人の気持ちがわからない夫にうんざり
夫は人の気持ちを考えることができません。私が嫌だということや傷ついたことなどを伝えても理解することができないのです。しかも、喧嘩になった時に自分の非を全く認めず全部私のせいにしてきます。
もくじ
人の気持ちがわからない夫にうんざり
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、このままだと離婚街道まっしぐら、というあなたへメッセージです。
最初にお伝えしたいのは、よく「人の気持ちがわからない」って言うけれど、基本人間って「人が何を考えているか」なんてわからないものだと思うんですよね。
自分の脳内で想像はできても。
逆に、人の気持ちがわかったふうな感じでいることで、「そうじゃないんだけど」とギクシャクしてしまうことだってありますしね。
ただ、今日お伝えしたい「人の気持ちがわからない」は夫婦関係において。
この場合の「人の気持ちがわからない」はどういうことかというと、つまるところ「思いやりを感じられない」ということになるのかなと思います。
人の気持ちを察せない
人を思い遣れない
人を大切に思えない
こういうところに「人の気持ちがわからないヤツ」という烙印を夫に押してしまいたくなるのではないかと思うのです。
でも、旦那さんは本当に「人の気持ちがわからない」のでしょうか。
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
人の気持ち、自分の気持ち
冒頭にお伝えした通りで、人の気持ちがわからないということは、「この人、人の気持ちをわかろうとする気持ちはあるのだろうか」という疑問なんじゃないかと思うのです。
それが・・・
人の気持ちを察するチカラがない夫
人を思い遣る余裕のない夫
人を大切に扱うことができない夫
ということになるのではないかな、と。
ただ、これはあなたの心の中にある「想い」で、外に出さない限りは誰にも気づかれない「気持ち」です。
多くの妻は、こういうことを「夫が自然に」「妻に言われなくても」「自分から進んで」そうしてくれることを望んでいたりしますが、これがなかなかどうして・・・。
私のところにいらっしゃるご相談者さまのお話をお伺いしていても、そうなることがあんまりないようなのです。
ところが、「夫が自然に」「妻に言われなくても」「自分から進んで」そうできる夫というものも存在するのですよね。
嫌がることや傷つくことを言わずに、妻に対してやさしい言葉をかけることができる夫も、この世には存在します。
指摘されたくない・責められたくない
できる夫が存在している。
それをご近所だったり、友人だったり、職場の同僚の話から知るからこそ、こんな気持ちも湧いてくるのです。
「ウチの夫はなんで?」
「ウチの夫は気が利かない」
「ウチは自分から行動なんてあり得ない」
「ウチは傷つくことばかり言ってくる」
みたいな話になってしまうわけなんですけど、その差はどうして生まれてしまうのでしょう。
ひとつお伝えしたいのは、「夫が自然に」「妻に言われなくても」「自分から進んで」そうできる夫って、最初からそうであることは稀ということです。
「夫が自然に」「妻に言われなくても」「自分から進んで」そうできる夫って、妻が「そうならざるを得ない状況」だから、おのずとそうなってしまうのです。
男性一般に言えることは、指図されたり指摘されたりすることがとてもイヤです。これは女性もそうだと思うんですけど、誰もが「自分のやり方」「自分の考え」が一番だと思っているんですよね。
だから、それを覆されるようなことをされれば、妻にそのつもりがなかったとしても、自分を否定されるような気がしてイヤなのです。
特に男性は愛する女性を前にヒーローでいたいという気持ちが強いもの。
なので「役に立ちたい」という気持ちが、指摘や指図で「否定された」「批判された」と勘違いしやすいのです。
「夫が自然に」「妻に言われなくても」「自分から進んで」そうできる夫になってほしいなと思うのだとしたら、ここに気づくことがまず先です。
夫が自分に対して「傷つくようなこと」や「嫌がること」をしてくることも、ここに気づくことがとても大切になってきます。
プライド99%
そんなのアホ臭いと思われたら、何も変わらないままになってしまうけれど、男性のこのアホ臭いプライド99%の考え方はそうそう変わりません。
といって、むやみに褒めたたえたりしても胡散臭いと思われるのがオチです。
- 心から尊敬の念を抱けること
- 心からスゴイなと思えることがあること
- 心から有難いなと感じることがあること
これらが夫婦の間にあるのであれば、まだまだ見込みはあります。
そして、旦那さんというものは、奥さんをスーパーウーマンと勘違いしているところが多分にあります。
- 育児や家事を同時にこなす
- 料理を複数並行してつくる
- 適当に美味しいものをつくれる
- 体調が悪そうに見えない
- トイレ掃除とか平気でやってる
妻が「ナニソレ、そんなの当たり前じゃん」と思うようなことを、簡単にやってのける妻のことをもう無意識レベルで尊敬しまくっているのです。
ということは、そこに「手を出す」ということは、超ビギナーが足手まといになるんじゃないか・・・というくらいプライドをかなぐり捨てる勇気が要るものなんですよ。
だからこそ。
ヘタでもいい加減に見えても、手抜きに感じても「ありがとう」の気持ちは心から伝えていくことが、どれだけ旦那さんの勇気の糧になることか。
ウソ臭い「スゴイ!」という言葉より、「ホント助かったわ」という労いの言葉が、どれだけ「またやろう」という気持ちになることか。
そういう言葉は素直に伝えていくことです。
あなたは旦那さんのプライドを踏みつけるようなこと、まさか言っていませんよね?
「なにこれ」
「あーもう頼まなければよかった」
みたいなやつ(笑)。
でもそれこそが「私がやっぱり全部やらなきゃならない」に繋がっていることに、気づいてくださいね。
そして、そういう一言に傷ついた夫が、妻に攻撃的な言葉を言って反撃に出て、妻を傷つけるような言葉を言って来たり、嫌がるようなことをしてくることにも繋がっていることにも。
つまり、人の気持ちがわからない夫にうんざりしている妻もまた、人の気持ちがわからない妻になっているかもしれない・・・ということも起きていたりもするのです。
ただ、傷つくことや言われてイヤな気持ちになることは、「それを言われると傷ついて悲しい」「イヤな気持ちになって辛い」など、自分の快不快も伝えていきましょう。
相手を攻撃することと、自分の気持ちを素直に伝えることはベツモノですから。
stand.fm音声配信|人の気持ちがわからない夫にうんざり
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
人の気持ちがわからない夫にうんざり
夫婦関係をもっと「やさしい関係」にしていきたいな、というあなたはご相談ください。