私の指摘にすぐ反応する夫
正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ第３７０目、本日は結婚のことでお悩みのあなたへメッセージです。
もくじ
私の指摘にすぐ反応する夫
男性はプライド99％で出来ています。
だから、指摘されるだけでも「否定された」「反対された」と感じてしまい、過剰に反応してしまうことって結構あるんです。
でも、そんな旦那だと妻は疲れてしまいますよね。
いちいち反応されても、話が先に進まないどころか逆ギレされたり文句言われたり。これじゃ日常がどんどんつまらなくなってしまいます。
ということで、本日の愛のトリセツの始まりです。
イライラする夫にイライラする妻
とある相談サイトでこんなご相談を見かけました。
30代後半のお子さんのいらっしゃるご夫婦は結婚4年。旦那さんは細かい性格だけど、普段は温厚で優しく子煩悩。でも、奥さまは面倒くさいと思っていることがありました。
それが・・・
旦那さんが奥さまの言った言葉に、すぐ反応して怒り出す、ということ。
たとえば
ある朝、お子さんの夜泣きが前夜にあって、奥さまが眠れたのが朝方。それもあって、奥さまが起きられなかった。旦那さんは自分で朝食の支度をして、出勤準備をしていた。ふと奥さまが「お湯沸かしてなかったの」と聞いたところ「出来ないよ！」と旦那さん。奥さまが返事せずにいたら「朝からいろいろやって時間ないから無理！」と更に旦那さん。「朝から文句言わないで」とも言われてしまいます。「文句じゃない」と奥さまが言っても、その後15分間「お湯沸かしてなかったの」と言われたことに腹が立った説明を延々とされて疲れました。
奥さまにとっては、「大したことではないこと」なのに言われることがイヤなんだそう。別の日に、電気の消し忘れを旦那さんに言ったら、また言い合いになってしまいます。
結果、お互いに細かいことは言わないようにしようと取り決めしたそうなんですが・・・
でも、奥さまは「お湯は子どものミルク用で普段は私が沸かしてる」「いつも30分火にかけるので旦那さんが起きた時点で沸かしてくれていたら良かった」と思っていました。
旦那さんは「キミは絶対謝らない。もういい。」と出かけてしまったそう。
こういうやりとりが面倒臭くて、その度に心が消耗してしまうというお悩みでした。
お互いの心の底にあるもの
奥さまは「旦那さんに先読みして理解しておいてほしい」想いがあります。
お子さんのミルクの準備ですね。
「妻がいつもしていること」
「朝の子どもに必要なこと」
というふうに、旦那さんが認識していれば、きっとしてくれたかもしれません。
一方、旦那さんはというと。
奥さまが起きてこれなかった理由を理解していません。
なので「単なる朝寝坊」と受けとめている可能性もあります。
もしそうだとしたら、この時点で旦那さん「ムッ」としていてもおかしくありません。
私からすると、偉そうですが、このご夫婦は「指摘は得意」のようですが、「コミュニケーションを取ることがヘタ」と言わざるを得ません。
自分の要望ばかりが先に立ち、現状報告がないまま要求するので、相手からすると「何なんだよ」となっても不思議ではないのです。
つまり「自分の大変さ」は相手が勝手に理解してくれるもの、という認識こそが、誤解のもとです。
面倒くさいやり取りは、面倒くさがりの人のもとで起こります。
このご夫婦が面倒くさがっているのは、夫婦のコミュニケーションです。
相手の指摘にイライラしなくなる方法
指図されるとたちまち否定された気持ちになる人もいますが、このご夫婦のような場合は、自分の状況をまず伝えるというところからスタートします。
「夕べは〇〇(子ども)の夜泣きがひどくて、寝たのが6時なの。朝ごはんの支度、出来なくてごめんね。」
「いやいいんだよ。だいじょうぶ？まだ寝てても大丈夫だよ。朝ごはんくらい自分で支度できるし。」
「あ、でもミルクのお湯沸かさないと。いつもこの時間に沸かしてるんだけどすっかり遅くなっちゃって。」
「このやかんに水入れて沸かしてるのかな。」
「そうそう。わぁ助かる！どうもありがとう」
こういう会話になるためには、最初の「現状報告」があってこそです。
夫婦って、ちょっとのことでケンカにもなるけど、そういうときって相手に思っていることが伝わっていないときが殆どですよね。
ということは、ちょっと一言付け加えるだけで、愛情としてお伝えすることが出来て、それがうまく循環してあったかい会話にもなっていきます。
あなたのおうちはいかがでしょうか。
stand.fm音声配信｜私の指摘にすぐ反応する夫
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
私の指摘にすぐ反応する夫
指摘し合いをすると、気持ちもすさむし会話をしたくなくなります。するとますますコミュニケーション不足になり、ちょっとの行き違いで「カッチーン」と来やすくなってしまいます。まずは状況を伝えること。そしてお願いすることですね。指摘ではなくて「お願い」です。
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