結婚：タイミングのいい女は夫婦仲の決め手を持っている
もくじ
おせっかいな割に気分よく過ごせる愛のトリセツ第７日目
今日は火曜日、結婚しているあなたに向けてのメッセージ。
タイミングのいい女は夫婦仲の決め手を持っている
上級手法に見えるこの「タイミングのいい女」というのは、あなたにもできる簡単なものなのです。
もし今
- 夫婦仲がなんとなくギクシャクしてるな
- 最近旦那さんとコミュニケーションが取れていないな
というあなたの参考になるかもしれません。
タイトルが《おせっかいな割に気分よく過ごせるのりぴからのメッセージ》
そしてここから先が《愛のトリセツ》となります。
今日も元気にまいりましょう。
メッセージは、自信がない女性のオトナの進路Facebookページに「いいね！」してくださったフォロワーさん宛、曜日ごとにジャンルを変えてお届けしているものです。そしてこの記事で「愛のトリセツ」として詳しく解説していきます。
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旦那さんの状況が読めない妻
まずそれ、読めなくて当然ですから。
「いってらっしゃい」から「おかえりなさい」のあいだ、あなたは妻として多忙を極めていますよね。
シゴトをしていたり、子どもの面倒を見たり、義父母や実両親など家族のお世話、ママ友やご近所さんとのお付き合い、家のことをこなすだけでなく、あなたが１日のなかでやっていることは、数え上げるだけでもクラクラします。
一方、旦那さんはどうでしょうか。
- あなたほど忙しいですか？
- あなたよりヒマですか？
正直、わからないですよね。
たとえ同じ職場だったとしても、わからないです。
実務的に忙しくなかったとしても、考えていることまではわからないです。
考えてもみてください。
あなたもイライラするときは、身体的に忙しい時だけでなく、考えることがたくさんあり過ぎるときも忙しいですよね。外から見ただけじゃ、その人の忙しさってわからないものなんです。
- 一見ボンクラ(もとい、何も考えていないよう)に見えるあなたの旦那さん(失礼)だって、七人の敵と闘っているかもしれません。
- 神経が張り詰めた状態でシゴトしているかもしれません。
- オフィスの椅子の背もたれを最大にしてネットサーフィンしながら、大きな契約のための資料作りのネタを探しているのかもしれません。
- 営業車で居眠りしたのは大きな商談後なのかもしれません。
つまり、実際のところ、旦那さんが「いってきます」から先、何をしているのかはまったくわかりません。旦那さんが何をしているのかわからないということは、旦那さんがどんな想いでいるのかもわからないんです。
「わからないから妄想するしかない」それが不幸の始まり
先ほど、いろんな「かもしれません」を書きましたが、あれはすべて私の勝手な妄想です。
妄想って、あくまで自分の脳内での出来事ですから、当然事実とは異なります。
ただ、人は自分がいっぱいいっぱいの時に妄想すると、ロクなことを想像しません。
- 私はこんなに忙しいのに（あなたはどうせ会社で好き勝手に自由なことやってる）
- 誰のお義母さんの面倒を見てると思ってるの（ホントはあなたが面倒みるべきことを私がやってあげてる）
- 子どもが熱を出しても知らんぷり（誰の子よ。もっと自分の子だという自覚を持ってよ）
- ご飯をつくっても「美味しい」のヒトコトもないなんて（味わかってる？それ作るのにどんなに時間かかったと思ってる？）
- 顔を見てゆっくり話す時間も取れない（洗い物してる間、ゲームやテレビしてる。手伝う気もない。）
- わかってほしいのに聞いてくれない（今度とか、後でって言われちゃう）
- 聞いてくれるだけでいいのに（聞きたくもない解決策を言ってくる）
- なんで家事は全部私なの？（旦那さんが出来ることも私がやってあげてる）
- 私はこの家のお手伝いさんなの？（あぁもう、妻ってなに？結婚てなにーーーー？）
（ ）内は心の声ですが、こうして負の妄想がどんどん広がります。もちろん、このケースの対処法はそれぞれありますよ。
私の最初の結婚は心の声ばかりでした。
元旦那さんは、平日1日のみ休みの自営業。土日祝日も仕事です。
朝は子どもたちが登校後に起きてきて、夜は私も子どもたちも寝静まった深夜1時頃に帰宅。結婚11年の生活のなかで、家族4人で夕飯を食べた回数は、めちゃくちゃ少なかったはずです。
毎日の暮らしに「愚痴」しかなかったあの頃、私はそれを全部飲み込んでいて、心のうちをちゃんと元旦那さんに伝えることはありませんでした。
