バツイチ彼氏と彼の子どもの関係に悩みます
私は未婚、彼はバツイチ子持ち。子どもは彼の元妻と一緒だけど、毎月何度か彼と子どもの時間に取られてしまう。
もくじ
バツイチ彼氏と彼の子どもの関係に悩みます
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、なんだか心が狭い女みたいでね、というあなたへメッセージです。
再婚ってホントにさまざまなケースがありますよね。
- 彼女に子どもがいる場合
- 彼に子どもがいる場合
- お互いに子どもがいる場合
- 彼女に子どもがいるけど元夫は再婚せずに育てている場合
- 彼に子どもがいるけど元妻が再婚せずに育てている場合
- 彼女に子どもがいるけど元夫が育てていて、元夫は既に再婚している場合
- 彼に子どもがいるけど元妻が育てていて、元妻は既に再婚している場合
- 子どもはいないけどお互いバツイチの場合
- 子どもはいないけど片方がバツイチの場合
ひとくちに再婚と言っても、すんなりいくケースと山越え谷越えの連続のケース、本当にケースバイケースなのです。
今日はその中でも、彼がバツイチで子どもがいる場合について。子どもは元妻が育てていて、その元妻は再婚しているケースについて。
もうなんの絡みも起こらないと思いきや、意外にも苦しんでしまう人がいるようなのです。
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
大切な彼とその子ども
バツイチの彼とお付き合いしている30代未婚女性の由利さん(仮名)は、40代で子どもが2人いる彼とお付き合いして3年経ったところで彼と同棲を始めました。
子どもが2人いると言っても、元妻が子ども2人を育てていて、その元妻は既に再婚しているので、日常的に子どもが彼と暮らすと言うことはありませんでした。
ただ、彼の子ども達は、彼と由利さんが同棲する以前から、彼の子ども達は週末は彼の家に泊まりに来ていて、それは同棲してからも続いているため、由利さんは心がモヤモヤすることが続いていました。
由利さんには希望があったのです。
- ゆくゆくは彼と結婚したいということ
- 彼との子どもが欲しいと思っていること
- 週末は彼とふたりでゆっくり過ごしたいということ
それが、毎週末彼の子ども達が泊まりに来ることによって、なんだか叶うことのない夢のような気がしてしまうのです。
と同時に、こんな気持ちが湧いてきてしまいました。
- 私は彼の子ども以上にはなれない
- 彼は私との子どもは欲しくないのかもしれない
- 彼と結婚してもこの我慢を続けていかなければならない
彼にとって子どもはかけがえのない存在、それはわかるけど・・・でも・・・バツイチとはいえ既に子どもがいる彼との暮らしに、一般的な新婚生活なんて望んだりなんかできないことはわかる・・・だけど・・・
こうなってしまうと本当に苦しいことだと思うんです。
私との時間はどうなる?
由利さんの場合、悪い方へ悪い方へと考えがちな性格も災いして、どんどん妄想が膨らんでいってしまいました。
その結果、由利さんは彼にこんなふうに伝えました。
- 自分はあなたと結婚したいと思っていること
- あなたとの子どもが欲しいと思っていること
- 毎週末子ども達が泊まりに来るのは落ち着かないこと
- 子ども達と家で会う回数を減らしてほしいこと
彼は由利さんの勇気ある告白を聞いて、結婚のことも考えていくと答えてくれたものの子ども達が来る頻度は変わらずで、由利さんは更に滅入ってしまいました。
彼にとっての子どもという存在
子ども達にとっての彼という存在
もうここに自分の入り込む隙などないということ
彼はたぶん、既にいる子ども2人で充分で、きっと私との子どもは私ほど強く望んではいないんだ。いつだって子ども2人が再優先で、私との時間や私との未来は二の次で、ずっと一生そんな感じで過ぎていくんだ。
このモヤモヤした気持ちいったいどうしたらいいのでしょう。
彼にとって大切なこと、ふたりにとって大切なこと
バツイチだとか、子どもがいるとか、そういうこと云々の前にお伝えしておきたいことがあります。
