プロポーズされてウキウキしていた気分が、些細なこと、いえ、結構重めの一言でどんより。なんだか私、彼のご両親に気に入られていないみたい。どうしよう。こんなんで結婚して大丈夫かな。

彼の両親が結婚を反対する理由

正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ、彼の愛は感じるけれど、なんだかツラいあなたへメッセージです。

 

人はそれぞれ自分のモノサシを持っています。

それは、もちろんあなたも、私も。

 

そのモノサシで量って、測って、計って、図っているのです。確認しているんですね、自分とのバランスを。

 

結婚もそう。

お互いを好きでいる彼と私なら、結婚してもうまくやっていけそう

そう思って一歩二歩と進んできました。

 

ただ、ふたりで量るバランスに、余計なものが乗っかっちゃったら？

重いですよね。そう、一方が重くなってしまうんです。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。

彼のお母さんが私の最大の敵になる？

残念ながら、そう思わざるを得ないようなことって、結構身の周りで起きてしまったりしませんか。

 

似たような家柄や似たような育った環境同士だと、特に気にも留めないことではあるのですが、そうではないことの方が多いのにも関わらず、そこにこだわりを持ち反対してきたり、あなたのことを否定してきたりする場合があります。

 

すると、どうなるか。

 

せっかく当人同士の心の絆が出来かけていたのに、あっさりほどけて崩れてしまう結果に繋がることも。

 

いえ、それっくらいのことでほどけたり崩れたりする間柄であるのなら、さっさと崩壊してしまった方がお互いの身のためでもあるので悪いことではないのです。

 

が、やっぱりなんだか釈然としないと思うのですよね。

 

こんなふうに悩んでいたアラサー女性は、やはり彼との結婚に迷いが生まれてしまいました。

 

彼の両親から、彼と私の結婚に心から賛成できないことが伝わってきました。それは、彼が有名大学を卒業して、現在高収入なこともあり、彼の結婚相手にもそれに見合う相手を望んでいるということ、です。

 

なんだそりゃ！

だと思いませんか？

 

このアラサー女性は、彼の母親から大卒ではないことを指摘されます。彼の親が金銭的援助をするので、これからでも大学へ行く気はないのかとも言われ・・・。

 

ますますなんじゃそれ！と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、現実にそういう親がいるのは残念ながら事実なんです。

 

当の彼氏はどうかというと、彼女と結婚したいという気持ちはあるけれど、両親に反発はできない・・・。

 

さぁ、あなただったらどうしますか？

 

この彼氏さんも大変ですよね。お母さんやお父さんのお眼鏡に叶う女性じゃないと結婚できないのですもの。実はこれまでもこういうことはあって。

 

この彼の元カノさんには、学歴や職業はいいけれど性格が悪いと言って結婚許可が出ないことがありました。彼も親に反論したものの、彼女さんの方が耐え切れずに別れてしまったこともあるそうです。

もうこうなると、彼氏さんの気持ちなんてどうでもいい、という状況ですが。

愛する息子の愛する人を憎むワケ

たぶん、先ほどの彼氏さんのご両親は、息子がどんな女性を連れてきたとしてもマイナス要因でしか計算が出来ません。このご両親が自分で納得して連れてきた女性だったとしても、そのご両親の思う通りにならなければ、すぐに牙をむくことでしょう。

 

ただ、彼女は彼を好きなんですよね。

そう簡単に諦められるってものでもありません。

 

でもね、考えてもみてほしいんです。

 

結婚して親族は増えますが、日々の結婚生活は「彼」と「彼女」のふたりで創り上げていくもの、です。

 

いざというときに、お互いがお互いを守り合えるというのが夫婦であり、最小単位の家族です。

 

彼の家族に彼女が混ぜてもらうんじゃなくて、彼と彼女でひとつの家族をつくっていくのです。だから彼女が彼の家族に付随するのではなくて、彼と彼女の家庭に付随するのが、彼の両親や彼女の両親です。

 

一番最小単位の彼と彼女の家庭を守っていくのが最低限必要なこと。それをするためには、時には親の意見に反論も必要です。それは愛する妻を守るために。

 

で、それが出来ない彼なら、たぶんあなたは守られることはないでしょう。

 

それでもいいかどうか、です。

 

恋愛は楽しむもので、その相手はけしてあなたを傷つけるようなことがあってはなりません。

結婚もまた人生をより豊かに、楽しさと幸せに満ちていくためのもの。そのパートナーがあなたに悲しい想いをさせるようなことがあってはなりません。

 

のりぴ塾生だったあるアラフォー女性は、恋愛結婚したはずの旦那さんに、もう10年以上言いたいことが言えず、毎日が不満に満ちていました。お姑さんのことも大嫌いで、守ってくれない旦那さんのことはもっと嫌いでした。

 

でも、その気持ちの根源を紐解いていったとき、ある大切なことに気づいたんですね。

 

それは、何もかも自分の頭が作り出していたという現実、です。そう思えばその通りになっていまう引き寄せの法則を、望まないことに使ってしまっていたのです。

 

心の軌道修正をしてからは、同じテーブルにつくこともイヤだった旦那さんと、ティータイムができるほどに。お姑さんにも言いたいことを言えるようになったら、楽しい関係に変化していきました。

無視しちゃえば？

ここまでお伝えしてきたことを踏まえても、それでも彼が好きなら・・・

あなたに必要なのは、進む勇気です。

 

彼にももちろん、その勇気は必要です。親の言いなりになる状況からの卒業。本当の巣立ちをしてもらわなければなりません。

 

最優先すべき相手が、親から自分の妻に移るということを、腑に落としてもらわなければなりません。

 

親は子どもの成長をいつでも見守る存在であるはずなのです。

子どもを自分の思い通りにしようとする親は多いでしょうが、そんなの無視ですよ。

 

彼は彼女と幸せになることを構築していくこと

彼女は彼を信頼していくこと

これだけで充分ではないですか。

 

逆に、これができないなら結婚はナシです。だって、幸せな気持ちのまま結婚できないじゃないですか。

 

彼女を守れない男なんて、人生という道を歩いていくとき、全然役に立たないじゃないですか。

stand.fm音声配信｜彼の両親が結婚を反対する理由

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

彼の両親が結婚を反対する理由