失恋ショック、死にそうなくらい傷ついて
付き合っている彼から、突然別れの言葉を告げられたことはありますか?目の前が真っ暗になるような、頭の中が真っ白になるような、どうしていいかわからないくらいショックな気持ち。
失恋ショック、死にそうなくらい傷ついて
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、これから先どうしたらいいの?と途方に暮れているあなたへメッセージです。
今まで青空と明るい太陽のもと、爽やかに軽やかに歩いていたあなたに、突然翳りがやってくるような。
青く広くどこまでも続くような空は、不穏な黒い雲にあっという間に占拠されて、大粒の雨に目の前の風景が遮断されてしまうような。
なすすべもなく、茫然と立ちつくしてしまうようなそんな「失恋」。
振られる・・・という事態。
その別れの言葉を心に突き刺されてからは、彼のどんな言葉も耳に入ってこないような、そんな場面。
ふと冷静さを取り戻す頃には、ズタズタに傷ついた心だけがズキズキと痛み、もうその傷を抱えてうずくまったまま動けない。
失恋の悩みでご相談にいらっしゃる女性は、そんな状態でお話にいらっしゃるのですが、ズタボロになりながらも心の奥にある勇気を失ってはいませんでした。
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
失恋は突然やってくる
失恋する人って、「突然の彼からの別れ」とか、「予想もしていなかった展開」なんて仰ることがよくあるのですが、失恋は突然やってくるようにみえて、実はじわじわやってきているのです。
だから、自分を見失っていなければ、予兆は見えていたはずなんです。
自分を見失っていなければ・・・というのは、「彼の言いなり」になっている人や、「自分を我慢させている」という人のことです。
本来、恋愛も結婚も立場は相手と対等のはずなのに、どこか自分を自分で下げているのです。
私は我慢すべきだ
私は耐えるべきだ
そうは思っていなくても
彼を優先しなきゃ
彼の言うことを聞かなきゃ
のように、自分を後回しにして彼のことを「まず先に」とするお付き合いを続けてきていると、それは結果として「自分はあと」ということになりますよね。
その結果として、自分で自分を大切にしてあげていないという現実が積み重ねられ、その通りの結末が最大限拡大された状態でやってくるのが「振られる」であり、「失恋」なんです。
傷だらけの心
こんなに好きなのに
だから彼を大事にしてきたのに
3年お付き合いを重ねてきた30代のAさんは、いきなりの彼からの別れの言葉に愕然としていました。
でも、Aさんはお付き合い当初から「私なんてダメだ」「彼にふさわしい女性にならないと」「彼に嫌われないようにしないと」など、自分をある意味「殺した」付き合いをしてきました。
彼からすると、彼女はいつも彼の意見に対して「Yes」なわけで、どうにもつまらないのです。
いえ、彼女の中には彼の意見に対して「No」な気分の時もあったんです。
でも彼女はそれを彼に言えませんでしたから、いつもためらいながらも「Yes」に転換してきたのです。
彼女が唯一、「いや」が言えたのは彼に別れの言葉を告げられたとき。
「別れたくない」
「あなたが好き」
それまで自分の気持ちを彼に言えなかった彼女が、唯一彼に正直な気持ちを伝えられた瞬間でした。
だけど、時すでに遅し。
彼の気持ちはもう、彼女から離れてしまっていたのです。
傷だらけの心で、仕事も趣味も人付き合いも、何もかも「やる気」を失ってしまった彼女は、未練と執着にまみれて前にも後ろにも動けない状態でご相談にいらしたのです。
癒すことが出来るのは
言いたいことが言えないまま彼とお付き合いを重ねてきたAさんにとって、彼とのお付き合いはどんなものだったのでしょう。
本当はどんなお付き合いがしたかったのでしょう。
もし仮に、今度新しい恋愛をするとしたら、どんなお付き合いをしたいと思っているのでしょう。
心の軌道修正セッションで、その本心に彼女自身が触れたとき、どうして自分が彼にフラれたのか、どうして彼が自分のもとを去っていったのか、その理由がはっきり見えてきました。
そして、なぜ自分は自分の思ったことを思ったままに彼に伝えられなかったのか、伝えたらどんなことが起こりそうだと感じていたのか、それについてもしっかり腑に落ちたのです。
彼と職場が同じだった彼女は、彼と別れてしばらくは彼を見かける度に、心をナイフで切り裂かれるような気持ちでいました。
でも、彼女が不安な気持ちになったときには、テキストメッセージで「今の自分の苦しい気持ち」を私に教えてくれるようにお話ししてありましたので、私もその場面ごとの心の対処方法をお伝えしていました。
実際のセッションとメールでのサポートで、彼女の日常がどんどん立て直されていきました。
そして、死にそうなほど傷ついた心だった彼女が、生まれ変わるように傷を癒していったある日のこと。
彼から再び「会いたい」というメールが届きました。
職場での彼女の様子が、以前の「青空のもとを歩く爽やかな彼女」に変化したことを、彼が本気で彼女を愛していたなら見逃すはずはありません。
ふたりは新しい恋人として、やり直すことができました。
以前の彼と以前の彼女ではなく。
新しい彼と新しい彼女として。
実際、彼女は仰っていました。
「以前のような私のままだったら、こんなふうに彼と再びお付き合いしても、またきっとうまくいかなかったと思います。前の私と違うから、今は言いなりの自分ではなくて、言いたいことをバンバン言える自分になりました。彼もその方が嬉しそうです。あの頃なんであんなに自分を隠していたのでしょうね(笑)」
stand.fm音声配信|失恋ショック、死にそうなくらい傷ついて
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
失恋ショック、死にそうなくらい傷ついて
失恋して死にそうなほど傷ついても、この女性のように復活愛を遂げる人もいれば、本当に新しい出逢いがあって幸せな恋愛や結婚に繋がっている方もおられます。失恋で苦しい・・・立ち直れない、というあなたはご相談ください。