旦那を羨んでしまう私のモヤモヤ
家庭の中で、旦那さんは味方のはず。だけど・・・旦那が敵に見えてしまう。人生真面目にやってきて上司からも評価してもらってて、家事も自分磨きもしてきた。でも・・・
もくじ
旦那を羨んでしまう私のモヤモヤ
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、仕事で羽ばたく夫の輝きに対して、惨めな気持ちになってしまうあなたへメッセージです。
とあるアラサー女性。
今まで、家事も仕事も、特に目立たつこともなく、ただただ丁寧に重ねていくことに時間をかけてきた。でも、それが無駄に感じてしまい、どうにも虚しくなってしまって。
旦那のように、自分のやりたいことに熱意を注いで生きていっていたらと、そんなふうに思ってしまう私は、これまで「良い子」で生きてきたように感じます。
終業後に会社の雑務なんかせず
時間をかけた手料理なんか作らず
自分の興味のあることだけを
もっとやればよかった
夫が転職してすごく条件の良い会社に入社。給与も良くなったし、職場の人も良いらしくて。残業もないし、時々ある出張もすごく楽しそう。
私はと言えば、長く勤めているけれど、給与はまぁまぁ。人間関係もまぁまぁだけど、所詮小さな会社勤め。
夫のシゴトが楽しそうなのは良いことなのに、こんなふうに思ってしまう私は心が狭いのでしょう。だけど、こんな惨めな気持ちをどうにかしたくて。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。
惨めな気持ちを持ってしまう理由
旦那さんの仕事でのイキイキっぷりに、自分を照らし合わせてみると、なんて自分は情けないんだろう・・・と、まるで今までの自分のしてきたことを、黒マジックで強く塗りつぶしてしまうような気持ちになって。
キュッキュッキュッと塗りつぶしていくと、旦那さんが仕事で充実感を持っていることに、私はものすごく羨ましさを感じていることに気づいて。
それは、旦那さんの頑張りと自分の頑張りを、あなた自身が天秤にかけ、あなた自身の頑張りを認めていないっていうことでもあるのです。
人の行動を見ていると、自分はなんて情けないのだろう、なんて勉強不足なんだろうって思うことってあると思います。
と同時に、そうできなかった自分には、ちゃんとした理由があったのだとわかっていても、それをせずに「もっと我を通していたらできたはず」と、我を通せなかった自分を悔やんだりもするのです。
そして、これからはもっと自分のやりたいことをやろう!と、したいようにしよう!と、心に誓うのです。
すごくいいことですよね。
そう、あなたを羨ましがらせる人が目の前に現れたってことは、あなたに気づかせてくれているのです。
もっと自由に生きていいんだよ
もっとやりたいことをやっていいんだよ
羨んでしまった自分を責めないで
丁寧に生きてきた自分を蔑まないで
これからはもっとあなたらしく
これからはずっと自分らしく
生きていけばいいんだから。
良い子、出来る子、我慢の子
オトナになって、旦那さんの自由な生き様に、自分の抑圧された心に気づかされ、その抑圧された心のおかげで、行動まで抑圧してきたことにも気づき、悔み、落胆するとき。
それは、「良い子な自分」「出来る子を目指した自分」「我慢すればいいことがあると思っていた自分」から卒業するサインです。
良い子でいると褒めてくれたのは誰ですか?
出来る子でいると褒めてくれたのは誰ですか?
我慢していると褒めてくれたのは誰ですか?
そう、オトナになって旦那さんの自由さによって触発されたようなことも、実は小さい頃の自分の心が刺激されているのです。
小さいあなたが良い子でいると褒めてくれたのは誰ですか?
小さいあなたが出来る子でいると褒めてくれたのは誰ですか?
小さいあなたが我慢していると褒めてくれたのは誰ですか?
でも、本当は良い子でなくても抱きしめてほしかったし、出来る子じゃなくても、我慢できなくても、愛してほしかった。
心の奥にある、そんな思い込みがオトナになってもあなたの自由を押さえつけているのです。
もう良い子でいなくても大丈夫。
もう出来る子じゃなくても大丈夫。
もう我慢しなくても大丈夫。
なぜなら、あなたはオトナになって、何でも自由に選ぶことができるから。
人を羨むくらいなら、自分の翼で羨ましがられるくらい飛ぶことができるから。
この想いがあることを
誇りに思ってほしいんです。
なぜなら、今までそうやって健気に生きてきたあなたの証だから。
羨んでしまう自分は、気づくために必要な想いです。
その想いがなかったら、今までと何も変わらず暮らし続けていくだけでしたから。
愛する旦那さんの自由度は、あなたの頑張りの賜物かもしれません。そして、あなたも自由に飛び回れたら、もっとお互いが分かり合えて、抑圧された心の重りが外れて、お互いを尊重し合えるはずなのです。
良い旦那さんと結婚されましたね。
そして、大事なことをあなたに教えてくれた旦那さんに、どうぞ感謝を。
旦那さんの転職があって、旦那さんの充実した仕事ぶりを知らなければ、あなたは本当に自分がやりたいことや叶えたいことに気づかぬまま、埋もれたままの人生を行くところでした。
気づいた以上、そこに留まる必要はありません。思いのまま、自由な気持ちのまま、進んでいきましょう。
stand.fm音声配信|旦那を羨んでしまう私のモヤモヤ
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
旦那を羨んでしまう私のモヤモヤ
心が狭いと自分で感じる人は、実はとっても心が広いのです。それを知るきっかけは意外と身近にあります。自分を深く知りたいあなたは、一度お話をお聞かせくださいね。