離婚は親の勝手な事情、子どもの環境をまずは整えて
もくじ
おせっかいな割に気分よく過ごせる愛のトリセツ第84日目
今日は木曜日。離婚・再婚しているあなた、または離婚・再婚を考えているあなたに向けてのメッセージです。
離婚は親の勝手な事情、子どもの環境をまずは整えて
離婚は、子どもにとって正直迷惑でしかありません。
あなたにとって、どんなに憎むべき旦那さんだったとしても、子どもにとってはどんな親だって親なので。
両親が離婚するっていうことは、まったくもって子どものせいではありません。
完全に親の勝手なんです。
親の離婚によって傷つくのは子ども。
不本意に傷つけられた心を持つ子ども。
離婚してその傷を癒すのはあなた自身ももちろんそうです。
ただ、特に子ども連れの離婚の場合は気をつけないとなりません。
子どもの心が安定する環境が整わないうちに、むやみに離婚してはならないのです。
なぜなら、お子さんも大変だけど、そのケアをする母親もまた、ものすごく大変だからです。
離婚すれば働きに出なければならなくて、今までのようにずっと一緒にいてあげられない。
全部の家事をひとりで回していくから負担が大きい。
ママも子どもも生活環境が一変するのです。
それでも余りあるほどの自由と可能性を感じるなら、離婚はGo!です。
もし離婚したなら、子どもの安全と安心をママは整えてあげてほしい。
それはそんなに難しいことじゃないので、本日の愛のトリセツに書きました。
どうしようもない夫を見捨てられない妻へ
旦那さんがDVやアル中、家にお金を入れない、働かないなどは、言わせてもらうと問題外。即刻離婚をした方がいい。
言って聞かない相手なら、言うだけ無駄です。
それを暴力や無責任さにかえて返してくるなんて、妻をバカにするにもほどがあります。
今までの暮らしよりはマシというレベルからでも、あなたとお子さんの人生を力ずくで立て直した方がいいです。
ご実家を頼ってでも、あなたの限りある人生のために軌道修正をしてください。
本当なら、そういう人と結婚してはいけないし、そういう人と子どもを作ってはいけません。
でも、こう仰る方がいますよね。
- そんな人だと思わなかった。
- 結婚してから変わってしまった。
だとするなら、前者は、相手をよくわからないまま結婚してしまっている結果だし、後者なら変化に対するお互いの手抜きです。
旦那さんとのやり直しより、あなたとあなたのお子さんの人生のやり直しを考えてください。
ただ、そんなどうしようもない旦那さんでも、お子さんの父親であることは変わりません。
これ以上、あなたが旦那さんを憎み続けること、それはお子さんにとって幸福なことではありません。
「お母さんがお父さんを嫌い」
これは、お子さんにとっては「自分を嫌い」と等しいのです。
だって、半分はお父さんで出来ているからです。
これ以上、一緒にいて旦那さんを嫌いになったり憎んでしまうなら、あなた自身が心も身体も傷つけられ続けられるなら、それはお子さんにとっても最高に不幸なことです。
ママの安心は子どもの安心
ただ、そうは言っても、それまで専業主婦やパートで働いていたママも、いざ離婚するとなると、今まで以上に忙しくなることは必至です。
専業主婦だったママは、働きに出なければならないでしょう。
たとえ、元ご主人から子どもの養育費をもらっていても、それだけでは足りない。
養育費を滞りなく払う元夫より、いつしか支払が途絶えてしまう方が圧倒的に多いそうです。
信頼関係を失って離婚に至るということもあるでしょう。
「どうしても!」という場合は、公正証書を取りましょうね。
私は公正証書、取りましたよ。ネットで調べて公証役場に行きました。
証書をつくってもらう料金は、養育費その他の額により変わります。詳しくは「公正証書」「公証役場」などで検索してみてください。
子どもが変わらず元気に成長すること
それはあなただけでなく、別れたパパも望んでいることです。
「ママとパパは離婚したから、もう一緒のおうちには住んでいないけれど、あなたはいつだってパパに会えるのよ。パパはこれからもずっとあなたのパパよ。」
これは子どもにとって最も安心する言葉です。
あなたにとってにっくき元夫であっても、子どもにとってはたったひとりの父親ですから。
本当に、あなたから見てどんなにしょうもない旦那だったとしても、子どもにとっては最愛の父なのです。
