彼が20歳年上、彼女が10歳年下。お付き合いはまぁいいとして、結婚となるとどうなんだろう？

ぶっちゃけ歳の差婚ってどうよ

正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ、パートナーのことは大好き！だけど世間の視線や将来のことを考えるとね、というあなたへメッセージです。

 

年の差婚、果たして何歳差からが歳の差婚になるのでしょう。

ちょっとググってみると、10歳前後の年齢差があると「歳の差婚」となるようです。

 

10歳年上

10歳年下

 

小学校であれば一度も被ることのない年齢差です。

 

確かに「歳の差」を感じますね。

 

かくいう私と再婚した旦那さんは8学年差で、私の誕生日から旦那さんの誕生日が来るまでは9歳差なので、まぁまぁ年の差婚になるのかなと思うんですけど。

 

この歳の差婚をするにあたり、やたら「覚悟」を持とうとする人がいたりするようなので、ちょっと今日は年の差婚についてお伝えしたいと思います。

 

ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。

歳の差が気になる理由

年齢差って生涯縮まることはありません。当たり前ですけど(笑)。

 

さて、年の差婚が気になってしまう人はどんな部分に「ためらい」を感じてしまうのでしょう。

 

• 話が合わないかも
• 昔見たテレビ番組や好きな歌が違って話題に困りそう
• 相手の健康や老後が心配
• 価値観の相違が大きそう

などなど、その他にもありそうですが、一番大きい問題としては「相手の老い」に関してなのではないでしょうか。

 

相手が老いることで起こる健康問題や夫婦生活、介護の問題、仕事等、実際にこれらがネックになって結婚に対して二の足を踏んでしまう人もいらっしゃいます。

 

15歳年上の彼と結婚の話が出ている30代女性の弓香さん（仮名）は、話や価値観も合うし、年齢差を感じさせないほど若々しい彼と「今」一緒にいる分には、なんの不満も不安もありません。

 

だけど・・・

 

あと10年、20年と経った時どうなんだろう？

 

と不安になってしまうのです。

 

彼の健康、彼のご両親のこと、彼との暮らし、彼の老い・・・

愛の濃さ

結婚したい！

この人と一緒にいたい！

という気持ちだけでどうも突っ走ることができないのは、この彼との年齢差によるものに違いない。

 

弓香さんは思います。

 

彼はバツイチで子どももいるし、今私との間に子どもが出来ても成人する頃には・・・だから彼との子どもは要らない・・・

 

私が今の彼の年齢になる頃、彼は還暦をこえて老いていくんだ・・・今はシャンとしているけどボケたりしたらどうしよう・・・

 

彼が年上ということは当然ご両親も私の親よりも年上だろうな・・・彼のご両親の介護問題、私できるかな・・・

 

次から次へと、彼の年齢が年上であることのデメリットしか浮かんでこなくなってきてしまいました。

 

実は愛情の深さや濃さというものは、こういう不安要素が生まれた時に知ることができます。

 

あ、弓香さんの彼への愛情が浅く薄いというわけではありませんよ。

 

弓香さんが彼を愛しているからこそ、こんなふうに悩むのですから。

 

だけど、弓香さんはやっぱりちょっとひとりでガンバリすぎなのです。

 

15歳年上の彼に、日頃は甘えたりも出来ているのでしょうが、肝心なところは甘えられずにいるように感じます。

縮まらない年齢差を超えるもの

老いに関する問題は、15歳年上でなくてもやってきます。

結婚相手が同じ年であろうと年下であろうとやってくるんです。

 

老いの問題の確率が上がるじゃないかって思うかもしれませんが、ちょっとここであんまり参考にはならないかもしれない身内の話をします。

 

私の93歳になる父親は、未だに毎日10000歩歩きます。そして、父は65歳を過ぎてから100名山を２周登っています。

 

普通の公務員で定年まで働き上げ、定年退職後は70歳まで別の仕事もこなしてきました。

 

2024年時点で93歳ですが、LINEも使いこなしますし年賀状はパソコンで作成して印刷して送ってきます。

 

自慢がしたいわけではなくて、何が言いたいかというと、老いの問題は本人の努力次第でどうにでもなることもある、ということです。

 

一方、私の母92歳は、膝が痛い、巻き爪が痛いと歩くこともあまりままなりません。緑内障で外を歩く時は杖をつきます。一日中、殆ど椅子に座ってテレビを観ています。

 

ただ、身体のあちこちに不具合が出ている母も、ボケていないことと食事の準備片付けをひとりで出来ることはスゴイなぁと感じています。

 

私の老いた両親の話で恐縮ですが、1歳差でもこれだけ差があるのです。

 

15歳差だったらもっとじゃない？と思うかもしれないけれど、これそうとも言えないと思うんですよね。

 

というのも、これまた私と旦那さんの話で恐縮なのですが。

 

私と旦那さんは先ほども書いた通り8学年差、一年の半分は9歳差です。

 

でも、彼と結婚したことで、私はいつも身体に気をつけるようになりましたし、最初の結婚していた頃より、離婚してシンママになっていた頃より、今が一番元気で若々しい気がしていますし、実際周りからもそう言われることが多いんです。

 

なので年下の人と結婚するということは、こんなふうに年上側に変化が起こったりもするんです。

 

これはある意味、年上側が同年代と結婚するよりも、意外に大きな起爆剤になるんじゃないかと思うんですよね。

 

ということは、生涯縮まらない年齢差に嘆くより、年上の相手の老化に怯えるより、何よりも自分がその恋愛や結婚を楽しんで、相手の老化を食い止めるような生活を重ねていったら、年齢差なんてさほど怖くならないんですよ。

 

人生は楽しんだもの勝ち。

幸せになった人のひとり勝ちです。

 

で！！

その幸せを感じるのは誰でしょうか。

 

それは他でもないあなた自身です。

あなたが幸せだと感じられる毎日を送れることが最高なこと。

 

そして大切なこと。

 

あなたが幸せだと感じられる毎日に、その年上の彼の存在があるのなら。

その年の差婚、飛び込んでみる価値はあると思いますよ。

stand.fm音声配信｜ぶっちゃけ歳の差婚ってどうよ

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

ぶっちゃけ歳の差婚ってどうよ