離婚してしばらく経つのに元気になれないあなたへ
正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ第２８４日目、本日は、離婚したのになかなか元気になれないでいるあなたへメッセージです。
もくじ
離婚してしばらく経つのに元気になれない
恋愛でも結婚でも、別れのすぐあとって意外と元気だったりするんです。
それは、「もう終わったのだから」と瞬時に判断して、無意識的に自分が傷つかない策を心が選んでいるんです。
だけど、本当の本心は大変傷ついています。
瞬間気づかなかったことが、じわじわ襲ってくるのは2週間・3週間・1か月・3か月と、人によってやってくる痛みのタイミングはさまざまです。
もし、別れてからしばらくしても気持ちが晴れなかったり、なんだか気持ちが重かったりしていたら、現実的なお別れは済んでいても、心の部分でのお別れが済んでいないのかもしれません。
ということで、本日の愛のトリセツスタートです。
元気になれるときが来るまで
慌ててはいけません。
離婚して、すぐに元気に自分を立て直すことが出来る人もいれば、しばらくは心を立て直すのに時間がかかる人もいます。
そして、日が経つにつれて気持ちが落ち込んでしまう人もいるのです。
あなたがどの状態にいらっしゃるかわからないけれど、人の気持ちが癒えるのには、ある程度の時間は必要。
言ってみれば、喪に服しているような気分になっていても不思議ではありません。
「卒婚」などといって、離婚を前向きに捉え、元の夫婦それぞれ納得ずくで別れている場合ですら、多少の痛みは伴うものです。
それが、自分たち以外の他者からもたらされる何気ない一言だったり、自分の家族・親族からのアドバイスだったりするので、回避しようにも避けられないこともあります。
失恋もそうなのですが、適切に痛みを感じ、それに伴う感情を感じ切らずに先へ進もうとすれば、自分の中にある「本心」が抵抗します。
本心の中には、いろんな想いが詰まっています。
- ある時には後悔
- 別の時には罪悪感
- 腹の立つ想い
- 取り残されたような孤独感
- 涙の海に沈むような悲しみ
- ポツンとした場所に放り出されるような怖さ
- 動き出すことが出来ない金縛りのような足取り
- 押さえつけられるような息苦しさ
いろんな想いに押しつぶされそうになって、過去にも未来にも進めずに「今」に立ち尽くすのみ。
ここで人は慌ててしまいがちなのですが、けして慌ててはいけないのです。
時間差で訪れる想いってあるんです
別れた直後はなんとも思わなかったのは、あなたの心がさざ波立っていたからです。
周囲が目まぐるしく動いていて、自分自身もいろいろな処理・雑務に追われていて、感情に浸る間もありませんでした。
いえ、あったんだけれど、見ないようにしていたのかもしれません。
とにかく、離婚当時・離婚直後は、そのことを直視することが怖かったんですね。
そうなると、「別れたという事実」をしっかりと受け容れて先に進んできた、とは言えなくなってしまいます。
置き去りにされた感情は、ある日溢れ出し、季節外れの嵐のように胸に吹き荒れてくるのです。
でもこれって、本来起こるべきものが起きただけのこと。嵐の後にはあなたの未来が輝きながら開けていることを感じることができます。
時間差でやってきたさまざまな感情は、本当は離婚する前や離婚したとき、離婚したすぐあとに感じるものだったので、タイムラグのある今感じようとすると、なかなか終わらない想いとなって、あなたを縛りつけているかもしれません。
過去の想いというものは、「現在」感じているものではないので、何度でも反芻するかのように、あなたの胸に頭に過ってあなたを苦しめているのです。
自分の中に湧き出す想いなら、自分で止めることができますが、そのためにも適切な気持ちの処理をしてあげる必要があります。
それが「本当のお別れの儀式」です。
さよなら、過去の私
実は、お別れの儀式って勇気が要るんですよ。
だって、それまでの自分に「さよなら」をするんですから。
でも、その勇気の先には、必ずあなたの望む未来が開けているはずです。
過去に囚われていて「今」を自分らしく生きることはできないし、「今」を自分らしく生きていなかったら、未来はもっと歪んでしまう。
過去には何があっても戻ることはできないのに、身体を「今」に置きながら、いつまでも「過去」の世界を何度も生き直しているような生き方は、あなたが自分自身をいじめているのと同じです。
何度も悲しみを想い出し、何度もツラい気持ちに身を置いて、何度も苦しい想い出に浸りながら、何度も涙を流す。
今を生きているようでいて、見ているものはいつまでも過去のあの風景。
それは目の前にあるものではなくて、あなたの頭の中に残るあの日の残像です。
あなたがあなたの「過去」にサヨナラする頃、あなたの「今」は動き出し、「未来」へのトビラが開き始めます。
実は、さよならなんて言いたくない人は、いつまでも過去にサヨナラが言えません。
「まだ過去に住んでいたい」
そんな想いが根強く残ってしまっていることをどうか責めないであげてください。
別れをするには順番があって、傍から見ればもう先へ進んだ方がいいとわかっていても、本人がサヨナラできずにいるのには、理由があるのです。
タイミングが来たら、現実を受け容れることができます。
でも、そんなことに薄々気づき始めている人なら、それはもうすぐです。
だって、あなたは「今」を生きている人だから。
- 自分は過去には生きられない。
- 今を生きていくしかない。
- 前を向くしか術はない。
これって、人から諭されても動けないんです。
自分で納得してからじゃないと一歩は出ません。
では改めて、今日のメッセージ
離婚してしばらく経つのに元気になれないあなたへ
ひとりではなかなかできないサヨナラも、のりぴ塾でなら私と一緒にお別れができます。
別れの時は、いろんな感情が溢れ出てきますが、このいろんな感情が消化して初めて、本質的なサヨナラができるのです。
こちらのサロンでも離婚後の心の癒し方をお伝えしています。
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