育児で大変だった頃の夫への恨みが消えない
結婚してから知った夫の冷たさ。それが「子育て」の最中に起きていた場合、子育てが落ち着いてくるとフツフツと怒りが湧いてきてしまうことってありますよね。
もくじ
育児で大変だった頃の夫への恨みが消えない
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、旦那さんへのあの時の恨みがまだ晴れずにいるあなたへメッセージです。
いろんな大変さが入り混じるのが「育児期」の妻です。
家庭の事情はさまざまですが、夫婦共働きだった妻が妊娠出産によって育児が加わると、どうしても子育て中心になります。
なので、ある程度子どもが成長するまでは、家で子どもを見たいという妻も多いものですが、今日のお悩みのご夫婦のように、夫がそれを認めずに、妻に「働け」とうるさく言う場合があります。
いやこれ、ホントに妻の恨みを買いますよね。
だっていざ共働きとなると、妻の負担は減るどころか増えますよね。
なので、多くの共働き夫婦は家事や育児を分担していると思うんです。
ただ、そうは言っても、これはこれで問題が起きたりするものだったりするんですよ。
というのは、夫側が自分の家事や育児の分を終えると、横で妻が大変そうにしていても見て見ぬふりをして助けないことがあるんです。
こういうこともまた、妻の恨みを買うひとつなんですが「夫氏気づかず」なことが大変多くて。
しかもなんと、最悪なことに、妻が夫に「手伝って」と伝えたとしても、「一度手伝うとそれが当たり前になるから」と言って、全然手伝わない夫もいるほどです。
- 子どもの夜泣きがひどくても、一度も起きずに高いびきの夫。
- 子どもの急な病気のとき、仕事を休んで時間をつくるのは妻。
- 週末はいつまでもぐずぐずダラダラする夫。
- 何か家事や育児が降りかかりそうになると自室に逃げ込む夫。
こんなふうに、妻の恨みを買う場面はいくらでもあります。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。
あの時、あんなに大変だったのに
今日の女性は・・・
今はもう、子どもが小学生になったから、だいぶ手が掛からなくなったけど。初めての妊娠出産から、子どもが3歳を迎える頃は、本当にツラかった。でも、夫は何も手伝ってくれなかった。仕事を早めに再開してほしいと言うから、保育園に預けて仕事に復帰したけど、育児と仕事と家事でてんてこ舞いする私に手を貸すことのなかった夫。
ムカつきますよね、こういう旦那(笑)。見えているはずなのに、見て見ぬふりというか知らんぷり。「手伝うとクセになるから」と、手出ししないヤツもいるくらいです。
ただ。
夫側の「育児は大変なんだよ」ということへの認識不足は、妻の想像以上なんですよね。
もうね、1:100くらい認識が違います。
ということはですよ、「逐一」言わないとわからないってことなんですよ。
もうね、これ。
「こんなに言わないとわからないの?バカなの?」っていうくらい言って良いんです。
というか、そのくらい言わないとわからないし、言ってもわからない夫、すごく多いんですよ。
妊娠期間を経て、女性はじっくり「おかあさん」になっていきます。でも、夫にはその「じっくり期間」がないんです。
女性は出産後、目まぐるしい日々に突入しますが、夫はまず、その目まぐるしさについていけないのです。何をやっているのか、どういう順番でやっているのかさえ、理解できないのです。
いや、理解しようとはするんだけど、体験できないので「見物」していることしかできない。
ただ見ている夫にイライラする妻
ただ見ているしかできない夫
という絵面は、割と早めに出来上がっちゃうんですよね。
これ、誰が悪いわけでもなく、誰もが一生懸命の結果です。
やらない夫をやる夫になんてできるの?
やらない夫、やれない夫は、そんなふうにして出来上がっていくのですが、では「やらない夫」「やれない夫」を「やれる夫」「やる夫」に出来るのか?っていうところが肝心なのかなって思うのです。
でこれ、最初にお伝えすると、「やれる夫」「やる夫」になることは出来るのです。
ただ、間違っちゃいけないのは「夫次第」ではなくて、「妻次第」なんですね。
妻の腕次第で、「出来ない夫」も「出来る夫」に進化します。
そのためには、女性側であるあなたのカタナとヨロイをまず外すこと。
- 私がやらなきゃ
- 私が出来なきゃ
- 私が頑張らなきゃ
というカタナですね。
- 私は休んではいけない
- 私に知らないことがあってはいけない
- 私は頼ってはいけない
というヨロイもです。
これらを早々に外した妻の夫は、出来る夫に変化していくんですよ。
頑張らない子育てと家事
何でもかんでもあなたひとりで出来るわけではない、ともう降参しちゃってください。
そして、「分担」ではなくて、どちらがやってもいい・どちらも出来るという状況に持ってってください。
片方しか出来ないことがあると、家庭の中で不便なんですよね。
- 片方しか掃除が出来ない
- 片方しか料理が出来ない
- 片方しか育児が出来ない
不便です。
不格好でも、手抜きでもいいから、両方が出来た方が便利なんです。
で、そのためには「ねばならない」「してはいけない」ということを極力取っ払う必要があります。
この「ねばならない」「してはいけない」があると、片方しかできないものが増えやすいのです。
完璧主義を捨てることって、家庭の中ではとっても大切です。あ、育児にも大事なことですよ。
この「ねばならない」「してはいけない」などの完璧主義は、自分も他人も不幸にしますから、この想いが強い場合はまずこの不要な「完璧主義」を緩めてあげることが第一です。
のりぴ塾生にも完璧主義が自分の幸せの邪魔をしていた人が何人もいらっしゃいました。
でも、セッションを重ね、その手綱を緩めることができ始めた途端、あたたかいぬくもりのある旦那さんからの愛情を感じて、目の前の生活で幸せを噛みしめることが出来るようになっていきました。
自分が変わるというよりも、本来の自分でいる方が、周りも自分もラクに幸せになれるんだと、心から喜びを感じていらっしゃったのが印象的です。
人はいつからでも、何歳からでも、本来の自分に還ることができるんですよ。
stand.fm音声配信|育児で大変だった頃の夫への恨みが消えない
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
育児で大変だった頃の夫への恨みが消えない
旦那さんへの恨みで一生を終えてしまいそうなあなたは、一度お話をお聞かせくださいね。くるりと状況を変えて、自分も周りもあったかい暮らしに浸れるようサポートしています。