それは、ひとりひとりの持つ価値観のこと。
仕事が大事
家族が大事
趣味が大事
食生活が大事
お金が大事
推し活が大事
衣服が大事
靴が大事
などなど。
ひとりひとりが持つ価値観、大切にしているものって本当にひとりひとり異なります。
由利さんの彼が今大切にしているもの、大切にしたいものが「子どもとの時間」「子どもそのもの」であるならば、それは人生の一部分。命の大部分にあたるくらいのものでしょう。
ただ仮に「子どもとの時間」であれば、これには限りがあるでしょう。今、毎週末泊まりに来ている子ども達にも、それぞれに「大切に想う何か」が生まれる可能性が高いからです。
それは例えば、部活動だったり、友だちだったり、趣味だったり、勉強だったり。いつもどんな時も「お父さんといる時間」だったものが変化していく世代に突入する瞬間があるはずです。
一方、由利さんの彼の大切にしているものが「子どもそのもの」であれば、これは一緒にいる時間以外でも育めることです。
見守ること
幸せを願うこと
学費や養育費等で援助すること
今、由利さんが苦しんでいるのは、はっきり言えば彼の子ども2人が来ることによって減る「彼との時間」です。
これが永遠に続くと思い込んでしまうことで苦しみが増してしまっているのですよね。
- 相手がバツイチだからラブラブな暮らしは望めない
- 相手に既に子どもがいるから私の子どもは持てないかもしれない
- 相手の子どもが遊びに来るから落ち着かない
これらは諦めなければならないことなのでしょうか。
相手がバツイチだってラブラブな暮らしをしている人はゴマンといます。
相手に既に子どもがいたって、結婚して自分の子どもを持てた女性もたくさんいらっしゃいます。
相手の子どもが遊びに来たって堂々としていたり、リラックスしている人もいます。
そうやって諦めずに過ごしている人と、こんな状況だから私は諦めなければならないと思ってしまう人と、何が違うのでしょうか。
それは、見ているものが違うのだと私は思うんです。
人の思いやりって「点」ではわからないことが多いものです。「点」と「点」を繋ぎ合わせて「線」になったとき、「あぁ愛情なんだな」と気づくものです。
ひとつ、由利さんのようなことで悩んでいる人がいらっしゃったらこんな言葉をお伝えしたいと思います。
自分の親族を大切にする人は、愛する人を心から大切にする人ですよ、と。
それでもね、ひとつだけ由利さんのしてきたことに、ここシクったんじゃないかなって感じることがあるとしたら「同棲」でしょうかね。
結婚したいと考えている人全般に言えるのですが、結婚を前提とした「同棲」と、結婚できるんじゃないかと考える「同棲」は、未婚同士の場合と違って一方または両方が再婚になる場合はちょっと考えた方がいい場合もあります。
特に、一方が未婚の場合はよく考えてから決断することです。
ただ、由利さんが今、一番大切にしたいものは「彼とのふたりの時間」。もし本当にそうであるなら、同棲したことによって苦しみが増していることは確かです。ここは同棲を選ばずに恋愛期間を続行した方が、心の苦しみは軽減されたのかなとも感じます。
でもまだ遅くはありません。
別れるという意味ではなく、一旦同棲解消することもありですしね。
いずれにせよ、由利さんのように自分の気持ちを伝えられる人なら、きっと自分のことを大切に扱える人だと思います。なので仮にこの恋愛が終わってしまったとしても、次に活かせると思いますよ。
そして、もし由利さんが別の恋の道に進むとしたら、子持ち男性は選ばないんじゃないかな、とも思います。または、選んだとしても安易に同棲スタートしたりしないのでは?とも思います。
バツイチ子持ち男性とお付き合いする人は、自分の気持ちを大切にしつつ、その彼との未来に続く一本道をよく眺めてみてくださいね。
stand.fm音声配信|バツイチ彼氏と彼の子どもの関係に悩みます
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
バツイチ彼氏と彼の子どもの関係に悩みます
バツイチ彼氏との未来がよく見極められない・・・というあなたはご相談ください。