だから嫌い！妻のやることなすことに否定的な夫
正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ第２９７目、本日は結婚生活のことでお悩みのあなたへメッセージです。
もくじ
だから嫌い！妻のやることに否定的な夫
こういうお悩みをお持ちの女性から、時々ご相談をいただきます。
夫のことがどんどん嫌いになっていきます。
もう何を話しても、いちいち否定してくるし、話をしているだけで気分が悪くなるんです。
だけど、家庭の中では話さなければならないこともあるじゃないですか。
その度に私、傷ついた気持ちになるし、「そういう言い方やめて」って言うんですけど、全然やめてくれなくて。
もうこのままだと離婚してしまいそうです。
というか、今のままだと大嫌い過ぎて口も聞きたくありません。
ということで、本日の愛のトリセツの始まりです。
否定的な夫の対処法
なんでもかんでも妻の言うことややることに否定的な旦那さんだと、もうしゃべりたくなくなりますよね。
それは無理もありません。
- だって会話にならないんですもの。
- 話してても楽しくなんてなりません。
- いちいち反論してくるので疲れるんです。
- 自分のことしか考えてなくて私のことはいつもバカにしているように感じます。
妻側がどんどん自分に自信がなくなって、家庭という一番小さな社会の中で、本来もっとも信頼関係を結んでいるはずの夫にこんな扱いを受けること。
それは、腹立たしい気持ちと同時に、誰にも言えない悲しみや、私ってホントにダメなんだろうか？と空しさも感じてしまう。
先程の心の声だって、ホントのところはこんな気持ちも潜んでいたりしませんか？
愛する夫だからこそ、こんなふうであったらいいのにって思う気持ちはないでしょうか。愛がなかったら別れればいいだけだし、相手の言動に傷つくということは、あなたに相手への愛があって、相手もあなたに愛があることを期待している状態なんですよね。
- いつも否定されるから会話にならなくて、寂しい気持ちを引きずっちゃう。
- 本当はもっといろんなこと、楽しく会話できたらいいな。
- すぐに反論したり否定しないで、最後まで聞いてくれたら嬉しいんだけどな。
- 夫の考えはいつも正しくて、私の考えはいつもダメみたいで、悲しくなる。
そんな否定的な夫の対処法は、今あなたが感じていることを伝えることです。
「え？」ってなりましたか？
そう、その想いを伝えるのです。
- いつも否定されるから会話にならなくて、寂しい気持ちを引きずっちゃう。
- 本当はもっといろんなこと、楽しく会話できたらいいな。
- すぐに反論したり否定しないで、最後まで聞いてくれるとすごく気持ちがラクになる。
- 夫の考えはいつも正しくて、私の考えはいつもダメみたいで、悲しくなっちゃうよ。
下線の部分が「想い」ですね。
この想いの部分を伝えることが大事です。
そして、よくある、それをしてくれたら「嬉しいな」「助かるな」「安心する」などの言葉を添えるタイミングなのですが、あまり頻発するとわざとらしくなるので注意です。
男性は「指摘」「否定」や「試されること」を嫌悪します。基本は「妻の役に立ちたい」「妻からみて強くありたい」という想いがあります。否定的になっているときは「強くありたい」がオモテに出ている状態です。
妻側が弱くある状態を誇示すると、ますます強気に出ますから気をつけてくださいね。
夫が否定的になってしまう理由
そもそも、夫が妻に否定的になってしまうのには理由があります。
実は夫側も妻に対して「不安」や「不満」を抱いているのです。
- こんなに夫を優先しているのに
- こんなに夫の好きにさせているのに
- こんなに夫がワガママし放題なのに
何を言うの！？って思う妻も多いかと思います。
ですが、この夫側の「不安」や「不満」というのは、妻側の状態を見て夫が勝手に感じていることなので、あなたが夫を優先しようが、好きにさせていようが、ワガママし放題にさせていようが、関係ないのです。
夫から見たあなたが「自分といることで幸せそうじゃないこと」に不安や不満を感じているので、あなたが心のどこかで夫に対する不安や不満から来る言動や、醸し出す表情から察知するのです。
夫は妻の満足度によって自分の存在意義のようなプライド99％のうちの殆どを感知しているといっても過言ではないでしょう。
一番認めて、受け容れてほしいのは、夫も同じなんですね。
男は敷居を跨げば七人の敵あり、といいますよね。
意味は「 男は敷居を跨げば七人の敵ありとは、男が社会で活動するときは、いつも多くの競争相手や敵がいて、いろいろと苦労があるというたとえ」です。
敷居の内側にいるあなたは、一番の味方だと感じたいのです。
夫婦が味方になるとき、敵になるとき
いつでも仲良しに見える夫婦は、常に味方なのでしょうか？もしそうなら、どうしたら味方になれるのでしょうか。
意外かもしれませんが、仲良し夫婦って案外「夫婦べったり」ではなかったりします。
いちいち相手を見張ることなく、それぞれが自由に過ごしているからこそ、ふたりが一緒になったときは仲良し時間を満喫できるのです。
- 夫が妻のやることを受け容れて認めていること
- 妻が夫のやることを受け容れて認めていること
- たとえそれがお互いの価値観と違っていても、その違う価値観を受け容れて認めることができること
それが夫婦としての味方の在り方であり、敵対心のない状態です。
ところが、一転。
- 夫が妻のやることを受け容れられず、認めることもできない
- 妻が夫のやることを受け容れられず、認めることもできない
- お互いの価値観と違うから、そんなの受け容れられるはずがない
となれば、当然敵対心が芽生えて、どちらかがどちらかの陣地に引き込もうとします。
ここでお互いの自分の思い通りにするための大作戦が始まり、家庭内戦争が始まってしまうのですね。
うまくいっている夫婦は、どちらももともと自分を見張ることがないから、相手を見張るということもしません。
うまくいかない夫婦は、もともと自分を見張ってダメ出ししやすいので、相手のこともつい見張ってしまうんですね。
お互いを認めて受け容れることが出来ている夫婦は最強の味方で、別々のことをしていても、一緒にいても幸せなんです。
人生はひとりひとり別個のもの。
結婚生活はそのひとりひとりが集まってふたりで築いていくものですね。
では改めて、今日のメッセージ
だから嫌い！妻のやることなすことに否定的な夫
そんな否定的な夫の対処法は、今あなたが感じていることを伝えることです。
夫が妻に否定的になってしまうのには理由があって、実は夫側も妻に対して「不安」や「不満」を抱いているのです。
いつでも仲良しに見える夫婦は、意外と「夫婦べったり」ではなかったりします。
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