彼からLINEが来た！彼から電話が来ない・・・。彼からプレゼントもらった。彼がご馳走してくれない。もう、彼の言動で一喜一憂し過ぎてメンタルやばい。

恋の一喜一憂グセから卒業せよ

正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ、なんでこんなに気分が上がったり下がったりしちゃうの？疲れちゃうよ、となっているあなたへメッセージです。

キモチはわからなくもないです。

LINEが既読にすらならないのは「すぐに読むということもしてもらえないほど、私ってどうでも良い存在なのか」と思って寂しい。

電話が来ないのは「いつも私からばかり電話していて、声を聴きたいって彼が思うことってないのかしら」と思って心がシュンとしちゃう。

 

こういうのって

「私はこうなのに」

「彼はそうじゃないのか」

という部分にフォーカスして凹んでいる状態なんですよね。私もそうだったなぁ、大昔の頃は(笑)。ただそれって、もんのすごく「損な考え方」だと気づいてから、無駄に上がったり下がったりしなくなりましたね。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。

なぜ悲しくなるのか？理由があるの

彼の言動や行動に、落ち込んだり盛り上がったり。付き合って間もないお互いをあまり知らないうちは、恋愛駆け引き要素も相まって、不安になったり安心したり、心が忙しくなることもあると思います。

 

連絡の頻度やタイミングって、本当に人それぞれ違うので、そういうことが不安要因になりやすいと自覚している人は、予め言っておくことも大事ですよね。

 

そういった頻度やタイミングが違うからといって、「この人は合わない」と決めつけてしまうのもちょっと違うと思いますしね。

 

でも、明らかにふたりで決めたルールすら守れないような相手だったら、一喜一憂女子はもはやこういう相手とは付き合えないでしょうね。

 

なぜなら、相手の言動で一喜一憂するだけでなく、束縛気質も垣間見られてしまうからです。

 

束縛しがちな人も、相手の言動で一喜一憂する人も、共通する原因の中には「見捨てられたくない」という不安があるのですが、これがあると本当に恋愛していてツラいことが増えます。

 

恋とは楽しいものとは感じられず、恋とは苦しいもの・我慢するも・ツラいもの・耐えるもの・諦めるもの、となってしまい、何のために恋をしているのか、恋は修行なのかという状態になってしまいます。

 

するとどうなるのか？

 

ブスになります。表情が暗くなるから当然です。

 

でもね、こうなってしまうのには理由があります。あなたが「見捨てられたくない」と強く、または無意識に思ってしまうのにはちゃんと原因があります。

 

私は見捨てられるに値する人間だ、と明確に想っている人もいれば、見捨てられたと感じた過去の無意識の経験によって、自然と防御するクセがついてしまっているのです。

 

そのクセは、悲しみを伴っているようにみえて、実は怒っています。そして、ものすごく恐れを抱いているのです。

 

見捨てられることが悲しい

見捨てられることが怖い

とどこかで感じていませんか？

 

そして、見捨てるなんて！とめちゃくちゃ腹立たしい気持ちを抱いていませんか？

 

それは過去の、小さい頃の記憶と結びついている未完了の想いです。

一喜一憂グセがもたらす別れ

人の顔色が気になったり、人目が気になるクセも同時に持っていることが多い見捨てられ不安。

ちょっとしたことで喜べる人は、小さな幸せを見つける天才ですが、ちょっとしたことで落ち込んでしまう人は、小さな不幸を見つけて自分を悲しみの湖に放り込んでしまうので、浮上するのに時間がかかります。

 

人を信じられない

人に甘えられない

人に頼れない

 

これは、手のひらを返されたり、傷めつけられたり、裏切られたりした経験から、そうならないための予防策です。

 

だから、ちょっとでも信じられることがあれば嬉しい反面、信じられない要素をはらんだ出来事が起きると「やっぱり私は愛されない」「やっぱり私は大事にされない」「やっぱり私は見捨てられるのかも」と、一瞬で不安がパンパンにふくらんでしまいます。

 

これじゃあとっても恋愛を楽しむという状況にはなれないと思います。

 

付き合ってても不安だし、付き合っててもいつか終わってしまうんじゃないかと怖いし、付き合ってても満たされない。

 

そんな想いを抱いたままお付き合いをしていれば、それが叶ってしまう引き寄せの法則によって、やがて別れが来てしまうのは当然です。

嬉しいことにフォーカスすると

一喜一憂する人に、嬉しいことだけにフォーカスせよ、とお伝えしても、最初は難しいかもしれません。ネガティブなことが目につくように生きてきたから。

 

それは「赤いものを探しているといいことがあるよ」と言われた人が、赤いポストや赤い車、赤い看板や赤い服の人をやたら見かけるようになったと感じるように

 

それ以上恐ろしいことが起こらないように・・・と願っている人が「恐ろしいこと」を逆に注目してしまうように、ちょっとした恐ろしいことに、敏感になって生きてきてしまったのです。

 

それでも。

 

自分の感性がすべて周りに並べられているのだという現実を理解できたなら、小さな喜びをボーリングのピンのように並べていく練習が必要です。倒れても倒れても並べて行く作業が大切です。

 

そうすると、その方向を注目するクセがついていきます。人生はあなたのクセで出来ています。要らないクセ、自分を不安に陥れるクセは、何歳からでもいつからでも修正できますよ。

stand.fm音声配信｜恋の一喜一憂グセから卒業せよ

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

恋の一喜一憂グセから卒業せよ