忘れられない人に人生の足どめを食らってるよう
まるで足首に重りが絡まっているように、一歩踏み出そうとしても「おっとっと」とつんのめりそうになってしまう。進みたいけど進めないのではなく、進みたくないと言う方が相応しいかもしれません。
もくじ
忘れられない人に人生の足どめを食らってるよう
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、ココから先は行き止まりと思っているあなたへメッセージです。
誰しも手痛い失恋の一度や二度、経験があるかもしれません。
ですが、その手痛い失恋が思いのほか根深くて。
頭では「もう忘れた」と思っていても、新しい恋の影にいざ踏み込もうとすると、気持ちがシュンと水をかけられた花火のように冷えてしまうことがあります。
これって全然過去の恋、手痛い失恋が癒えていない状態です。
失恋は「頭」で忘れたつもりになっていても、「心」は全然忘れていないので、とっさの判断の場合「心」が優先されてしまいます。
不安や恐れとなって、新しい人が現れても自然とバリアーを張ってしまうことはありませんか?
逆に、たたき売りのように準備が出来ないうちに無謀にも飛び込んでしまうことはないでしょうか。
どちらにしても、あなたが忘れられずにいる人の呪縛が足もとに絡まっている状態です。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。
忘れたら許さん!と言われてる
まるで別れたアノ人に、そう言われているかのように、私は身動きが取れないでいる。
目の前に素敵な人が現れていても、なんのときめきも感じずに通り過ぎているみたい。
呪縛。
そう、元彼の呪いに縛り付けられているような状態です。実際にお付き合いしておらず、ただ片想いを抱いていた場合でも起こりますよね。
心がもうそこに標本のように貼り付けられてしまっているようで、自分ではがすことができません。
いえ、実は、あなたは剝がしたくないのです。
まだ覚えていたいし、まだココロの中に彼に住んでいてほしいのです。
だって、彼への想いを胸に抱いていた頃の自分が、健気で愛おしくて大好きだから。
そんな純粋な気持ちがあることを後ろに追いやって、呪縛だなんて元彼を悪者にしていたら、ますますそこから離れられません。
でも、いいことばかりじゃないはず。
ときに憤りを感じたり、ときに哀しみに打ちひしがれたり、ときに孤独感に底知れぬ恐怖を感じたりもしているはずです。
そういう意味ではやっぱり、彼の目を借りた自分への呪縛を、あなた自身が自分にかけているといっても不思議ではありません。
ということは、「忘れたら許さん!と言われてる」のではなくて、自分が「忘れたら許さん!」と自分に言っているのかもしれないのです。
忘れるってどういうこと?
忘れたいのに忘れられない、ということは、心の奥底では「忘れたくない」のです。
では、忘れるということは、どういうことなのでしょう。
それは、想い出さないこと
こと、恋愛や結婚が終わった「失恋」や「離婚」による傷の場合は、想い出しても苦しくならないことでしょう。
忘れるということ
思い出さないということ
思い出しても苦しくならないこと
そうなるまでには「時間」が必要だと思う人も多いでしょう。実際「時間」が解決してくれることは確かです。
時間が経過すると、そこだけに囚われているわけにはいかなくなる現実が、次から次へとやってくるからです。
でも、時間に任せていると、思いのほか時間がかかってしまうことも多くありませんか?
もう半年経ったのに
もう1年も経つのに
もう3年も過ぎたのに
それでも癒えない気持ちがあって、それでも思い出すと苦しくなるのだとしたら、それはもう「時間」で解決することに期待をかけても、あと何年もかかってしまうのだろうと、俯いてしまうことでしょう。
こういった場合は、想い出と格闘しているのではありません。想い出を現実化して幻とともに生きてしまっているのです。
終ったものを終わったものとして認識できず、過去に生きているようなものです。過去に生きているから、現実を見ることができず、仮に現実を見てもまったく現実味を持てないのです。
忘れたいなら
心の底からお別れをすること、です。
失恋や傷ついた心を引きずっている人たちは、間違いなく「心のお別れ」が出来ていません。
別れたことや失恋したことは理解できていても、心の底では繋がったまま、夢を見ているのです。
いえ、それが幸せな気持ちになるのなら、無理に心のお別れはおすすめしません。
思い出したり、考えたり、感じたりすることで幸福感を感じているのなら、そもそも悩みませんよね。
忘れたい
思い出さない
思い出しても苦しくならない
そこを目指したいなら、心のお別れをすることが一番手っ取り早い方法です。
私のところにやってくる苦しい気持ちを抱えて訪れたアラサー女性、アラフォー女性の皆さんは、忘れたいと言いながら、忘れたくない想いをたくさん抱えていらっしゃるのです。
忘れたくない想いがあるのに、ただ忘れたいという場所を目指しても、苦しみは消えません。
心のお別れのセッションをすると、あらゆる気持ちが癒され昇華され、肩や首のこわばりが晴れるようにスッキリと解放されていきます。
気持ちの去来はあっても、ひとり悶々と時間の経過を待っているより、圧倒的に早く立ち直っていくことができるようです。
stand.fm音声配信|忘れられない人に人生の足どめを食らってるよう
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
忘れられない人に人生の足どめを食らってるよう
もういい加減、アノ人のことは忘れて先に進みたい・・・というあなたは、一度お話をお聞かせください。