正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ、パートナーシップにお悩みのあなたへメッセージです。

夫の不倫からの夫婦再構築がしんどい

私を裏切った夫のこと、許したいと思っても、やっぱりツラいしシンドイんです・・・

子どもがふたりいるアラフォー女性。数年前に夫が不倫をして、夫婦再構築のためにがんばってきたけれど、どうもうまくいきません。

夫の勤務時間が不規則なため、外泊や朝帰宅することが当然の事実としてあるのですが、それに対して妻である女性はツラい気持ちを拭えず「本当に仕事？」と夫を疑って責めてしまいます。また、不倫されていた頃の想いが蘇り、苦しくなって。

生活費は入れてくれているけれど、どこで生活しているかわからない。子どもたちが不安定になっていることを伝えれば、遊びに連れていってくれるけれど、夜にはどこかへ帰っていく。

 

子どもたちはパパが大好きだから、自分の勝手で離婚できない。

いったいどうしたら？

 

それでは、本日の愛のトリセツはじめます。

夫の裏切りが蘇ってしまう

一度傷つけられた心を、元通りにするには少し時間がかかります。夫の不倫による心の傷は、夫への信頼感が取り戻されない限り、なかなか難しいかもしれません。

 

その信頼感も、日常生活の小さな出来事の積み重ねで再構築されていくので、一気に元通りとはなかなかいかないでしょう。

 

夫の裏切りが蘇るとき、この女性が抱く想いがどんなものなのか、そこは結構重要なところに感じます。

 

自己否定につながるような想いであればなおさら、立ち直るにも時間がかかります。

 

• 私がダメだから夫は不倫したんだ
• 私より若い女性と不倫したんだ
• 私よりキレイな人と不倫したんだ
• 私が至らないから不倫したんだ

 

などなど、自己否定の要素ってたくさんありますが、でも、旦那さんが不倫したことと、あなたの存在価値はベツモノ。相手の女性と自分を比較するのもナンセンスです。

 

まずは自己否定から抜け出すことです。

 

たぶん、思い切りプライドが傷ついているのだと思うのです。そしてこの「プライドの傷つき」が、「旦那さんへの執着」に変わり、責めるという行為をもって、振り向かせるための策と化します。

 

「執着」も「責める」も、自分の不安から生まれる想いなのでうまくいきません。純度が低いのです。

夫を責め続けてしまい、別居に…

結果、責められた夫は居場所がなくなり、居心地の良さを他所に求めるようになります。

その場所が、不倫相手なのか別の女性なのか、別の何かなのかはわかりませんが、つまりはあなた以外の場所に癒しを求めるようになります。

 

家庭はもっとも癒される場所

それは旦那さんに限らず、妻も子どももみんな同じです。

 

• いつミサイルに当たるかわからない場所
• いつ壁から攻撃されるかわからない寝床
• どこに爆弾が仕込まれているかわからないリビング

 

休まりません。

 

かといって、あなたがいつまでも自分を否定し、子どもたちのためにも離婚だけは避けなきゃ、と躍起になっていても解決はしません。

子どもたちのためにも離婚回避したいのに

まず、「子どもたちのために離婚をしない」という考え方はやめましょう。

これはつまり「子どもたちのために再婚しなきゃ」という考え方に通じます。

 

再婚は子どもたちのためにするものではありません。

離婚もまた子どもたちのためにするものではありません。

 

結婚はオトナの男女がお互いを大切に慈しみながら、ひとつの家庭を安全に築いていく日常で、その結果、子どもができることもあるし、できないこともあります。子どもが小さいうちに、夫婦片方または両方が亡くなってしまうことだってあります。

 

子どものために親の生死が避けられないことだってあるのです。

 

じゃあ、片親や両方の親がいない子どもは、生涯不幸なのか？と言ったら、そんなことはまったくありません。その子どもの人生は誰にも劣らず平等に輝かしいものです。

 

夫婦再構築はひとことでうまくいく秘訣を語ることはできませんが、子どものためと言いながら、自分のプライドを取り戻そうとしている限りはうまくいきません。一番要らないもの、それがプライドです。

stand.fm音声配信｜夫の不倫からの夫婦再構築がしんどい

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

夫の不倫からの夫婦再構築がしんどい