正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ第３５６日目、本日は失恋や離婚による別れに苦しんでいるあなたへメッセージです。

再婚のこと、元夫にどう伝えたら？

離婚した元夫婦、それぞれが再婚した場合、相手にどう伝えたら？ということですよね。

ちなみに私の場合は再婚したことを元夫に伝えていません。

それには理由があります。

 

• 再婚時、養育費等を受け取っていない
• 再婚することを元夫に告げる必要性がない

 

と上記2点の理由が主です。

 

でも、状況によっては再婚したことを元夫に伝えた方が良い場合・伝えなければならない場合もあるかもしれませんし、伝えない方が良い場合ももちろんあるでしょう。

 

法的なことはよくわからないので大きなことは言えないのですが、次の2点がある場合は伝えることを考慮した方が良さそうです。

 

• 再婚相手と子どもが養子縁組する場合
• 養育費をもらっている場合
• 相続等の懸念がある場合

 

これ、たとえ離婚後に元夫と一切連絡をとっていなかったとしてもですね、一言伝えておいた方が後々安心かなと感じます。

 

ただ、心情的な部分で「元夫と連絡を取りたくない」という気持ちもものすごくわかります。

ということで、本日の愛のトリセツスタートです。

元夫に連絡を取りたくない理由

それはたったひとつでしょうね。

「イヤな気分になるから」

 

折角、あなたが新しい恋愛をして、子どもとともに再婚相手と幸せに暮らしているのに、なんでまた別れた夫と連絡しなければならないのか？

 

考えるのもイヤな疑問だと思います。だからその気持ち、とってもよくわかります。元夫っていうのは、離婚後に会って話したとしても、あんまり生産性がないんですよね。

 

子どもがいれば、もちろん子どものたったひとりの父親なわけで。だから、子どもの成長に関することであれば共通の話題もある。けれど、それでもやっぱり人生の岐路で別々の道を歩むことになった相手なわけで。そう長時間、話すことってそうそうないんじゃないかなと思うんです、たとえ「子どものこと」だったとしても。ホント、たまにでいい。

 

あ、子どもが成長すれば、子どもがお父さんに会いたい場合も、元夫が子どもに会いたい場合も、自由に連絡取って会いますよ。その布石は作っておいてあげたらいい。子どもにとってもお父さんである元夫にとっても、その絆は大事だと思いますしね。

 

ここ、結構、モノゴトを恐れずに書きました。

 

でもね、離婚後も仲の良い元夫婦っていらっしゃるんですよね。離婚後に気持ちの消化が終わり、現在の自分も現在の元夫も幸せでいるとしたら、単純に子どもの唯一無二の親として会うこともできるかもしれません。

 

ただ、双方が再婚して、新しい家庭を持っているのだとしたら、そこはちょっと注意した方がいいかもしれませんね。なぜなら、子どもとともに再婚しているとしたら、そこが新しい家庭です。

 

もちろん、母親が離婚して再婚しようと、子どもにとっての本当の父親は元夫だけです。でも、新しい家庭、つまり再婚した夫もまた、あなたの子どもの家族になろうとしているのです。

 

そこであなたが、いくら子どもの父親だったとしても、元夫と頻繁に連絡を取ったり子どもの両親として出歩いてばかりでは、新しい家庭の再婚相手は不安に感じることもあるんじゃないでしょうか。

 

ちょっと話が逸れましたけど、もう連絡を取ることもないような元夫なら、再婚したことは特に報告要らないんじゃないかなって私は思います。だって、イヤなんでしょう？

後ろめたさに負けないで

もしかすると、離婚理由等が未だに心のどこかに未消化で残っていて、あなたが幸せになることを「私だけ幸せになっていいのか」のような罪悪感が生まれてしまっているのかもしれません。

ですが、もう終わった夫婦。

終わった夫婦は過去の結婚生活で再び幸せになることはできません。それぞれが新しい人生の中で、自分の幸せを再構築するために離婚したんです。

 

そこには希望や夢こそあれ、罪悪感は不要です。だから、後ろめたさも当然不要なんです。

 

離婚したということは、あなたが幸せになること＝元夫が幸せになること、です。

それぞれの生き方でね。

 

この視点があれば、再婚したこともスルっと言えるかもしれないですね。でも、なまじ結婚生活を送っていたことがある経験から、「これを言ったらこう言われるかも？」のような恐れはあるかもしれません。

 

でもね、あなたの幸せを壊す権利、元夫にはないんですよ。そんな威力もない。だから、ビビる必要はありません。あなたはそのまま幸せになればいいんです。

 

とはいっても、やっぱり引っかかる。

そう感じてしまう場合、「幸せになってはいけない」という思い込みがあるのかもしれません。

 

それは、離婚してから生まれたものではありません。

最初の結婚をする以前？

いえ、もっともっと前です。

あなたの幼少期まで遡ります。

 

あなたが小さい頃、あなたのお母さんやお父さんは幸せそうでしたか？

 

もし、「ハイ」と即答できないとしたら、あなたはその辺りで「私は幸せになってはいけないんだ」「だってお母さんもお父さんも幸せじゃないんだから」と、意識にはのぼらない奥深いところでそう思い込んでしまったかもしれません。

幸せの感じ方

これってホント人それぞれではあるけれど、自分に幸せになることを許可できないでいる人は、大概両親が仕事で苦労していたり、忙しそうでとても余裕がなさそうだったり、そういう状況を目の当たりにして育ってきています。

 

そうなると、親を超えて幸せになることが怖いんですよ。

私だけいいのかなって小さい頃のあなたは思っちゃうんです。

もし、お母さんが幸せそうじゃなかったら、私ががんばって幸せにしてあげたいって、私ががんばったらお母さん笑顔になるって、やりたくないことや、苦手なこともがんばるんだけど、上手くできなくて、っていうことをオトナになっても続けて苦しくなっちゃうんです。

 

そのことと、再婚することを元夫に言えないこととどう繋がるの？って思うかもしれないけれど、「自分が幸せになることを許可」できないから、人目も気になるんですね。

 

どこかで「元夫は不幸だ」と感じていて、「元夫が不幸なのは離婚したからだ」とも思っているかもしれないし、「元夫と結婚したからこんなふうになったんだ」と自分を責めている気持ちも絡まったりして、もう頭の中がぐちゃぐちゃになってしまう。

 

答えはとってもシンプルで。

私と元夫は、それぞれが幸せになるために離婚した。

私は一層幸せになるために再婚を選んだ。

それだけのことなんです。

 

それを伝えるか、伝えないか。それはホント、法的なことがなければどっちでもよくて。

あなたは幸せになることだけ感じていたらいいんだと思います。

stand.fm音声配信｜再婚のこと、元夫にどう伝えたら？

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

再婚のこと、元夫にどう伝えたら？

伝えてもOK、伝えなくてもOKという状態になれたら、気持ちがラクになりますよね。どうしても引っ掛かるなぁというあなたは、ご相談ください。ますます再婚生活がハッピーなものにしていくために。