結婚1年、夫婦でいる意味が全然感じらず。元カノの想い出を新居に持ち込む夫。結婚後もマッチングアプリに登録していたり。呆れて家を出たものの謝ってきたので信じることにしたけれど。

この人と夫婦でいる意味がわからない

正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ、このままじゃやりきれないというあなたへメッセージです。

 

この旦那さんは、元カノとの想い出とともに結婚生活をスタートしただけでなく、生活費も入れず、既婚になったのにも関わらずマッチングアプリに登録するというありさま。

 

それでもマジメでガンバリ屋の30代女性は、結婚後もフルタイムで働きながら、家事全般をこなしつつ、旦那さんが仕事に注げるような環境づくりをしてきました。

 

ところが、ある時、彼女が実家に数日帰っているあいだに、旦那さんが風俗に行っていたことが発覚。

 

私ってなんなんだろう？と、ものすごく惨めで悲しい気持ちでいっぱいになって・・・。

 

ってこれ、悲しい気持ちの裏側には、激しい怒りが相当隠されているのではないかと思うんですよね。

 

夫婦の信頼関係が崩れたら、一気におしまいの方向に転がってしまうことがあります。

 

この女性も「今まで、旦那さんのことを思って、自分が大変でも身を粉にして尽くしてきたのに・・・」と、腹立たしくも悔しい気持ちも湧いてきてしまって。

 

ということで、本日の愛のトリセツはじめます。

裏切りはナイフのように

元カノとの想い出を持ち込んだり、生活費を入れなかったり、マッチングアプリを結婚しても続けている。

 

そこに彼からの愛情が感じられないからこそ、この女性は戸惑い、惨めさを感じたのだと思うのですが、彼女自身もまた彼に愛情を持っているのか？がちょっと疑問でもあるのです。

 

なぜなら、彼女は惨めな気持ちを抱えながらも、こんなふうにも感じていたからです。

どんな人と結婚しても、そんなに変わりないんじゃないかな。

そんなふうに、どこか醒めて諦めも持っている自分に気づいているからです。

 

「どんな人と結婚しても変わらない」というのは、婚活に疲れた女性が「やっと選ぶ妥協時」に感じやすい想いです。

 

だけど、結婚こそ「誰と結婚するか」が大事で、「結婚相手によって変わるもの」なのだと感じるのですが、あなたはいかがでしょうか。

 

正直、彼女の旦那さんが彼女にしていることは、愛情深い夫がすることではありません。元カノとの想い出と言えば、写真や手紙やプレゼントなのでしょうが、それらを受け容れることが出来ないパートナーと結婚したのであれば、処分するなり実家に置いておくなりするのが愛情でしょう。

 

妻が受け容れることが出来るなら、こういうことはさほど問題にならないはずですしね。

 

ただ、この彼女はそういったところが受け容れられないわけで、それらが裏切りのナイフのように刺さってしまうのです。

 

一度傷ついた心は、あらゆることがナイフに感じるように敏感になっています。結婚後も登録したままのマッチングアプリだって、百歩譲って登録抹消し忘れということも考えられるのですが、それを見つけて悪い方向にとらえてしまいます。

 

マッチングアプリに登録したままかどうかというのも、彼から言ってこない場合は、スマホの盗み見などをしない限り発覚しないと思うんですよね。

 

でもし、それをしているのだとしたら、そもそも彼への信頼度は相当薄まっているということです。風俗行きが発覚したのも然り、ですよね。

 

彼が自らそれを告白していないのだとしたら、もう彼に対してアラさがし癖がついてしまっているということ。

 

裏切りのナイフは、自分が研いでいるのです。

それでも修復したいなら

私がこの状況の女性なら、そもそも私は信頼しているパートナーのアラさがしはしませんが、それでも、そのような「事実」が発覚したなら。

 

どんな状況が私にとってベストなのか？を自分に問います。

 

彼がどう思っているかというのも大切なのですが、自分がこの人をどう思っていて、どういう状況になれることが最善なのかを確認します。

 

そしてそこに向かっていきます。

 

まぁでも、この旦那さんはこの女性と結婚するとき、というか、マッチングアプリに登録した時点で、心に傷を負った状態だったのかなとは思います。

 

結婚に自分の心の傷の癒しを求めたのではないかなと、推察できます。

 

だから自分のことしか考えられないのです。

 

とはいえ、彼女も罪としては同じです。なぜなら「誰と結婚しても同じ」という感覚で、この彼を選んでいるから、です。

 

そして、誰と結婚したとしても、諦めているからです。

 

自分はこんな想いをするのであろう。

自分が頑張っても報われないのであろう。

 

とね。

修復前の必須事項

もし、このご夫婦が修復をするのであれば、相手を見つめる前にまず、自分を見つめてみること、です。

 

思いやりと信頼関係は、夫婦にとって必要不可欠なもの。それが今、崩壊してしまっている以上、現状で修復を試みたとしても、相手を責めるばかりになってしまうでしょう。

 

そして、その戦場では、「私はがんばってるのに」「オレだって努力してるのに」という、自己防衛なセリフばかりが飛び交うだけ。

 

その言葉はお互いに対してのミサイルでしかありません。

 

自分がどうか、というのは何を置いても一番大事。その自分に問うことで、離婚した方が幸せになれると感じられたなら離婚を選べば良いし、この人といる方が幸せになれると感じられたなら新しいふたりとして再構築していけば良いのです。

 

大事なあなたの人生の舵を、相手に任せきりにしないでくださいね。

stand.fm音声配信｜この人と夫婦でいる意味がわからない

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

この人と夫婦でいる意味がわからない