子育て:楽しみを自分で見つけられる子は幸せな子ども時代を過ごしてる
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ第3日目、今日は水曜日。子育てしているあなたに向けてのメッセージ。
子どもの年代にもよるけれど、子どもの興味って親の想像を絶します。
なんたってまっさら!
危険も痛いもわかりません。
- お砂場の砂を上投げたら、自分に降りかかって目に入ってめっちゃ痛いよ(1歳前後)
- またいで乗るガラガラ車(正式名称失念)、そんなに速くガラガラ飛ばしたら、前につんのめるよ(1歳代)
- すべり台のすべるところに水かけて砂をまいたら、滑ってくる人のお洋服汚れちゃうよ(2歳代)
- その坂道、駆け下りたら平らなところでこけるより遥かに痛いよ(3歳代)
これね、うちの子全部やってた(からこそ臨場感を持ってお伝えできる)。
放っておくも何も、気づいたらやってた。
痛いのに、迷惑なのに、そんなのカンケーねぇ、はいオッパッピー野郎でした。
すべり台事件に関しては、私がちょっと目を離したスキだったので、よそのお父さんにめっちゃ叱られてた(笑)。ありがとう、よそのお父さん。
もくじ
楽しみを自分で見つけられる子は幸せな子ども時代を過ごしてる
よその子叱るってね、とっても気を遣うものなの。
でも、真剣に叱ってくれると、子どもにはしっかり伝わるし、ちゃんと残る。
あれ以来、やらなくなったもんなぁ、すべり台に水と砂。
どういう発想なの?
っていうことををやるのが子どもです。本人はなんにも考えていません。
- お砂場の砂を上投げたら、きっと「楽しいんだろうな」だし
- またいで乗るガラガラ車をすっ飛ばすのも、風を切って、ガラゴロ鳴らして「楽しいんだろうな」だし
- すべり台のすべるところに水かけて砂をまいたら、ぐっちゃぐちゃになって「楽しんだろうな」だし
- その坂道、駆け下りるのは、その先にあるものに早く会いたくて「楽しみなんだろうな」だし
「こうしたらこうなる」がわからないんじゃなくて、こうしたらこうなるっていうのは、学習ですよね。
子どもの頃って、「こうしたらこうなる」っていう経験値がないんです。
だから、雑念なく「やりたい」の後は「やっちゃう」です。
「やってみようかな」なんて思う間もなく「やっている」んです。
それがだんだん…
お母さんやお父さんに
- アブナイ!
- やめときなさい
- それはダメ
- これはダメ
- こうしなさい
- ああしなさい
って言われて、大抵の子どもは「じゃあやめとく」ってなります。
- だって、お母さん怒ると怖いんだもん。
- 嫌われちゃったらご飯食べさせませんって言われちゃうかも。
自分のやりたかったことより「こわいのはいやだ」。
ご飯食べられなかったら「死んじゃうかも」。
もう感覚的なものですよね、そういう危機感て。
こうして、自分のやりたかったことは飲み込んでしまうようになります。
簡単に言うこと聞かない子どももいますけど(うちの長男)、誰がなんといったって「興味が勝つ」タイプって、見ていて本当に幸せだろうなって思いますよ(笑)。
そして、やりたいままにやってる割に、意外と小心者だったりもします。
でもさ、痛いのも困るのも本人だからね。自己責任っていうのを体感的に会得するのが早いのも「思ったらやっちゃう」タイプだと感じます。
でね、親は子どもより先に死ぬ(だいたい)。
たとえ私がいなくなっても生きる術を持った子に
親がいなくても、サバイバルな人生を生き抜いていくこと、そういうことができる子どもに育てることが親の役目、って私は思ってるんです。
だから、あまりにも手を出し過ぎたり、答えを先に伝え過ぎたりするのは、そのサバイバルなチャンスをどんどん奪ってしまうことになる。
- あなたのためを思って
- こんなに尽くしてるのに
- 全然わかってくれない
って、妻が夫に思う気持ちと似ちゃうけど、親が子にそう思うことって結構あるんじゃないかな。私はこの言葉、母親からよく言われたから。
ただ
子どものためを思って親が尽くすのは当然だけど、それは子どもの人生を手取り足取り指示出しすることではない。
子どものためを思って親ができるのは2つくらい
- ご飯を食べさせること
- 睡眠がちゃんとできる場を整えること
人に迷惑をかけない子どもに、とか
お友だちと仲良くできるような子どもに、とか
くそくらえとか思っちゃうんだ。
子どもは人に迷惑かけながら成長していく。
その迷惑を一番被るのは親だけど、それが親の幸せなんじゃない?
子どもた元気に生きてる証拠だもの。
子どもがいなかったら、迷惑なんてのもない。
そもそも子どもが親に迷惑かけるのはなぜか?
子どもにとって、親であるあなたのことが必要だから、ですよ。
成長して親の手を離れるにつれ、子どもは親に迷惑なんてかけなくなっていく。
なんでも自分でできるようになるからね。
子どもが迷惑をかけてくれているうちは、まだあなたが必要だということ。たっぷり受けとめてあげてほしい。
お友だちと仲良くできるような子どもに関しては、言わずもがな。
あなたはオトナになった今、誰とでも仲良くできてますか?ってこと。いるでしょ?合う人合わない人。
無理は禁物ですよ。無理っていうのは自分の気持ちに無理をさせるという意味でね。
今日の解説はちょっと荒っぽかったかな。丸大な気持ちで書きました。
わんぱくでもいい、たくましく育ってほしいっていう意味です(丸大ハムの古き良きCM)。
それは親も子もです。たくましく、そして楽しく。大事。
改めて、今日のメッセージ
楽しみを自分で見つけられる子は幸せな子ども時代を過ごしてる
究極な話、親が楽しく過ごしていると、自然と子どもも楽しみを自分で見つけられる子どもになる。ホント。
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