どこにでもいる、合わない人との付き合い方
正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ第２９３目、本日は人間関係でお悩みのあなたへメッセージです。
もくじ
どこにでもいる、合わない人との付き合い方
生きていれば自分に気の合う人もいれば、全然合わない人というものもいます。
- あなたの周りはいかがですか？
- 自分に合う人が多いですか？
- 合わない人の方が多いですか？
ありのままの自分で生きていると、自分の周りは自分に合う人だらけになっていくはずなんです。なので、自分に合わない人というものに出逢う確率はグッと減るものなのです。
とはいえ、組織に属してお仕事していたりするとそうもいきません。
公園のママ友や、PTAでも合わない人はいますし、ご近所にも合う人合わない人っていますよね。
ということで、もし今、自分の周りに合わない人がいるのだとしたらどう付き合っていったらいいんだろう？ということについて、本日の愛のトリセツでお伝えしてみたいと思います。
合わない人ととも付き合わなければならない人生
こんなふうに思って過ごしていませんか？
- 自分の周りには、自分に賛同してくれたり、協力してくれたり、要するに自分のことを大事にしてくれる人がいない。
- いつもこちらから合わせに行かないと、世の中はうまく回らない。
- 自分の意見を押し込めなければ、受け容れてもらえない。
- 私は我慢することでしか、自分の存在価値を感じられない。
こう思って過ごしていたら、確かに「合わない人と付き合わざるを得ない状況」にハマってしまいます。
もしそうだとしたら、あなたの心にこういう想いが潜んでいたりしませんか？
- この人といるといつもなんとなくモヤモヤするけど、この人と離れてしまったら、私は友だちがいなくなってしまう。
- 合わないのはきっと、私がワガママだからだ。
- きっと今日たまたま合わないだけで、普段はいい人なんだろう。
- この人のいいところが見出せない私は、ダメな人間なのかもしれない。
- みんなが「〇〇さんていい人だよね」って言ってるから、きっと本当は素敵な人のはず。そう思えない私がひねくれてるのかも。
いろんな「こうに違いない」という想いや、「ねばならない」という想いに取りつかれて、今日も、合わない人に振り回されて疲れてしまっているあなた。
選択肢は「合わない人とどう付き合うか」というのもありますが、「合わない人から離れる」という手もあるんですよ。
境界線を引いてみませんか？
一番手っ取り早いのは、合わない人から離れること。
そして、合わない人と離れるから友だちがいなくなるのではなくて、合わない人と離れるからこそ、本当に気の合う友だちが生まれる状況に進んでいくのです。
ですが、職場やご近所付き合いだと、完全にお付き合いを断ち切るのは難しいものですよね。
どうしたってしがらみが生まれてしまいます。
そういう時に必要になってくるのが「境界線」です。
ここで勘違いしやすいのが「壁」です。
境界線は壁ではありません。
あなたの足もとに半径50cmくらいの円を描いて、そこに入っているイメージです。
人はひとりひとり皮膚を隔てていますが、それをそれぞれ自分の足元に描かれた円としてイメージすると、人との間には自分の線と相手の線と2本の線があることがわかります。
この線は、たとえ親子であっても、夫婦であっても、超えて踏み込むことができない聖域です。
あなたの境界線の中にはあなたしかいないのです。
相手の境界線の中には相手しか入れません。
足もとに描いた半径50cmの円は、ひとりひとりの皮膚と同じ扱いですので、他人が自分の皮膚へ入り込むことができないように、自分もまた他人の皮膚内に入り込むことはできません。
人間の想いや感じていること、考えていることも、皮膚の中に存在しますよね。
頭で考え、心で感じているのですから。
人が人とのお付き合いで「合わない人との付き合いに疲れてくる」という時は、相手の境界線内に入ろうとしているときに起こります。
けして入り込むことのできない場所に入ろうとするから、苦しくなるんですよ。
自分の身は自分で守りましょう
合わない人がいるということは、自分の感覚・感情・思考の部分で「合わない」と判断しています。
そのことに良いも悪いもなくて、単純に自分の感性がそう感知しただけのことです。
多くの人はここの罪悪感を抱くことがあります。
- 好き嫌いを持ったらダメだ
- 誰とでも仲良くしなければ
- 合わないなんて私がワガママなだけなのかも
- きっと相手にもよいところはあるはず
などと、なんとか自分をなだめようとするのです。
が、自分の感性って実はとっても正直で正確なアンテナだったりするんです。
自分に対して優しさや思いやりを持って接してくれているかどうかは、自分にしか感じることができません。
悪意がある態度を取られても、自分が悪いんだ、なんて思っていたら、自分で自分のことが守れません。
でも逆に、相手は悪意がなく親切でしてくれていることにも、自分から壁を作り、自分で自分を責めるクセがあったら、気づくこともできません。
線がない状態も、線が壁になっている状態も、ちょっと不幸な心持ちに陥ってしまうんですね。
あなたはいかがでしょうか。
では改めて、今日のメッセージ
どこにでもいる、合わない人との付き合い方
境界線を引きましょう。既に皮膚を隔てて境界線は出来ているはずなのですが、つい人の脳内の面倒をみてしまいがちな人は、改めて自分の足元に半径50cmの円を描きましょう。
そして、線が引けていると思っているあなたは、壁になっていないか確認してみましょう。
線は相手の顔が見えますが、壁は相手の顔が見えずすべて自分の脳内でその表情すら自分で創り上げてしまっている場合があります。
こちらのサロンでもお伝えしています。
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