思春期の娘:お母さんたちの都合で離婚して、勝手に再婚したくせに
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ第359日目、本日は、再婚でお悩みのあなたへメッセージです。
もくじ
思春期の娘:お母さんたちの都合で離婚して、勝手に再婚したくせに
あるサイトでこんなご相談を見かけました。
高校生のお嬢さんがいらっしゃる女性は、お嬢さんが小学生の頃に離婚し、中2の時に再婚。
ご本人の再婚当時、お嬢さんは反抗期で、新しい旦那さんとは全く話そうとしませんでした。
あるとき、あまりにも態度が悪いのでお嬢さんを怒ったところ、お嬢さんから返ってきた言葉は・・・
そっちの都合で勝手に離婚して再婚したくせに!
でした。
それに対してお母さんは「あること」を言ってしまうのですが、それによりお嬢さんの態度がガラリと変わってしまったそうです。
子連れ再婚、お子さんが思春期の頃にスタートすると、いろいろデリケートな問題が浮上しやすいですが、あまりに腫れ物を触るような扱いをするのもどうかと思います。
ということで、本日の愛のトリセツの始まりです。
親の都合、子の都合
離婚も再婚も、本当に「親の都合」でしかありません。
そこのところ、子どもがいて離婚する夫婦、再婚する夫婦は肝に銘じておく必要があります。
子どもは親の事情に、いつも振り回されています。
子連れ再婚したこの女性は、お嬢さんの態度があまりにもひどいので指摘したのですが、逆に「そっちの都合で勝手に離婚して再婚したくせに!」と言われてしまいます。
ただ、それに対してこんな言葉を言ってしまいました。
「あなたを養うために、お母さんたちも苦労しているのがわからないの!」
そこから、お嬢さんの態度が急速に変化していきます。
母親であるこの女性にも、再婚した夫にも、よそよそしく敬語を使って、反論も意見もまったくしません。
学校では屈託なく過ごしていて、成績も良いと担任からは聞いていますが、家の中では一切笑うこともありません。
二十歳になったら家も出て、義務教育以降の学費や生活費も返すと言っているとのこと、お嬢さんの頑なな心は開きそうにありません。
子どもがここまで殻にこもってしまうのは、傷ついているからなのです。親の都合で振り回された挙句「あなたのために」と恩着せがましく言われてしまったら、子どもは存在意義を失ってしまいます。
- 私のせいなの?
- 私が悪いの?
- 私がいるから?
- 私がいることで周りが苦労しているの?
その気持ちは簡単に拭えるものではありません。
閉じてしまった心を開くには、まずしなければならないことがあるでしょう。
なんのための再婚かわからない
こうして「自分の再婚」によって、新しい夫との関係と自分の子どもとの関係に、ツラい想いをする女性は少なくないと思います。
実は、私も一度、再婚後に娘をあることで叱ったときに「どうせ私は邪魔なんでしょ」みたいなことを言われたことがあります。
この言葉が出るということは、そのとき叱った内容に腹を立てているのではなく、日ごろ感じていることに火がついた状態です。
私が何かを見落として、娘の気持ちを汲むことができなかったのかもしれませんし、原因はわかりません。
でも、そう感じてしまうこともあるだろうな、というのはわかるんです。
なぜなら、間に立つ子連れ再婚をした女性は、子どもと新しい夫との関係を出来るだけ深い絆にしていきたいからです。
そこには実は驕りがあるんですね。
新しい夫と自分の関係はうまくいっている
子どもと自分の関係はうまくいっている
だから
新しい夫と子どもを、私が結び付けなければ
という、お節介な気持ちです。
子どもを連れた女性が、間に立とうとすればするほど、新しい夫と子どもは「あなたなしで会話することができない」という状態になります。
これをしてしまうと、なんのために再婚したのかわからない、という状態になってしまいます。
無理に間に立たなくてもいい。
それでなくても思春期は難しいお年頃です。
そして、離婚していても再婚していても、離婚していなくても再婚していなくても、「子どものために苦労している」なんていう言葉をもし吐いてしまったのだとしたら、一刻も早く謝罪して訂正してください。
それなくして、この親子に明るい未来はなかなかやってこないでしょう。
謝っても許してもらえないかもしれないけれど、親だって間違ったことを言ったりしたりしてしまうことはあるんです。
だとしたら、心を込めて謝るところから、日々積み重ねていくことです。
もう一度お伝えすると、お嬢さんは傷ついています。
子連れ再婚で一番大切な絆とは
それは、子どもの心の安定を確保することです。
でも、これって、親が差し出すものがすべてではありません。
子どもには子どもの世界があって、自分でその安定を確保するチカラも持っています。
そのためにも、あまりにハレモノを触るように扱わないことも大切です。
このハレモノに触る、というのは、子ども単体をハレモノに触るようにとか、新しい旦那さんだけをハレモノに触るようにとか、そういう意味ではありません。
子どもと新しい旦那さんの関係性において、当人があんまり介入しないということも必要なんです。
子どもと新しい旦那さんが、お母さんであり妻である女性抜きに「会話する」こと。
こういう場面を多く持てたら、自然と親しみが湧いてきます。
それはもしかすると、新しいお父さんと子どもという形ではないかもしれない。
でも、確実に「新しい家族の一員同士」としての会話です。
その状況を取り戻すためにも、お子さんとの亀裂は早く修復しましょう。
もともとは親子なのですし、拗ねてしまった心をほどくきっかけをつくって、新しく明るい家庭を再構築してください。
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stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
思春期の娘:お母さんたちの都合で離婚して、勝手に再婚したくせに
ホントに親の離婚・再婚は親の都合でしかありません。子ども心にものすごく傷ついているのですから、親のエゴを押し付けてはいけません。離婚・再婚でお困りの際は、初めてのご相談でお話をお聞かせください。
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