正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ第３６３日目、本日は、婚活・恋愛でお悩みのあなたへメッセージです。

私の彼氏に相談したり甘えたりする友人にモヤモヤします

今日のお悩みはちょっと毛色が違うかもしれません。

とある相談サイトで見かけたお悩みです。

登場人物は、彼女(本人)・彼・Aさん(本人の女友だち)です。

元々彼女とAさんは趣味を通じたお友だち。彼女に彼が出来たときは一緒に喜んでくれるような間柄です。ところが・・・彼女の彼が同じ趣味を始めて、Aさんも含めて3人で遊ぶことが増えたんだそう。そうしたら、Aさんは悩みごとがあると彼女の彼に相談するようになっていきました。その辺りまでは彼女も大して気にも留めていなかったのですが、徐々にAさんは「寂しい」「いっぱい甘えたい」など言うようになり・・・

さぁ、今彼氏がいるあなたは、こういう自分のお友だちにどんな対応をするでしょうか？いえ、その前にどんな気持ちになるでしょうか。

 

この彼女は、Aさんの発言が気になっていますが、Aさんは悪気がない様子。ただ、彼も彼で曖昧な反応をしていて、彼女はすごくイヤな気持ちでいます。

 

さて、この彼女、Aさんと揉めたくないし、彼に話すのも「重い女」と思われるのもイヤ。ということで、3人で遊ぶ機会を減らしたそうです。でも、やっぱりダメで、どう話を切り出していいのか、悶々としてしまっているご様子です。

 

ということで、今日の愛のトリセツを始めますね。

遠慮してる場合じゃなくない？

こういう泥棒猫みたいな女（すごい言い方でゴメンナサイね）って、どこにでもいます。自分のものと人のものの見境がつかない人って、人との距離感がおかしくなっているので、割とすぐわかるもの。

 

あ、「彼は彼女のもの」という「彼をモノとして扱う」という意味ではなくて、「この人は自分以外の人のパートナーなんだ」という認識が、無意識的にでも意識的にでもその人の中にあるかどうかって、すごく大事だと思うんですよね。

 

どんどん言っちゃうと、こういう女性（泥棒猫側ね）って、狙っていますから。女友だちに対する対応と、その女友だちの彼氏への対応は、見えないところで全然違っていると思います。

 

女友だち、この場合は当事者の彼女さんの前で出している、その彼への態度は、ずばり「氷山の一角」。

 

彼女さんの彼の前では、もっと計算高くにじり寄っていますからねぇ。こういう人、彼に紹介したらダメですよ。

 

でも、紹介しちゃったんだとしたら、時すでに遅しかと言うとそんなことはなくて。彼女さんにも出来ることってありますよね。

 

ここ、友だちだからって遠慮してたら、当事者である彼女さんと彼氏さん、関係がズタボロになってしまいますよ。

悪気がない人の悪意

この相談サイトでご相談者さまの彼女さんが取った行動は、その後のコメントで3つありました。

ひとつは、Aさんのことについて、彼と話し合ったこと

もうひとつは、彼女と縁を切ることにしたこと

そして、彼にも彼女と縁を切ってほしいと伝えたこと、です。

 

Aさんの彼に対する発言が、彼女さんには理解出来ないということ。このままではAさんとの関係は続けていけない。だからAさんとの関係はやめるということ。そして、彼がAさんの相談に乗ったりするのもイヤだということ。

ところが、彼はこう言います。

Aさんには、これからは相談に乗れないこと、彼女が複雑な気持ちでいたことを話した。Aさんは申し訳なさそうだったし、配慮が足りなかったと泣いて謝っていた。緊急な連絡もあるかもしれないから連絡先は残しておく。でも自分から連絡することはない。

このあと、彼女の決断は、彼と別れようと思います、と気持ちが変化していくのですが、これではAさんの思う壺です。

 

まさに悪意のない人の悪意ですが、こういう女性（Aさん）って、仲良くしているカップルをぶち壊すの大得意ですから。こんなのに振り回されてはいけません。

 

そして、彼からAさんに連絡なんてさせてはいけないのです、本当は。

 

だって、Aさんは彼女さんの友だちなのだから。彼が直接Aさんと話すことになれば、当然Aさんはこういう態度にひっくり返るのは目に見えていますよね。元々甘えていた人なのですから。

 

でも、この状況において「連絡があるかもしれないから」とＡさんの連絡先を残す彼。この行為もまた彼女さんの信頼関係が崩れる言動でもありますね。もはやＡさんと彼が、彼女さんの知らないところで連絡を取ることがあっても、何も術がありませんから。

あなたの本当に大切なものは？

Ａさんが大切なのか？

彼氏が大切なのか？

いえ、この彼女さんにとって一番大切なものは、この彼女さん自身です。この彼女さんの心です。

 

ご自身のことを「Ａさんを紹介した私がバカだったんだ」と責めていらっしゃいましたけど、でも、気づいて良かったことがたくさんありましたね。

 

• 女友だちであろうと信用できない場合もある
• そういう時は、NOをハッキリ言うこと
• 彼氏は他の女性の甘えた態度に弱いということ
• 自分の友だちへのことは、彼氏を介さず自分で最後まで対処した方がいいこと

 

結婚していようと、恋愛していようと、パートナーはもう一方の所有物ではありませんが、イヤなものはイヤだというノーを言う姿勢はとても大切で、そして、傷つくことをやり続ける相手はけして自分を幸せにすることはない、ということは覚えておきましょう。

 

もしこのお2人が別れたあと、この彼氏さんとＡさんが付き合うことになったら、Ａさんの計画は「してやったり」になるかもしれませんが、こういうＡさんみたいな人ってけして幸せになることはありません。

 

彼女さんは、自分のことをバカだと仰っていましたが、バカなのは彼女さんではありません。

stand.fm音声配信｜私の彼氏に相談したり甘えたりする友人にモヤモヤします

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

それでは改めて本日のメッセージ

私の彼氏に相談したり甘えたりする友人にモヤモヤします

自分にとって本当に大切な友だちも、本当に大切な彼氏も、あなたを悲しませることはしません。抜けがけしたり騙したり、裏で工作するような人たちとは縁が切れて正解です。でも、こういうことって本当に傷つきますから、あんまり物分かりの良い女でいないようにしてくださいね。