夫は優しいし誠実な人。年収も充分過ぎるほど。だけど、仕事が忙し過ぎて毎日深夜帰宅、休日や旅行でも仕事していてそのことが私はとっても苦痛なんです。

性格の不一致で離婚って良く聞くけど

正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ、私が大切にしたいものを理解してくれない夫とこのまま一生共にするなんて・・・というあなたへメッセージです。

 

こんな状況で離婚を考えるなんて贅沢過ぎる！と思われるかもしれない。

だけど、このまま、こんな気持ちのまま生涯添い遂げるなんて無理。

 

そう思った瞬間、「じゃあ離婚すればいいじゃん」ってなれたらどんなにラクか知れません。

 

困ってしまうのは、彼は私に対して愛情を持ってくれていて、仕事にもマジメ。もちろん浮気や不倫、賭け事などもしません。

 

傍から見たらたぶん、離婚に結びつくような事案はないように見えるはず。

 

だけど、だけど・・・。

 

デートや旅行に出かけていても、休日だとしても仕事から離れず、仕事のおかげで予定そのものがキャンセルになることも。

 

私が望んでいたのはこんな結婚生活じゃない・・・そんな想いがだんだん膨らんできて辛いのです。

 

ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。

私の願いと夫の願い

彼女の願いは、もっと夫と会話をすること。

仕事は仕事で頑張る。

けれど、休日や家での時間はふたりで楽しむこと。

 

彼の願いは、仕事に集中すること。

しっかり稼いで家族を養うこと。

忙しいからひたすら効率重視すること。

 

家を購入する話題が出ても、彼女の夢は打ち砕かれます。

彼は「価値のある家」が大切だからです。

 

彼女が体調を崩しても、彼は彼女を労わることがありません。

家事のひとつも彼女の代わりにすることがありませんでした。

 

彼の帰宅はいつも深夜。

忙しいと言ってしまえばそれまでだけれど、彼女が望んでいた暮らしとは程遠いものです。

 

「結婚前によく調べなかったのがいけない」

「結婚するまで何見てたの」

と言われてしまうかもしれません。

 

けれど、やはり恋愛と結婚生活の現実のこの差は、結婚してみないと分からない部分がじわりじわり湧き出してくるものなのです。

結局私は無力なのだ

こういう時、彼女はものすごくサビシイ気持ちを抱えています。

 

彼は私のことを愛してくれている・・・と思っていても、どこかで「仕事の方が私より大事なんだ」という気持ちは拭えません。

 

そう。

本当はこの時点で「彼は私より仕事を愛している」ということに気づいているのです。

 

もちろん、彼が仕事を頑張るのは「愛する彼女を守るため」なのでしょう。

 

だけど、その頑張りが彼女にとっては過剰過ぎて、肝心の彼の愛情が「彼の愛」として届いていないことに彼は気づいていません。

 

彼が頑張るその仕事で、私は生活が保証されているんだ・・・なんて、彼女は思えないのです。

 

彼女も仕事を持っていて、彼の数分の一だけれど収入はありました。その収入だって立派なもので、ひとりで暮らしていくのに充分な程です。

 

だけど、決心が出来ずにいました。

 

このままじゃカゴの鳥。

何も自分らしさを感じられない。

虚しさと寂しさで、日に日に結婚生活がモノトーンになっていくのです。

やり直せるの？別れたいの？

子どもがほしくても、今のままでは私のワンオペになるのは確実。

そのことがイヤだとつぶやけば、ホームヘルパーがあるじゃないかと一言で切り返す彼。

ふたりの子どもを、ふたりで慈しみ育てるということが、彼の心にないことがわかった瞬間、彼の子どもがほしいと思えなくなりました。

 

もうこのまま結婚生活を続けていても、楽しみなんてありそうにない。

といって、離婚を選んで後悔しないだろうか。

 

そんな想いを抱えて嵐の中の小舟のように心は揺れ続け、未だにどの港にも近づけずにいます。

 

このおふたりに必要なのは、お互いの主張だけを相手に投げつけるのを今すぐ辞めること。

 

今まで主張を投げつけ続けてきているので、今度は受け取り続けることです。

といって、自分が受け取りたくないものもあるでしょう。

だけど、一旦受け取らない限り、コミュニケーションは生まれません。

 

彼が子どもの話をした時に、なぜ「ホームヘルパーを」と言ったのか。

彼がそこまで仕事を頑張るのはなぜか。

休日も旅行中も仕事漬けなのはどうしてか。

 

そこには彼なりの想いがあるはずです。

 

そして、あなたの大切な夢をもっと彼に話してみてください。彼がそれに対して返してきた言葉の意味を、わからなければ訊ね返しましょう。勝手に解釈しないことです。

 

やり直す気持ちがあるならその選択です。

 

もういいや、私はこの人と歩いていけない・・・そんな場合も、想いはしっかり伝えましょう。

 

続けるにしても別れるにしても、やはり想いは届け続ける必要があると思います。

 

私も、最初の結婚はこの男性のようでした。私の場合はその価値観についていけず、私は私の幸せを見つけるために離婚を選びました。

 

だけど、彼には彼の言い分があったと思います。でも、一番重要なのは自分の言い分です。

 

自分がどう生きていきたいか。

自分が大切にしていることは何か。

その大切にしているものを大切に出来ない人とは、やっぱりちょっと私は一緒には暮らせないですね。

stand.fm音声配信｜性格の不一致で離婚って良く聞くけど

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

性格の不一致で離婚って良く聞くけど