言うこと聞かない!不安が募る育児:子どもとの接し方、これでいいの?

おせっかいな割に気分よく過ごせる愛のトリセツ第38日目

 

今日は水曜日。子育てしているあなたに向けてのメッセージ。

 

言うこと聞かない!不安が募る育児:子どもとの接し方、これでいいの?

 

そもそもですけど、「子どもは親の言うことを聞くものだ」と思っていませんか?

でなければ、「私は親の言うことを聞いて育ってきた」と思っていませんか?

または、「私は親の言うことを本当は聞きたくなんかなかった」と思って生きてきませんでしたか?

 

自分の子どもを持つと、大抵のお母さんのお手本は、良きにつけ悪しきにつけ「自分のお母さん」になります。

 

自分のお母さんと接する時間が多かろうと少なかろうと、無意識のなかにお母さんから自分がされたことへの感覚は残っているのです。そのため、大人の自分の意に反して、気づいたら「自分の母親とそっくりなこと」をしていたりします。

 

自分の親が毒親(毒親という言葉はスキではありませんが)で、「あんな親には絶対なりたくない」と、反面教師に思っている人でさえ、気づくと似たようなことをしたり、しそうになったりしてしまうこともあります。

 

自分の親に対して「反面教師」という捉え方をしてしまうと、逆に強く記憶に残りやすく、本来のあなたらしさを前面に出した育児にストップがかかってしまうこともありますよ。

 

不安がつきものの育児ですが、「子どもとの接し方」に「これでいいの?」と悩んだり迷ったりしている新米お母さんのお役に立てたら嬉しいです。

 

 

育児にはないもの、「これがベスト」

 

はい、育児には「これがベスト」というものがありません。

育児書や育児雑誌に出ていることは、平均値です。

 

1歳までに、誰もがかかると言われている「突発性発疹」、かからない赤ちゃんもいますよね。

 

  • 〇か月までに、〇〇が出来る。
  • 〇歳で断乳。
  • 〇歳で、〇〇がしゃべることができる。
  • 〇歳で、おむつが外れる。

 

これらもあくまで平均値。

そこで「平均」という言葉に反応して、平均以下な我が子にがっかりしないでくださいね。

 

テストじゃないんですから。

その子のスピードを褒めてあげてくださいよ。

 

周りに合わせないガンコさに、意思の強さを感じませんか?

いつまでも断乳できない我が子の虫歯を気にする前に、二十歳で断乳できていない人がいないことを知りましょう。

 

余談ですが、ウチの今現在30歳になる息子は、私の記憶が間違ってなければ、中2まで歯磨きしていなかったはず(笑)。幼少期は教育テレビの番組を見ながら一緒に歯磨きしていましたが、あれっていつまで一緒にやってあげればいいのでしょう。

 

幼稚園の夏休みの歯磨きカレンダーは、最終日にまとめて色塗りしていたようですが、実際磨いていたかは定かではありません。私はそこはどうでもよいと判断して放置していました(ダメ母だと思いますか?)。

 

見てあげて、磨いてなくて、叱って、磨かせて、色塗りさせてってめちゃくちゃストレスじゃないですか、お互いに。なので本人に任せていました。

 

だけど、その息子は、中3の歯科検診では歯科衛生の賞をもらったほど。今も虫歯はありません。なので歯に治療の詰め物もありません。

 

あなたのお子さんが「歯磨きを嫌がるんです」だとしたら、しなくたって死にゃしません。そこで無理やり歯磨きして、泣かせて、イライラしてってなるなら、しなくたっていいじゃんって思います。

 

ホントに虫歯になるのが可哀想だと感じたら、食事後のブクブクだって良いと思いますよ。

 

もう一回書くけど、ウチの息子は中2まで歯磨きしなくて、中3で歯の賞をもらっています。しかも未だに虫歯ゼロです。

 

息子の名誉のために書くと、中2からは歯磨きしています(笑)。

 

こういうのって、その時が来たらやるものだから、全然気にしなくて良いです。

 

 

昨日のベストは今日のベストではない

 

子どもの進化ってゆっくりのように見えて、とっても早いものです。

だから、昨日まで「これでベスト」って思ってやっていたことが、いきなり覆されることなんて山ほどあります。

 

母親に求められるのは、子どもに振り回されるんじゃなくて、子どもを振り回すくらいの回転力。

 