私は慣れない家事や育児で毎日疲れていて、日々起こる悲しみや不安を有刺鉄線でぐるぐる巻きにして、これまた連日疲れている旦那さんにぶつけるだけ。
投げつけるたびに自分の心も傷だらけだし、受けとめる側の元旦那さんは、見るからに痛そうな、そのままキャッチしたら怪我しそうな私の言葉を避けるのが精いっぱいでした。なのでより一層こじれていきます。
「この人にわかるはずがない」という想いで投げる言葉は、当たり前ですが、受け取ってもらえるはずがありません。
タイミングがわからなかった不幸せ
夫も妻も、それぞれのやることに一生懸命なのは事実です。
それが「私の方が大変だ」「俺の方が忙しい」と、自分のほうが「より一層つらいんだ」と感じ始めた時点で、相手への思いやりは一瞬で消えていきます。そして、自分への思いやりも薄れていきます。
自分への思いやりって、自分に我慢を強いることなく、素直に相手に想いを伝えることです。
たった一言「ツラい」「助けて」などと言えばいいものを
- 旦那さんが自らわかるよう仕向ける
- 自分で気づきなさいよという想いが止められない
- イライラを態度でアピール
- 気づいてもらえず落ち込む
- 無口になる
- 無表情になる
- 旦那さんのことを見なくなる
- 物言いがきつくなる
など、下手するとモラハラ妻になってしまいます。
特に、男性は「察する」が苦手。
「奥さんが不機嫌かも？」という察知はできても、奥さんの気持ちを察することはできません。
言いたいことがあるみたいだけど、俺にはわからない
男は、いえ女もそうですが、わかりにくい人って困りませんか？
または、言いたいことがつかめないお子さんだとイライラしたりしませんか？
- 何が言いたいの？
- 何がしたいの？
- どうしたいの？
- はっきりしなさい！
ってなりませんか？
あなたがイライラの渦の中にいるときって、まさにそういう状態なんです。
- なんか怒ってるかも
- 俺に言いたいことあるのかも
- でも俺わかんない
- なんかやったっけ
そこで「俺なんかやったっけ？」なんて、地雷を踏むような言葉を発したら最後です。首根っこをつかまれた仔猫のように、旦那さんは「俺、今からコンコンと説教をされるのではないか？」と縮こまってしまいます。
あなたがイライラを溜めないようにするのは、もっとも大切です。
ただ、日常はさまざまなことが起こります。それをひとつひとつ解消できれば問題ないのですが、次から次へと重なることもありますよね。
だからこそ、夫婦にとって、その夫婦だけに通じるコミュニケーションが大事なんです。よその夫婦ではない、我が家だけのコミュニケーションです。
わかるように伝えるのは当たり前、大事なのはタイミング
わかりやすく伝えるのは当たり前ですが、伝える順番もポイントです。
何か問題があるとするなら
- それが今、どうなっているのか
- それによってどんな気持ちでいるのか
- これからどうしたいのか
- 旦那さんにどうしてほしいのか
- 旦那さんのチカラがあったらどうなるのか
- それがどんなにあなたにとって嬉しいことなのか
ただこれも、タイミングを間違うと夫婦のコミュニケーションをこじらせる原因となります。あなたの旦那さんが、あなたの話を聴くための受け容れ体制ができていないと、あなたの言葉は上滑りします。または、旦那さんが勝手に責められていると感じて心を閉じてしまったりします。
旦那さんのベストタイミングは夫婦の数だけあります。
朝の出がけや帰ってきて間もないときなどは、大抵の旦那さんは落ち着いた状態ではありません。旦那さんの耳が「聞ける状態にない」ので話すタイミングにふさわしくありません。どうか我が家のベストタイミングを見つけてください。
妻のいちばんの英雄でありたいあなたの旦那さんにとって、あなたの役に立てることは最高に嬉しいこと。そしてあなたは、そんな英雄である旦那さんに助けてもらうヒロインです。
ヒロインに不要なものがあります。旦那さんと話すときは鬼のお面は外してくださいね。
それではリピート アフター ミー
タイミングのいい女は夫婦仲の決め手を持っている
それでも…
- 旦那さんに遠慮してしまう
- 言いたいことがうまくまとまらない
- どう伝えても拒否されるかも
- タイミングがわからない
というあなたは、もしかすると、あなたがあなた自身に対して何か制限をかけているのかもしれません。ひとりでやってみることに不安がある場合はご相談ください。
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