「結婚したから」と安心してはいけない

結婚したと思ったら、旦那が浮気・旦那がDV・旦那が趣味に没頭・旦那が子育てに参加しない・旦那が借金・・・。結婚したらしたで、問題は次から次へと噴出してしまう人がいますが。

「結婚したから」と安心してはいけない

正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、思っていた結婚となんか違う・・・となっているあなたへメッセージです。

 

こういう問題を抱えている人に「どうして結婚前にちゃんと確認しなかったの?」と問いただす人がいますが、ご本人は確認したつもりでいるのです。

 

「もちろんしっかり確認しました」

と断言される人もいます。

 

ただ一方で「こうなるとは思っていなかった」という人が大半いらっしゃるのも事実なんですね。

 

確認したつもりが

こうなるとは思っていなかった

 

ということは、結婚前は大丈夫で、結婚後に「変化してしまった」ということなのでしょうか。

 

いえいえ、こういう場合、結婚前に相手のそういった素養は姿を現しているはずなんです。でも「気づけなかった」というのが事実なんじゃないかなって思います。

 

見て見ぬふりをしてしまったということもあるでしょう。

そこに気づけないほど、何かに追われるように結婚してしまったなんてこともあるでしょう。

ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。

結婚前の確認事項なんてアテになりません

結婚前は両目をしっかり開いて相手を見て、結婚したら片方目をつぶって暮らしましょう。

 

そんな言葉もあるくらいですが、こちらがどんなに相手をしっかり見ていたとしても、誰でも相手の方から結婚前に自分のデメリットなんて敢えて口にしません。

 

これはね、当然のことながらあなたが自分のデメリットを口にしないのと同じです。

 

でも、素の自分をさらけ出して付き合ってきたなら、相手も素の自分を出すはず・・・と思いますよね?

 

ところが出さない場合も往々にしてあるんです。

 

これはひとえに、「一緒に生活してみないとわからないこと」になるのかもしれません。

 

私が10代~20代の頃(1970年~1980年代)は、「同棲」なんていうと親が「嫁入り前の娘がとんでもない」と目くじらを立てたものですが。(私の場合はひとり暮らしすらさせてもらえませんでした)

 

今の世の中、こういう「同棲」はある意味とっても大切で、必要な時間のように感じるのです。

 

結婚というかたちに囚われず、パートナーというスタイルで同居する人も多くいらっしゃいます。

 

これは「一緒に暮らす」という生活のベースを共有することで、居心地の良さや利便性も体感することが出来て、とっても素敵な時間を送ることができるボーナスタイムだと私思うんですよね。

 

結婚してから「こんなはずじゃなかった」となるのが嫌な人は、一定期間同棲してみることを強くお勧めします。相手があなたをイヤになることを心配する人がたまにいらっしゃるのですが、あなたが相手をイヤになる場合もありますからね。

困ったことが起きたら

同棲を経ることなく結婚して、その後困ったことが起きてしまった場合はどうしましょう。

もちろん、夫婦の軌道修正を試みると思うのですが、それがあなたの一方的な指摘や攻撃だと、相手は拒絶反応を起こしてしまうでしょう。

 

ますます悪化の一途をたどることになります。

 

ある50代の女性が夫婦関係に悩んで相談にいらっしゃったのですが、とにかく旦那さんが不機嫌だということを嘆かれていました。

 

不機嫌だからどうしてもビクビクした接し方になってしまうそうです。

 

でも、よくよくお話をお伺いすると、旦那さんの不機嫌の源は彼女にあるわけではありませんでした。

 

彼女は一つも悪くないのにビクビクしていることで、ますます旦那さんのご機嫌が悪化してしまい、彼女はどんどんビクビクが増えてしまうという悪循環に陥ってしまっていたのです。

 

何もないなら堂々としていていいんですよ。

そうお話ししても、彼女はそうできませんでした。

 

ここからはセッションで扱う問題になるのですが、彼女にいろいろお話をお伺いしていくとわかってきたことがありました。

 

それはズバリ、お父さんとお母さんの関係性が、彼女の夫婦関係にも影響していた・・・ということです。

 

お母さんのことが大好きだった彼女は、お母さんに冷たくあたるお父さんのことを憎んでいました。でも、心の軌道修正セッションで、お母さんの気持ちとお父さんの想いに触れた彼女は、新しい気づきが生まれました。

 

新しい気づきは、彼女の行動や考え方だけでなく「想い」にも制限をかけていたのです。

 

丁寧にその制限を解き、彼女の心に癒しが生まれた後、旦那さんの彼女への対応が変わりました。

 

これは、彼女の旦那さんへのビクビク感が消えていったからです。心の癒しは彼女に不要なビクビクした恐れを癒してくれたのです。

 

それからは旦那さんの目線を気にすることなく、彼女自身がやりたかったことを自由に選んで出来るようになって、興味や夢が広がり、明るく振舞うようになりました。

 

なんと、彼女がそんなふうに変化していったら、旦那さんは彼女のお手伝いをしてくれるようになったそうですよ。

安心した結婚生活なんてないの?

はい、ありません。

どんな結婚生活だって、生きた人間同士が日々を一緒に送っているのです。

 

当然、意見が合わないことも、どちらか一方がイライラしてしまうこともあるのです。

 

それでもなぜ安定しているように見える夫婦が、なぜ安定しているように見えるのかと言えば。

 

お互いがそれぞれまず自分を大切にしていて、自分を大切にしているからこそ、相手を大切にする余裕やゆとりを持っているということなのではないでしょうか。

 

あなたがあなたをまず大事にしていなかったら、パートナーへの扱いも本質的には大事にしているとは言えません。

 

それは大事にしているようで過保護であったり依存であったり、歪んだ愛情のかたちに他なりません。

 

結婚する前も、結婚してからも、安心していられるのは、何より「自分に安心していること」が大前提です。

 

それがあるからこそ、相手と接することでさらにお互いが安心して生活を営めるからです。

stand.fm音声配信|「結婚したから」と安心してはいけない

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

「結婚したから」と安心してはいけない

結婚する前だけど不安が拭えない、結婚しているけど不安が増すばかり・・・というあなたはご相談ください。


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