正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ第３８１日目、本日は失恋や離婚による別れに苦しんでいるあなたへメッセージです。

こんな状況だったら離婚してもいいと思いますか？

「離婚してもいいか」

「離婚したらダメなのか」

人はなぜ、自分以外の人に判断を委ねたくなるのでしょう。

 

それはひとえに、リスクを感じるからなんですね。

離婚したあとのリスクが怖いから「離婚していいのか」迷う。

 

そして、そういうときは「結婚し続けるリスク」というものまで気が回らなくなっている状態でもあります。

 

たとえ決定的なことがなくても、結婚生活のなかで「離婚のタネ」となり得ることは、日々積み上がっていきます。

 

離婚している人たちですら「急に離婚」となったわけではありません、あることが積もり積もって「離婚」が決定的になっていくのです。

 

ある相談サイトの女性を例に、本日の愛のトリセツで紐解いてみたいと思います。

離婚するなら、今より幸せになることを覚悟してください

ある相談サイトで見かけたご相談です。

離婚しようか考えている30代の女性は「何か決定的なことがあったわけではない」と前置きしながらも、いろいろなことが積み重なって、離婚を考えるようになったそうです。

 

例えば

• 妻の妊娠中に転職６回
• 転職癖があり、現在無職
• 貯金が底を尽いたこと
• 「お金がない」と言うと、親から借りる

 

これだけ見ても、不安材料は充分揃っているのですが、さらに・・・

 

夫が働いているときは「稼いできてるんだから、自分が上でお前が下なのは普通」などのモラハラ発言まで。普段から、夫の言い方はきついとのこと。

ただ、子どもは夫に懐いているし、妻である女性は現在専業主婦。

今すぐしたくても、今すぐできるとは思ってません。

が、この女性のような事情って、果たして「離婚したい理由に値するかどうか」、ご本人がわからなくなってしまっていました。

 

そう、そうなんです。

こういう状況に長いこと置かれると、気持ちが麻痺してしまうことってあるんです。

 

でもね、ひとつお伝えしたいのは、離婚って今より幸せになるためにするものなんですよ。

その覚悟があれば、今すぐにでも準備してOKなんじゃないかな、と感じます。

夫を見切るときがわかるのはあなただけ

そしてね、離婚理由になるかどうかは、自分が決めていいんですよ。

あなたが我慢できないことを、他の誰かが同じように感じて「このくらい私は我慢できる」と言ったとしても、あなたが我慢ならないことはあなたは我慢しなくてよろしい。

 

自分の感覚を他人に判断を委ねるのはやめましょう。

 

そんなことをしても、答えが見つかりません。

 

「もうイヤだ」という感覚を感じて生きるのも

「最高な気分」という感覚を感じて生きるのも

あなたしか感じられません。

 

だから、自分の感じている気持ちに自信と責任を持ってください。

 

でも、見切るタイミングは「自分が今より幸せになる覚悟」が出来たときにしてください。

大丈夫、今より最悪はない

たとえ今、どんなにツラい気持ちになっていようとも、あなたが心を決めさえすれば、大丈夫、今より最悪な状況にはならないでしょう。

守るべきは自分の心、そして子どもがいれば、子どもの心身です。

 

お母さんが幸せであることは、子どもが幸せを感じるためにも大切なことです。

 

もちろん、夫婦揃って仲良くいられれば、それだけで子どもは幸せな気持ちになれます。

でも、そうなれない夫婦だっているんです。

 

先程の女性の旦那さんのように、幸せな気持ちなれるどころか、どんどん不幸な気持ちに下げられてしまう。

これじゃあ結婚した意味がありません。

 

あなたは夫に蔑まれるために結婚したわけでも、無職の夫のイライラを受けとめるために結婚したわけでもありません。

 

子どもにとっては良いお父さんかもしれませんが、そのためにあなたが不幸を感じる結婚生活を続けるというのも、ちょっとバランスが悪いと感じます。

仮に離婚したとしても、子どもにとっての父親であることには変わりありませんから、お父さんと子どもは関係構築は可能です。

 

どこかで夫婦しっかり話し合うことができる関係性が持てれば、改めて夫婦やり直しの道もあるかもしれません。

そのためにお互いに必要なことは、「聴ける耳」と「コミュニケーション力」です。

 

これなくして、一方が一方を責め続けるような関係性であるなら、修復していくのにも相当時間がかかってしまうでしょう。

 

仕事の問題はこれからも続いていきますので、一度しっかり話を聞いて、納得がいかなければ自立の道も考慮した方が良さそうです。

stand.fm音声配信｜こんな状況だったら離婚してもいいと思いますか？

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

こんな状況だったら離婚してもいいと思いますか？

離婚したい気持ちをどう処理するか、ということよりも、何に不満で何が自分の望みと違うのかを改めて確認してみてください。少なくとも、あなたが愛を感じられない場合、方向性を変えていかなければならないタイミングに来ているのかもしれません。ひとりで答えが出ないときは、初めてのご相談でお話お聞かせください。