遠距離恋愛に耐え切れず同棲して4年。結婚願望の強い私とそうでもない彼。このまま時間ばかり経つなんてイヤ。どうしたらいいんだろう。どうしたら結婚出来るんだろう。

結婚の話をすると気が重そうな彼

正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ、結婚したいのに彼がはっきりしてくれない、というあなたへメッセージです。

 

付き合い始めた頃から結婚を意識していた彼女。

付き合いを楽しみたい彼氏。

同棲して4年経ったけれど、結婚する気配を感じられない彼女はだんだん焦ってきました。

 

今となっては

早く結婚したい彼女。

結婚のことはまだ考えていない彼氏。

 

彼女はイライラして来ます。

そんなイライラした彼女を感じて、彼もイライラして来ます。

 

この恋は

この結婚は

どうなるのでしょう。

 

ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。

彼の結婚観、あなたの結婚観

結婚したいあなたと、（まだ）結婚したくない彼。

この時点で、彼とあなたの結婚観は違っています。

 

結婚観というか、結婚のタイミングですね。

彼からすれば「結婚」ということさえも、まだ未来予想図にない状態なのかもしれません。

 

そんな状態で彼女が「結婚結婚」と急かしてみても、それはふたりが望む結婚のスタイルにはならないように思いませんか。

 

そう。

客観的にみればわかること。

 

ただ、自分ごととなると焦りが勝ってしまうのです。

 

さて、ではどうして焦ってしまうのでしょう。

なぜ、同棲していていつも一緒にいるのに、結婚というカタチに囚われてしまうのでしょう。

 

それは、「愛されている実感が感じられない」というところにあります。

 

少なくとも彼女にとっては、「君しかいない」という愛情表現として「プロポーズされること」こそが、彼の最大の愛情表現だと思っているのでしょう。

 

それにそぐわないことは、彼の愛とは感じられない、彼の愛として受け容れられないと、無意識に思っているのかもしれません。

 

だとすると、ちょっと彼は憐れになってしまいます。

 

彼が同棲している日々の中で、彼女に注いでいる愛情が、ないものにされてしまっているように感じているかもしれないからです。

 

そんな状況で、結婚したい彼女を間近に感じて、結婚を考えていない彼はどう感じているのでしょう。

同棲解消してみる？

注いでも注いでも、自分の愛情として受け容れてくれない彼女を目の当たりにして、「結婚への道すじに繋がるプロポーズのみが愛情」と捉えているふうに見えていたら？

 

日常の愛をないものにしている人に、果たしてプロポーズしたいという気持ちに彼はなるでしょうか。

 

彼にだって事情はあるでしょう。

いろんなタイミングを自分で推し量っている最中かもしれません。

自分と結婚したがっている彼女を待たせていることに罪悪感を感じているかもしれません。

 

でも、あまりにも一方的に「結婚」ということだけを望む彼女に対して、重さとツラさを感じるばかりになると、逃げたくなるなんてこともあるかもしれないのです。

 

その結果、するつもりもなかった浮気をしてしまったり、別の出逢いを求めたり、要するに「彼女から逃げる」という行動に出始めてしまうこともあるのです。

 

焦らせると逃げたくなる

早くしなさいと言われるとやる気がなくなる

昔、宿題を急かされた小学生時代を想い出してみてください。

 

人に言われたら一気に意欲が消滅してしまったあの頃を。

 

恋愛も同じですよ。

 

今、同棲しているこの二人は、一度離れてみるというトライも必要なタイミングに来ているのかもしれません。

 

何より、お互いがお互いを本当に必要と思っているのか。大切に感じているのか。

 

彼女は彼のことを「自分と結婚してくれる相手」としてしか見ていないのではないか。

彼は彼女のことを「いつまでも待っていてくれる相手」としか見ていないのではないか。

 

お互いが相手への認識を少しずつでも改めない限り、この二人の心は平行線のように感じるのです。

確認してみて

お互いが本当にお互いを大切に想い、必要としているのか。

これがわからなければ、たとえ結婚したとしてもうまくいきません。

 

また同じようなことに悩み、同じようなことに苦しむだけです。

 

結婚はゴールではなくて、あくまでスタート。

 

結婚したからといってすべての免罪符にはならないし、彼の愛情を一生分ゲットしたということにもなりません。

 

結婚って瞬間ではなくて、継続する愛のかたちです。

その愛のかたちは、細胞分裂をしてふたりでどんどん変化させていくものです。

 

どちらか一方が頑張り過ぎても

どちらか一方が投げやりになっても

うまくいくものではないのです。

 

焦る気持ちが生まれた時は、ある意味、ふたりの関係を見直す良い機会です。

 

ホンモノなら一度離れてもまた愛情を紡ぐタイミングが訪れます。

 

私も、現在再婚している夫とは、恋愛時代一度別れています。

 

ずるずるとモヤモヤを抱えたままお付き合いを続けることも、勢いで無理くり結婚に繋げることも、この場合は幸せになるとは思えません。

 

勇気を出して自分のためにも一歩踏み出すことが幸せの早道のように感じます。

stand.fm音声配信｜結婚の話をすると気が重そうな彼

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

結婚の話をすると気が重そうな彼