子どもの興味は四方八方に伸びています。ロックオンしたらまっしぐら。

昨日までこれに興味があったのに、今日は見向きもしないなんてこと、当たりまえに起きます。

 

だから育児はルーティンにしてはいけないのです。

育児:子育てを、すべてルーティンに するべからず

 

あそこんちのベストとウチのベストは違う

 

育児書や育児雑誌の平均値に一喜一憂する新米ママさん。

私もそんな新米ママ時代がありました。

 

  • 〇〇ができる
  • 〇〇ができない

 

これに焦点を合わせると、親も子もつらくなる。

 

そこへもってきて、近所のお友だちですね。

 

  • 〇〇ちゃんは〇〇ができる
  • うちの子は〇〇がまだできない

 

リアルな対象物が公園にはいっぱいいます。

逆もありますよね。

 

  • 〇〇ちゃんはもう〇〇ができるのね
  • うちの子はまだ〇〇ができないのよ

 

なんでお母さんは、自分の子どもの「できない」に注目したがるのか?

 

それは自分が「できる」「できない」にこだわってきた人生。

「できる」「できない」で褒められたりけなされたりしてきた親との関係。

そんなものが背景にあったりします。

 

うちの子可愛い!

うちの子最高!!

 

そこには、「〇〇ができる」とか「できない」は関係ないですよね。

 

「今ここで、この子が夢中になっている姿が愛おしい」

 

その気持ちが、その都度その都度の最高の育児、子育てのベストだと感じます。

 

 

基準はいつだって「いま」

 

昨日があって今日があって明日がある。

 

当たり前に過ぎてった昨日

当たり前なようにやってくる明日

 

そこには注目できるのに、「今」に目を背けてしまうと、一気に育児はつまらなくなりますよ。

 

「今」は二度とやってこない瞬間。

過ぎてった昨日はもう背後に飛んでいってしまった。

これから来る未来は目の前に重なって見えないほどの先まで続いているように見えて、どこまで続いてるかなんてわかりゃしません。

 

明日終わるのかも

来週終わるのかも

全然わからないんですよ。

 

 

だけど、確実に存在しているのは「今」です。

 

何ができたのできないの

あれしちゃダメだのこれしなさいだの

指示出しと指摘で一日を終えているのだとしたら、それはベストとは言えないでしょう。

 

なぜならお母さん自身が疲れちゃうから。

 

お母さんが疲れない一番の方法は、育児にはベストがないんだといち早く気づくこと。

 

そして

 

ただひたすらに「今」を楽しむことです。

 

今、うちの子が好きなもの

今、うちの子のお気に入りなもの

今、うちの子が好きな場所

今、うちの子が好きな食べ物

今、うちの子が好きな人

 

それらはいつ変わるかわかりません。

だから「今」。

 

一番大好きなのはお母さん!

 

そんなことを言っていた娘が、20年後には「好きな人が出来た」と言って結婚していく。

間違いなく「お母さんより、お父さんより、好きな人が出来た」ってことです。

間違いなく「お母さんより、お父さんより、一緒にいたい人が出来た」ってことです。

 

20年なんて気が遠くなるって思うでしょう?

 

案外早いんですよ、これが。

 

 

  • その柔らかな髪の毛も
  • ぷくぷくのほっぺも
  • 「お母さんと一緒じゃないと眠れない」の夜も
  • きかん坊な反抗期も
  • 「パパ大好き!」な甘えん坊も
  • ランドセル放り投げて遊びに行く後ろ姿も
  • 「おかわり!」の元気良い声も
  • 汗でベタベタの足の裏も

 

永遠じゃないんですからね。

 

改めて、今日のメッセージ

 

言うこと聞かない!不安が募る育児:子どもとの接し方、これでいいの?

 

はい、ベストはありませんから。

それでオッケーです。

お母さんの「ねばならない」をなくしていくこと。

あなたの中の「ねばならない」をつぶしていくこと。

 

それが一番の幸せへの近道です。

というか、幸せはいつだってあなたの周りにあるんですよ。

 

もし気づかないのだとしたら、あなた自身があなたをがんじがらめにしている可能性大。子育て中のお母さんからのご相談もお受けしています。初回カウンセリングでお話ししてみませんか。

 


 

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