あるバツイチのアラフォー女性は、再婚を考えています。その基準が「共感できるかどうか」でした。でも、なかなかそういう相手には巡り逢えません。

結婚するなら人生を共感できる人が希望です

正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ、この願いは叶わないのかも・・・と不安になっているあなたへメッセージです。

 

ところで、「人生を共感できる」ってどういうことなのでしょう。

捉え方によっては、それって可能なことなの？なんて感じてしまいそうだと思いませんか？

 

「人生を共感する」とは、単純に２つの共感が含まれるのではないでしょうか、

ひとつは、「相手の人生に共感できる」ということ。

もうひとつは、「自分の人生に共感してもらえる」ということ。

 

ただ「人生を共感できる人」を望んでいる人の場合、後者が多いように感じます。

もちろん、相手に共感したいという気持ちはものすごくあります。が、共感してほしいという気持ちがその倍くらいあったりするのです。

 

そしてそもそも、「人生に共感できる人」というなかなかに計り知れないテーマを理想に掲げるというところに、これまでのその人の気苦労というか「自分をひそめてきた環境」というものを感じずにいられません。

 

ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。

「共感」を求める人は多いのですが

この女性をAさんとしますが、実は一度結婚していらっしゃるので、「人生を共感できる人が希望」というお相手は再婚相手ということになります。

 

そのほかにも理想はいくつかありました。

誠実な人

気が合う人

声を掛け合える人

お互いを思いやれる人

連絡が取れる人

など、心の繋がりに必要不可欠な想いが大切と感じているようでした。

 

そうなんです。

これらはごく自然の、当たり前の人間性です。

 

誠実なことも、お互いを思いやることも、愛情があるもの同士のふたりなら自然にできていることで、意識するまでもないことです。

 

それが当然のようにあるからこそ、気が合って、声を掛け合うことも連絡を取ることも、取り立てて指摘し合わなくても出来るものです。

 

それなのに、こういうことを理想として掲げている場合は、最初の結婚もしくはそれ以前、信頼関係がうまく築けずに深く傷ついた経験をされているのかもしれません。

 

この女性の場合も、離婚した元夫以外にもパートナーシップで傷ついた過去がありました。

 

そのため、次のような状況に陥っているのです。

 

• 自分に自信が持てない
• 警戒心がとても強い
• 騙されること恐れを抱く

 

しかも、大変まずいことに、「騙されるんじゃないか」という警戒心をいつも持ちながら、「騙されるのは私がいけない」と思ってしまうのです。

 

なので、このAさんにとっての「共感」というのは、まずは相手を信じられるかどうかがカギになります。

相手を信頼できてこそ初めて、共感という想いにAさんの胸のうちは安堵を開くことができるのです。

最強の味方に共感していますか？

人に対して警戒している人、人を信用・信頼できないという人は、そもそも自分自身を警戒して信用・信頼することができません。

Aさんの先ほどの一言のように、「騙されるんじゃないかと思いながら、もし騙された場合は自分がいけないんだ」なんて思ってしまうんです。

 

自分の中に確固たる筋のとおった芯があれば、こんなふうに自分を徹底的に責めたりすることはないでしょう。

 

そのためにも「最強の味方」をまず共感することが大切になってきます。

ここで言う「最強の味方」とは、紛れもなく「自分自身」です。

 

その自分自身にまず、心から共感していますか？

共感できていますか？

 

いつもAさんは恐怖で心が固まっていると仰っていました。

 

人に対して心が開けないのに、気づけばヘイコラしてしまっている自分に、自分でがっかりしているのです。

 

でも、そうしないとその場が保てないし、自分の心を開いたら何が飛び出してくるかわからなくて、それが怖くて開くことができないと言います。

 

何が怖いのか

何が起きてしまうのか

何に怯えているのか

何が飛び出してくるのか

 

得体の知れない恐怖を持っているAさんですが、それもこれもAさんの過去の経験によってAさん自身が心に鍵をかけてしまった原因となっているのでしょう。

 

そう。

心に鍵をかけたのがAさんである以上、その鍵を持っているのはAさん自身。

なので開くことが出来るのもAさんしかいないのです。

「共感できる人」と巡り逢うために

さて、そんなビクビクしたAさんが唯一「共感できる人」に巡り逢うためには、それがAさんにとって「当たり前」の現実にしていけばいいだけのこと。

 

つまり、Aさんの周りにはAさんが信用・信頼できる人ばかりが集まって来て、日常をAさんが心穏やかに過ごすことができていることが大前提です。

 

「でも、そんな暮らしが私に出来るんでしょうか？」

Aさんは不安そうです。

 

肩に力が入って、心がギュッとかたく閉じるような気持ちになっているようです。

 

まずはその「肩に力が入っている」という状態、「心がギュッとかたく閉じる」という状態、そういった身構えた感覚をほどいてあげることが第一です。

 

とはいえ、リラックスしましょうね、と言ったところで簡単に緩むものではありません。

 

肩に力が入るのも、心がギュッとかたく閉じてしまうのも、そうなってしまう原因があるのです。

 

その原因には、そうなる「事実」があって、そこから「Aさんの捉え方」があって、その捉え方にともなう「感覚」というものがあります。

 

肩に力が入ることや、心がギュッと閉じるというのは「感覚」です。この感覚を変えていくには、捉え方が変わることが大事なんですね。

 

心の軌道修正セッションではその捉え方やものの見方に、自ら気づきが生まれてその瞬間から癒しが起こります。

 

自分で怖くて、固く閉ざしてしまったものだから、自分自身で開くことはまず難しいのです。こじ開けようとすれば余計に閉じてしまうでしょう。

 

心は強いようで弱くて、弱いようで強いものです。

 

だからこそ、丁寧に扱ってあげる必要があるのです。

 

心の扉を開くこと、自分との信頼関係を取り戻すための時間は、これから先まだまだ続く人生においてはほんの少しのギフトの時間です。

 

でも、自分に対してそんなギフトな時間をプレゼント出来る人は、これから先の人生で心がやさしくしなやかになっていきます。敢えて「共感できる人」を望まなくたって、周りには「共感できる人」しか集わなくなります。

 

そんな自然な自分に還った人から、当たり前の幸せを心から感じることができるようになっていきます。

stand.fm音声配信｜結婚するなら人生を共感できる人が希望です

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

結婚するなら人生を共感できる人が希望です