ふあっ！もう数年で50代！！時間の経つのが早すぎてイヤになる。結婚したいと思いながら結婚できないまま過ごしてきたけど、さすがに50代を目前にしたら焦る～。でもどう動いたらいいの？

50代近し：結婚したいけど動けないなら

正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ、ここへきて結婚願望が炸裂中！というあなたへメッセージです。

 

そもそもなのですが、結婚なんて何歳でしたっていいのです。

その人が結婚したその時こそが、その人の適齢期なのだから。

 

ところが、私のところにご相談にいらっしゃる「結婚願望がある女性」は、こんなふうに仰います。

 

• もう30代になるから結婚しないと
• 40代になる前に結婚を視野に入れたパートナーがほしい
• 50代になっちゃうから早く結婚しないと

 

いったい何のレースなんでしょう。

何と競争しているのでしょう。

何から追い立てられているのでしょう。

 

いや、結婚自体はその気になればすぐ出来ると思うんですよ。何も選ばなければ。自分の感情を一切殺せば。

 

• 今すぐ結婚したい
• 誰でもいいから結婚したい

そういう男性と結婚すればいいだけのこと。

 

だけどそうじゃない。

それはイヤだ。

そんなのは望んでいない。

とまぁ、はなから否定されますけど。

 

• もう30代になるから結婚しないと
• 40代になる前に結婚を視野に入れたパートナーがほしい
• 50代になっちゃうから早く結婚しないと

これだって相当近いこと言ってると思うんですよね。

 

年齢を盾にしていると焦りが生まれます。焦るということは「誰でもいいから」に限りなく近い感情に向かっていってしまうのです。

 

結婚についてあれこれ考えていると、頭の中でループが出来てしまい、そこから抜け出すことが出来なくなって、結果何も動けない・・・なんてことが起こります。

 

年齢で焦っていた人が、年齢によって止まってしまう瞬間です。

 

もう一度言います。

 

そもそもなのですが、結婚なんて何歳でしたっていいのです。

その人が結婚したその時こそが、その人の適齢期なのだから。

 

ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。

適齢期に振り回されて

結婚したいと思いながら「今」動けずにいるのだとしたら、そしてもし、これまでは動けていたのだとしたら、動けていた期間は「何か」に追い立てられていたのかもしれません。

 

そのあなたを追い立てていたものが、いざなくなってみると。

 

どうしたことでしょう、さっぱり動けないのです。

 

「結婚したい」がいつしか「結婚しなきゃ」になり、「結婚できない自分はダメ」と自分が自分に烙印を押すような行動をしてきたこと。

 

それがまさに、あなたの婚活をうまくいかせない原因だったと気づいたのが今、50代が目前に迫ったタイミング。

 

いや、気づけて良かったです。

 

そんな「結婚しなきゃ」とか「結婚できない自分はダメ」なんて思いながら、万が一結婚しなくて良かったですよ。

 

なぜなら「結婚している自分はOK」「結婚していない自分はダメ」という括りのまま結婚してしまったら、どんな自分もOKとは言えませんから。

 

今、結婚していない状態の自分を心から好きと感じられて、自分を愛することができていたら、いつからだって自分の立て直しは出来るのです。

 

でも・・・やっぱり結婚したい。

それがもう・・・どうにも動けない。

そういうことであれば、今すぐ自分が自分にかけている呪縛を解いてあげましょう。

動き方がわからない

動き方がわからない人は、今まで「何かの指示」とか「何かに急き立てられて」とか、自分軸ではないものが原動力となって動いてきました。

 

それが例えば、周りの友だちだったり、自分の親だったり、比較したり比較されたりするものがあって、自分のことなのにどこか自分ごとではないような気がしつつ、焦りを抱えながら行動してきたのではないでしょうか。

 

そもそも結婚は「ねばならないもの」ではありません。

結婚していなくても幸せな人生を歩んでいる人はたっくさんいらっしゃいます。

 

結婚は「ねばならないもの」ではなくて、気持ちの内側からわき起こる自然な感情・感覚です。

 

ねばならないと思った時点で、それは義務となり、義務が行動の幅を狭め、やがて少ないきっかけに執着するという道を辿っていきます。

 

そして「結婚してくれるなら」「プロポーズしてくれるなら」という他力本願なものに変わっていき、いざ結婚してから「後悔」や「やっぱり違う感」を感じてしまっている人がどれだけいることか。

 

動き方がわからない時こそ、本当に結婚を望んでいるのか立ち止まる時です。

 

結婚していてもしていなくても、自分の人生は満足のいくものかどうか。

パートナーがいてもいなくても、自分は素晴らしい自分かどうか。

焦りやヒガミや妬みやすてばちな気持ちを抱えた人の表情に、魅力的な頬の輝きはありません。

 

動けない時は無理に動こうとしないでください。

一度立ち止まって、あなたの心の中に吹く風を感じてあげてください。

 

心は悲しんでいないでしょうか。

どこか虚しさを感じていないでしょうか。

もし、悲しみや虚しさを感じているとしたら、それらを払拭してあげることが先です。

あっという間に結婚

世の中には出逢ってあっという間に結婚する人もいます。

私も最初の結婚は出逢って5日目にプロポーズされて、半年後には入籍しました。

子どもがふたり。

それでも、結婚11年目に離婚が訪れました。

 

28歳の私は、とにかく結婚したかった。

30歳までに出産したかった。

そんな想いが強くありました。

そして、その願いは叶ったものの、結婚生活はやがて破綻してしまったのです。

 

もちろん、同じようにあっという間に結婚して、ずっと仲良く夫婦でいる人もたくさんいらっしゃるでしょう。

 

ただ、どうやら私は「あっという間に結婚」というパターンは合わなかったようです。

というのも、私が53歳の時に再婚した8歳年下の夫とは、今年2023年で結婚生活10年になります。

でも、彼とは結婚するまでに10年くらいお付き合いがありました。

 

これはあっという間に結婚とは逆のパターンかと思います。

 

今、50歳が近づいてきて、ちょっと気持ちが焦り気味で「結婚、やっぱりしたいな」と思っている人は、どうしても「あっという間婚」を目指してしまうかもしれません。

 

もしそうであれば、一度心に問いかけてみてください。

 

「結婚したらどうなるのか」と。

今の自分のことが好きで、今幸せを感じていることが前提ですが、では「今のあなたが結婚したら、結婚した後のあなたはどうなるのか？」と。

 

今幸せな気持ちで暮らしている人は、結婚することによってさらに幸せは増幅していくでしょう。

でも、今不満を抱えて暮らしている人が、結婚することで幸せになれるかもと思ったら、それはちょっと違うかもしれません。

 

そう。

私と同じように「あっという間婚」は合わないタイプなのかもしれないのです。

 

●●歳までに、という自分に対する賞味期限みたいなものを自分で自分に貼らないようにしましょう。

あなたは永久にあなたです。

動けない人は「期限を勝手に決めている人」です。

 

それを取り払って、焦りのない結婚をして幸せになりましょう。

stand.fm音声配信｜50代近し：結婚したいけど動けないなら

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

50代近し：結婚したいけど動けないなら