婚活頑張ったり、友だちに紹介してもらいまくったり、お見合いしたり、婚活パーティに参加したり。やっと結婚できた！！と思うも束の間。なんか・・・なんだか・・・私って。

結婚相手、どうやら間違えたみたいです

正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ、「この人！」と思って結婚したものの、なんだかなぁとなっているあなたへメッセージです。

 

もう絶対離れない！

運命の人！

一生大切にする！！

と思って結婚する人が、この世の中にはほとんどで、そこまで思わなかったとしても、まさか結婚式の日に「私にはこの程度」なんて思って結婚する人はいないでしょう。

 

大抵の人が、パートナーを生涯歩いていく伴侶として選び選ばれ、これから始まる壮大な夫婦喧嘩・・・じゃなかった結婚生活に想いを馳せながら、夢に描いていたモノが現実となる「自分とは別の愛しい人」と生活する日々をスタートするのです。

 

ただ、実際生活が始まってみたら・・・？

なんじゃこりゃー！！！！となることもあるようです。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。

しまった！と思ったらもう遅い？

実は、こういうふうに思ってしまうのはあなただけではありません。

結婚生活の中で、ふとしたときに「あれ？」って思うことって割と多くあることだからです。それが「間違った」と感じるのか、「そういうこともあるよね」と感じるのか「だけ」の違いなんじゃないかって思うんです。

 

あるアラフォー女性がこんなふうに悩んでいました。

旦那にある日、子育てについて文句を言われることが続いて「うるさいなぁ」と感じてしまいました。旦那は子育てそのものに協力的なわけではありません。それなのに口を出してくるなんて・・・と、時々うんざりしてしまうんです。

まぁ、そういうことありますよね。

「自分でやりもしないこと」を、あーだこーだ口うるさくされたら、「やってから口を出せば」と思うのは正論ですし、しょっちゅうであればそりゃ疲れちゃいます。何より、やる気をそがれてしまうでしょう。

 

こういうときに、事実と感情がうまくバランス取れないまま、つまり消化がうまくできないでいると、こんなふうに思ってしまう人もいるんです。

 

そういえば、旦那と出逢った頃とほぼ同じ時期に知り合ったアノ人。。。

って、ふっと頭に過ってしまいます。

 

そして・・・

もしかしたら、旦那じゃなくて、アノ人と結婚した方が、私には合っていたのかも

なんて浮かんだが最後、旦那のイヤな部分を見るにつけ、付き合ってもいないアノ人が浮かんでしまうんです。

 

あの頃は、旦那と知り合って1か月くらいでお付き合いに進んだんだ。苦手な外見ではなかったこと、真面目で男らしく感じて惹かれましたが、今こうして結婚生活を重ねてみると、趣味も合わないし、会話も噛み合わず、価値観もなんだか合わないみたいで、楽しくて幸せな結婚生活とは、到底言えない・・・

 

この状況になったときに、対夫のみで現状突破していこうとしている人は、次のようなことでは深く悩みません。でも、現実逃避というか、過去をたどってみても何の解決にもならないことにすがりがちな人は、こんなふうに思ってしまうのです。

 

そうだ！ふと思い出したアノ人は、そうだ、顔はタイプじゃなかったけれど、趣味や価値観が似たような感じだったんだ・・・ふたりで会うようになる前に、旦那との付き合いがスタートしてしまったから、アノ人とはそれっきりになってしまったけど。

 

しまった！ウチの旦那は結婚相手じゃなかったのかも

って思うことは消して遅くはありません。

夫婦としての修復、自分自身の人生設計の修復はいつからでもできます。

 

ただ、付き合ってもいない妄想の相手と、現実世界であなたを惑わす旦那さんの対処は、同じラインに並べてみてもあんまり解決にはならないのです。

まだ間に合うならすべきこと

今、旦那さんに不満いっぱいのあなたが「結婚相手間違ったかも」となってしまったときにとれる方法は、最低２つは見つかるでしょう。

ひとつは、旦那さんと楽しく幸せに暮らす方法の再構築。そしてもうひとつは、この人じゃなかったんだと他者と比較せず感じるかどうかの再確認です。

 

よその家庭とか、過去の彼とか、付き合ってもいない男性と比較しても、あんまり参考にならないし、現実で役に立つものではありません。

 

それをするくらいなら、自分の気持ちに素直になってみることが一番です。

 

先のアラフォー女性の場合は、旦那さんに育児のことで指摘されてイヤな気持ちになったことがきっかけでした。でも、ホントの本音はさらに深いところにあるのです。

 

日ごろから子育てに関してワンオペであること？

はい、もちろんそれもあります。

ネックになるのは、自分が大変なのにそれを旦那さんに言えないことです。

 

言っても無駄

言っても助けてくれるはずがない

どうせ私がやるしかない

など、いろんなことに諦めていたりするのですが、そのどれもが・・・

 

「もっと頑張らなきゃ」

「私がやらなきゃ」

「人に頼れない」

「人に甘えられない」

「素直に助けてが言えない」

「このくらい出来なきゃダメ」

「何もできない私になっちゃう」

など、あなた自身の心のクセがこじらせの元をつくり出しているのです。

間違ったならこれをせよ

結婚相手が間違っているような気がする。

もし、そう心から思うのであれば、それは選び直せばいいことです。

 

でも、他人の視線が気になったり、周りのことばかり気にしている人は、そこに飛び込むことが出来ませんから、出来ることと言えば「愚痴ること」と「現実を嘆くこと」、そして「諦めること」です。

 

ただ、たった一度の人生、それでいいのでしょうか。

私は40歳で2児を連れて離婚していますが、自分の人生の舵取りを自分でしてきて、その背中を子ども達に見せてきて、今子どもふたりは既に結婚してそれぞれの家庭を持っています。

 

人並みの反抗期はあったものの、変にぐれたり落ちこぼれたりすることもなく、健やかに成長中です。

 

いえ、けして離婚を推奨するわけではないのです。でも、私が最初の結婚生活でしてきて一番イヤだったことは、不満たらたらなのにそれを旦那のせいにしていたことです。

 

不満たらたらの現状は、自分が作っているのにも関わらず。

 

そう、不満というものは自分の内側から生まれる感情です。だとしたら、その根源は自分の中にある尺度が生み出しています。

 

人によって気になるところ気にならないところがあるのは、一人一人の中にある尺度が違うからです。

 

どんなに愚痴っても嘆いても旦那さんは変わりません。こうなってほしい、これをやめてほしいと言っても、人はそうそう変わりません。

 

でも、あなたが大切にしているものを大切にしてくれるかどうか、旦那さんが大切にしているものを大切にできるかどうかはわかるはずです。自分の愚痴や不満の渦の中にいると、それが見えなくなるのです。

 

夫婦ふたりで話す時間を持っていますか？あなたが寂しい気持ちを抱えているときは、旦那さんもまた別の意味で寂しい想いを抱いているものです。

 

夫婦でいるなら必要なのはコミュニケーションです。カンタンなようでうまくいかないコミュニケーションと思うのだとしたら、それは自分とのコミュニケーション不足によるもの。

 

心が拗ねてしまっているのは、自分とのコミュニケーションがあまりにも少ないせいです。

stand.fm音声配信｜結婚相手、どうやら間違えたみたいです

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

結婚相手、どうやら間違えたみたいです