ひどい目に遭わされていても、どこかで想っているのです。
ずっと慕っていたかった。
もっと遊びたかった。
もっと一緒にいたかった。
もっと優しくされる時間があったらよかった。
子どもの心には、親に対して夢があります。
その夢は愛情なんです。
憎んでもその根源には愛情がある。
憎むとは、愛情からエネルギーをもらって、形を変えて発信されている感情です。
但し、例外もあるでしょう
冒頭に書きました。
DVやアル中、家にお金を入れない、親が働かないなどは言わせてもらうと問題外。そういう人と結婚してはいけないし、そういう人と子どもを作ってはいけません、と。
これらが結婚してから発覚して、あなたにも完全に落ち度がない場合も当然あり得ます。
すると、そのような場合、子どもを父親に会わせること自体、近づけることそのものが危険を及ぼす場合もあるでしょう。
考えたくはありませんが、あなたは子どもを守る立場にあります。
そういう時は、子どもがお父さんに、会いたくても会えないという状況が起きますよね。
それでもね、子どもにとって唯一の父親を否定したり、バカにしたりするようなことは極力控えた方が良いです。
子どもにとって片方の親を悪く言われることは、それはやっぱり先ほどもお伝えした通り、自分を否定されているような気持ちになってしまうからです。
そんな時でも、あなたは子どもをしっかり守ってください。
ちなみに、今後、再婚することがあるとしたって、あなたは子どもを守るべき立場にあるんです。
親の勝手な離婚で傷ついた子どもを、どうか守ってください。
子どもの心の整えかた
傷ついたとはいえ、はれ物に触るような扱いをしていては、子どもは楽しくありません。
普段と変わらない
これが一番子どもが安心することです。
私の離婚の場合は、「住んでいる場所」「名前」が変わらないことが、親の離婚に対する子どもの最低条件でした。
ですので、離婚の際に出ていったのは元旦那さんだけ。
住む家も名前も変わらなかったので、子ども達は普段通りの暮らしをしていました。
傍目にはまったくわからなかったと思います。
元々、元旦那さんが仕事の帰りが遅く、朝は子どもが登校する頃に起床、そして土日は仕事。
こんな環境だったため、正直離婚しても、悲しいくらい日常が変わらなかったんです。
子どもとママとまるごと楽しむ
離婚して、バランスを欠いたように見える家庭を、意識的に改善しようとするとちょっと不具合を起こすかもしれません。
たとえば、子どもが寂しくないようにとか、ママが寂しくないようにとか、そういう目線で遊ぼうとすると、いつしか無理が出ます。
今日はこんな気分だからここへ行ってみよう!
今日はこれ一緒に作ってみよう!
子どもに語りかけ、一緒に過ごしてみること。
そういうはたらきかけは、子どもにとって何より嬉しいことです。
どんな1日も、子どもの成長につながる1ページです。
「ママと遊んだ1日」
「ママと笑った1日」
「ママと作った1日」
それらが重なって、毎日に新しい彩りが加わります。
ホントに、明るい母子家庭ってあるんですよ。
いやもちろん、最初から明るくなんて出来ないこともあるでしょう。
子どもが寝てから、ひとり涙ぐむ日だってあるでしょう。
それはとめないでください。
そして、そう感じたその日に、涙で流してしまいましょう。
ママは最強、子どもはその背中を見ています
はい、もちろん弱いところもあるのがママです。
だけど、子どもはママの背中を見ています。
ママの横顔を見ています。
無理に笑わなくてもいいけれど、無理に泣くのをとめないでください。
これからはママと子ども、力を合わせて行くんですから。
大丈夫!離婚を決意できたあなたですから、これからに幸せを見出したということです。
そこに向かって、子どもと一緒に歩いていけばいいんです。
では改めて、今日のメッセージ
離婚は親の勝手な事情、子どもの環境をまずは整えて
子どもの環境を整える、それはあなたの人生も整えるということです。
今までをきっちり清算して、あらたな道をお子さんと楽しんでください。
何より身体に気をつけて、子どもと笑いが絶えない毎日を。
一歩を踏み出す勇気がほしいあなたへ、初回カウンセリングでお話ししてみると、心の方向性が見出せますよ。
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