その恋、自分を苦しめてない?
恋をして幸せいっぱいのはずが、どこか表情が暗くなってしまうのは、その恋愛にちょっと納得いっていない部分があるのでしょう。本当は望んでいないお付き合いのカタチなのかもしれないし、もっとこうしたいという本心があるのかもしれません。
もくじ
その恋、自分を苦しめてない?
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、幸せとはかけ離れた恋愛をしているあなたへメッセージです。
友だちの恋バナのように、嬉しい出来事やワクワクするようなサプライズもない。
一応、お付き合いしている彼はいるけど、正直、電話や会うことが面倒臭くなってしまうこともある。
という、自分自身がもはや「恋」とは呼べない状況の場合、当然「苦しい恋」ですよね。時間の無駄ですし。
一方、嫌われたくなくて、自分のしたいことや言いたいことを飲み込みまくって、フラストレーションが溜まってしまい、会うことがだんだん苦痛になってしまう人もいます。
好きなんだけど、ツラい。
好き過ぎて、苦しい。
楽しいはずの恋愛が、逆に重荷になってしまっているとしたら、楽しくないばかりかやめたくなってしまうでしょう。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。
「疲れてしまう、楽しくない恋」の原因
やっと彼ができたのに、なんだか楽しくないんです。
そう思いながら、ズルズルとお付き合いを続けてしまうある30代女性は、3ヶ月・半年・1年とお付き合いを続けた結果「やっぱりダメだー」となって別れてしまう、ということをもう3回も繰り返していました。
これ、やり続けていると、無駄に時間ばかり経ってしまいます。
そもそもこの女性は「いずれ恋人になる人とは結婚もしたい」という目的を持っていますから、自分でも「ダメだと感じたらもっと早く見切りを付けなきゃいけない」とも思っているんですね。
だけど、お付き合いを断ることができません。
お付き合いを辞めたい理由としてふたつありました。
ひとつは、「疲れてしまう」というもの。
- 相手に慣れない
- 会っていると緊張する
- 帰ってくるとどっと疲れてしまう
- 気が休まらない
もうひとつは、「楽しくない」というもの。
- 会話が弾まない
- ワクワクしない
- ドキドキしない
- 話がつまらない
- 話に興味が持てない
「それ、恋じゃないやん。もう別れたら?」というような理由が挙がってきますが、本人は大真面目なのです。
こういった恋愛をしてしまう原因は、恋をしたい気持ちが曇っているから、です。
何か乗りたくない電車に乗っかっているような。
このまま乗り続けたら自分の行きたくないところに着いちゃうような。
でも、友だちはみんな乗ってるから、私も「何かに乗っていなければいけないんじゃないか」という錯覚を起こしているのです。
そう、その電車名は「結婚」です。
「自分が出せない窮屈な恋」の原因
最初にお伝えしたいのは、自分が自分でいられないようなお付き合いは恋愛とは言えません。なぜ、男性とお付き合いをするのに「仮面を被る」必要があるのでしょうか。そうまでしてその「結婚」という電車に乗らなければならない意味ってあるのでしょうか。
恋愛を楽しみ、本当の自分を出して、日常がより充実していくことを感じていたら、自然と「私らしさ」という電車に乗ることができます。
すると、乗車中も当然楽しいし、窓から見える風景もワクワクした気持ちで眺めることができます。その状態のまま「結婚」に進んでいったら、何も自分を無理にねじ曲げる必要もないのです。
ですが、電車名「結婚」に乗ろうとする人は、かしこまります。かしこまることで、普段の自分を封印してしまうのです。それがそもそもの間違いなんですよ。
自分が出せない恋の原因は、「普段の自分じゃダメ」「もっと頑張った自分じゃないと結婚できない」「ちゃんとしないと!」という要らない思い込みです。
結婚に限らず、職場でも友人周りでも、もちろん「親子」でも、いつだって本来の自分を出すことが大事。
だけど、自分を出すことを許されないまま生きてきた人にとっては、これが「とってもハードルの高いチャレンジ」となってしまうことがあるのです。
リラックスと愛の満足度のお話
好きな音楽を聴いて
好きなフレーバーの飲みものを飲んで
好きな手触りの服を着て
好きなインテリアに囲まれて
好きな人のそばにいること
これを聞いたとき、どんな感じがしますか。
私にはそんなことをする権利がない
私はそんな贅沢はしちゃいけない
私が選ぶものはセンスがない
などと思いますか?
あ、もしかすると
私には好きなものなんてない
と仰るかもしれませんね。
もしそうなら・・・
あなたは小さい頃、自分の好きなものを好きということを封印してしまったのかもしれません。
もしそうなら・・・
あなたは自分が好きになるものに自信がない状態。
だから、多少居心地が悪くても、緊張感を伴っても、こんな私だからこの程度の恋愛なんだと、自分で自分を見限っているのかもしれません。
だけど、その状態のままでは、恋愛を楽しむどころか、人を好きになることでさえ苦しみを伴ってしまいませんか?
人を好きになることも、いえ、好きなものを好きということも、全部あなたがこの世に生まれた醍醐味を味わうために大切な感情・感覚です。
自分で選ぶことが苦手
自分で決めることに自信がない
そういう傾向があるとしたら、そんな思い込みが心の奥底に潜んでいるのかもしれません。
stand.fm音声配信|その恋、自分を苦しめてない?
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
その恋、自分を苦しめてない?
楽しくない恋なら辞めちゃいなさいと常々言っていますが、その要因となるものがあなたの内側にある場合、それを取り除くことで「恋愛を心から楽しめるように」なります。多くは罪悪感によるものがほとんどです。払拭したい方はご相談くださいね。