況対応能力がスゴイ。仕事は丁寧にこなすし、ケバケバしいところはないし、申し分ない感じ。お嫁さんにしたいと思っている男性社員多いんじゃないかなぁ。
一方、Bさん(30代女性)はCさんについてこんなことを言っています。
Cさんはちょっと能天気なところがあって調子がいいですよね。仕事は確かに丁寧だけどちょっと細かいし、実は時々鬱陶しいなって感じることもあるんです。もう30代も半ばになるのに、午後ファンデが脂浮きしても直さないし、そのままでもまだイケてると思ってるんでしょうか。とんだ勘違い女だって私思うんですよね。
単にCさんが男受けする女性というわけでもないのですが、こんなふうに全然違う受け取り方をされてしまうなんてこと、本当によくあるのですよ。
例えば
- 明るい=うるさい…明るくて元気な人が、うるさくて騒々しい人だと思われることはよくあります
- 暗い=物静か…暗い人を「物静か」と感じとることもあります
- 丁寧=どん臭い…ゆっくり几帳面に物事を進める人のことを、どん臭いと捉える人もいます
- 仕事が早い=仕事が雑…テキパキした人のことを大雑把だと感じる人もいます
- 奥ゆかしい=のろま…遠慮がち・控えめな人のことを、自分の意見を言わないのろまな人だと捉える人もいます
そう。ここまでくるとちょっと見えてきませんか。
好かれる人、嫌われる人って、紙一重だと言うことが。
肝心な人に嫌われてしまう
人の目線を気にして、好かれたいという想いを強く持つと、肝心な人にどんどん嫌われていってしまいます。
これはよくお伝えしていることでもあるのですが、それは他でもない「自分自身」です。
あなたが人に好かれようとすればするほど、あなた自身があなたを嫌いになっていってしまうのです。
なぜなら、本来のあなたを封印して「人に寄せて」いるからです。
そして、あなたが自分を封印して「誰にでも好かれたい」と思うことは、もうひとつ危険をはらんでいます。
それは何かと言うと、あなた自身が「こんなに周りの目を気にしている自分はイヤだな」と思いながら、周囲に寄せて合わせていこうとすることで、ますます「あぁ周りに合わせている自分って本当にイヤだな」と思えるような人が周りに集まってきてしまうからです。
どういうことかというと・・・こういう人たちがあなたのまわりに集まってきてしまうのです。
あなたを利用する人
あなたにつけこむ人
あなたを困らせる人
あなたを利用する人は、あなたの「好かれたい」「人目を気にする」という弱みを利用しています。
あなたにつけこむ人は、あなたの「人の好さ」につけ込んでいます。あなたが人から嫌われない・見捨てられないためにまとっている人の好さに、です。
あなたを困らせる人は、あなたの自由を奪います。あなたを悩んだり困らせたりすることで、あなたの「人の役に立ちたい」という想いを悪用しています。
こういう人が周りに集まってきてしまう前に、自分を大切にすることってとっても大切なんです。
でも、気づく前にこういう人が周りに集まってきてしまったのなら、まずは気づくところからです。
自分に無理をさせていないか
自分が自分を大切にしていない状態ではないか
あなたがわざわざ自分が疲弊するような人に対応しているような状態なのだとしたら、この2点を改めて確認してみてください。
自分を大切にしている人は、自分を大切にしない人を身近に置きません。
好かれる自分はこうつくる
他人から見て自分がどうであるか?という問題は、両面あるというふうにお伝えしました。
だとしたら、100%良い人を装っても、真逆の受け取り方をする人がいるということです。
ということは、相手目線の自分をつくっていては、いつまで経っても自分を大切にしていることにはなりません。
人それぞれ、与えられた命があってその命を燃やしながら人生を歩いています。
良い面も良くない面も持ちながら、時に「相性が合う」と感じ、「相性が合わない」と感じ、くっついたり離れたりしながら生きています。
誰も彼も完全一致で「自分に合う人」になることは、まずないと言うことです。
それでも、「ある部分では自分と合う・・・」という人はいます。
それは例えば、好きな音楽だったり、好きな趣味だったり、テレビ番組だったり、旅行先だったり。お料理だったり色だったり。
これらはすべて「感性」と呼ばれるものです。
感性はさまざまありますよね。五感といわれるように、触覚や嗅覚、視覚や味覚、聴覚。体感覚すべてそれぞれ、自分の心地よさって異なると思うんです。
全部を完全合致する人っていないんじゃないかなって思うんですけど、その一部でも「いいな」と感じるものがあれば相当ラッキーな遭遇だと思うんですよね。
好かれることばかりを気にしていると、そういう感性が衰えていってしまいます。自分が自分を大切な存在だとハッキリ腑に落として認識することが、まずは第一かなと思うのですが、それはつまり「自分の感性」を大切にすることに通じます。
好かれる自分になりたい人は、待ちの姿勢でいることが多くて、声をかけたり誘ったりということにも消極的ではないでしょうか。
これは、自分の感性に気づいていないから、待ちの姿勢になるのです。
自分の感性がハッキリ明瞭であれば、自分の感性で「自分に合う人」をサーチ出来るようになりますし、「誰でも良いわけではない」ということにも気づくはずですね。
なので、「好かれたい」と思っている人は、まず自分自身に好かれる自分になること。そのために自分の感性を大切に育むことです。周りの目ばかり気にしている人は、そうしなければ生きて来れなかった経験があることも多いものです。
小さい頃に制限をかけてしまうと、大人になってもその制限が外れずに苦しい気持ちになることって本当によくあります。もしそうだとしたら、その制限が何なのかを知って、しっかり癒してあげるところから始めてあげると、自分の感性が元気によみがえってきますよ。
stand.fm音声配信|もっと好かれる自分になりたいと思っているあなたへ
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
もっと好かれる自分になりたいと思っているあなたへ
人目が気になる、人に好かれたいと悩んで、ますます人に嫌われてしまっているような気がする、、、というあなたは一度ご相談ください。