正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ第２５２目、本日は結婚生活のことでお悩みのあなたへメッセージです。

やっぱり結婚に妥協は必要？

はっきり言います。

結婚に「安易な妥協」は必要ないですよ。

 

特に、結婚に対して「妥協」という言葉を使うと、一気に気分が滅入って結婚やめたくなってくると思います。

 

何かみじめな気持ちになったり、「自分にはこの程度」と割り切ったり。

 

今、なんとなく失意の底にいるような感覚を持っているあなたも、結婚する前は夢や希望があったはず。

 

でも、何かのきっかけで、その尊い想いをまるで紙屑を捨てるようにポイっとしてしまったのかもしれません。

 

そんな気持ちを抱きながらも、もし「やっぱりイージーに妥協なんてしたくない！」そう想っていらっしゃるのなら、今日のコラムは参考になるかもしれません。

 

ということで、本日の愛のトリセツの始まりです。

安易な妥協はしちゃだめな理由

婚活をしていたり、結婚生活を既に送っていたりするものの、なんとなく現状にしっくりこなくて「妥協しています」「こんなものです」と仰る方は、のりぴ塾にも時々いらっしゃいます。

 

妥協の正式な意味は「主張が対立している場合、互いの主張を幾分かずつ譲り合って、一つの結論・取決めを導き出すこと。」であって、決して一方が簡単に諦めることではないんです。

 

ですが「妥協しています」と、そんなふうに仰る塾生のお話を聞いてみると、これが判で押したように「自分を責める」んですよね。

 

• 結婚前にちゃんと自分の意思を持たなかったんですよね…
• この人でいいかなって…
• なんかもう旦那には諦めの気持ちしかなくて…

 

これらの後に続くのは「でもそれを選んだ自分が悪いんです」という言葉。

 

そう、安易に妥協しちゃいけない理由はここにあります。

自分の意に沿わない妥協するとね、自分を責めるんですよ。

そして、自分を責めることでチャラにしようとしているんです。

 

人間、向上心がある生きものと言いながら、実は怠惰な気持ちを常にもつ「変わりたくない生きもの」でもあります。

だから、変化を起こそうとするとめちゃくちゃ抵抗が起きます。

 

その抵抗と仲良くなれた人が、自分の思うような未来への架け橋をつくって歩き出せるんですが、誰かを責めたり自分を責めたりするって、確かに気持ちは凹んだり空しくなったりするのですが、その場所にずっといればいいだけだからある意味ラクチンなんですよ。

 

そうして愚痴っていればいいだけですからね。

 

カンタンに妥協しちゃダメな理由はそこなんです。

愚痴っていればいいって、それは相当ラクしてるってこと。

でも、愚痴れば愚痴るほど、自分の気持ちを下げることに繋がりますし、自己否定が深まる原因にもなってしまうから。

諦めの暮らしの中で妻が悩んでいること

そうは言っても、いきなり自分の性格なんて変えられないし、もしかすると変えるつもりもないのかもしれません。

ただ、このままじゃないけない感は常にある。

 

そんなふうに半ば諦めの暮らしの中で妻が悩んでいることは「私このままでいいんだろうか」です。

 

そりゃそうですよ。

「結婚に妥協が必要？」なんて質問は、本来カンタンには妥協したくない人がすることですからね。

 

そもそも、自分の意思に合わない妥協をしていない人は、結婚生活の辞書に「簡単に妥協する」という文字はありません。

 

結婚生活で相手に合わせてばかりの安易な妥協をしていて「このままじゃイヤ」と感じている人や、簡単な妥協をしたくない人の辞書には「妥協」という文字が浮かび上がってくるのです。

 

ここでちょっと書き出してみてほしいのですが、たとえばあなたはどんなことに簡単に妥協してしまっていると感じているのでしょう。

 

簡単に妥協してしまったということは「本当はこうしたい」があるはずなんです。

 

だから「本当はこうしたい」けれど「安易に妥協してこうしてしまっている」ということを一度明確にしてみると良いかもしれません。

イージーに妥協しない夫婦最強説

夫も妻も、どちらも大事にしているものってあります。

それぞれの考え方ややり方があって、それぞれの人生を自分らしく生きています。

結婚にしろ恋愛にしろ、たまたま同じ空間や時間を共有するパートナーとして相手が存在していることになります。

 

暮らしの中で、本来の意味での妥協は必要となることもあるでしょう。

妥協の本当の意味は「主張が対立している場合、互いの主張を幾分かずつ譲り合って、一つの結論・取決めを導き出すこと」でしたよね。

 

であるにも関わらず、一方が譲ってばかりでは、そりゃ不満も起こります。

また、一方が譲られてばかりいても、なんだか申し訳ない気持ちが湧き上がってしまうことでしょう。

 

ここで大事なのは、お互いが何を求めているのか、何を大事にしているのか、価値観を分かり合えるかということです。

 

結婚するなら「同じ価値観の人がいい」と言う方もいますが、私は「価値観は同じでなくてもいい、そのかわり、お互いの価値観を尊重できる間柄がいい」と感じます。

 

正直、すべてにおいて同じ価値観の人って、この世に自分以外に存在しないと思ってるんですよね。

 

となると、一部価値観が似ているとか、この部分はすごく気が合うっていうだけでも、ものすごく奇遇なことだと感じるんです。

 

そして、そこからなんですけど、さらに自分が「この人の価値観、大事にしたい」と想える感情・感性があったら、それでも充分なんじゃないかなと。

 

かく言う私も、20代の頃は価値観の完全一致を目指して撃沈したこと多々あるんですけどね。

では改めて、今日のメッセージ

やっぱり結婚に妥協は必要？

妥協の意味をはき違えると大変ですよね。

自分自身が疲弊しないためにも、本来の意味の妥協ではなく「安易な妥協」はしない方が良いです。

 

こちらのサロンでも心の在り方や自信がないまま人生を楽しむ秘訣を学べます。

 

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