正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ第３５３日目、本日は、婚活・恋愛でお悩みのあなたへメッセージです。

忙し過ぎる彼、どうしたら？

お付き合いってもっと楽しいものだと思ってた。

お互いに連絡を取ったり、いや、取りたくなったり。

例えば「声が聴きたかったから」なんていう電話でもいいし、「急に会いたくなったから」なんていう突然の誘いでもいいし。

 

とにかく、相手から「求められている」「愛されている」っていう感覚が、今の彼には全然感じられなくて。

 

• LINEしても返事が来ない
• 既読にすらならない
• デートの日にちも彼の都合に合わせてばかり
• それすらドタキャンになることもあったり

 

あ～あ、私って待ってばっかりだなぁ。

そんなふうに感じているあなたへ、愛のトリセツをお届けします。

かまってちゃんは嫌いなのに

気づいたら自分がかまってちゃんになっていた。

なんてこと、ありますよね。

20代、とってもかまってちゃんだった私は心が痛いです。グサグサきます(笑)。

 

というか、恋愛していたら「相手に愛されているかどうか」ってとっても興味のあることで、いや、一番知りたいことなんじゃないでしょうか。

 

以前の私はそう思っていました。「以前」というくらいだから、そう、今はそんなふうに思っていません。

 

愛されているかどうかって、知りたい気持ちはわかります。私もそうだったから。

ですが、現実どうでしょう。

 

愛されているかどうかを知ったから、あなたも相手を愛すのでしょうか。

愛されていてもいなくても、あなたは相手を愛すのでしょうか。

 

ここで思うんですよ。

「愛されていないとわかっていたら愛さない」という人がもしいるなら、その人の相手への愛って、何なんでしょうか。

そもそも「愛って何？」ということになりませんか？

 

ここであなたの考える愛とはどんなものかを紐解いてみると…。

ほしいものばかりで、与えるものがない人の愛

彼にああしてほしい、こうしてほしいという欲望が湧いてくるのは、別に悪いことだとは思いません。

それって自然な感情なのだから、あっても全然いいと思うんですよね。

でも、仮に望んでいるような行動をとってくれなかったとしても、あなたが彼を好きな気持ちって消えますか？

消えるならそれって愛じゃないですよ、たぶん。

それは単なる拗らせで、愛されない方のワガママです。

 

そう、愛されるワガママっていうものもあるのですが、これじゃあ愛されない一方のワガママになってしまいます。

 

でね、なぜか愛されないワガママの人って、こういう忙し過ぎる彼・自分を満たしてくれない彼を好きになりやすいんです。

これはもう、小さい頃からのクセが映し出されていることが多いのですが、「愛されたい」という気持ち、何歳頃から持っていますか？

 

愛されて育ってきた人って「愛されたい」「かまってほしい」という気持ちがそんなに強くないんです。なぜなら満たされているから。

だけど、「愛されていない」を感じて生きてきた人は、欠乏感が常にあって、「どうせ私は愛されない」気持ちが強くて、愛されているかも？と感じたら、それを思い切り浴びるように感じたいんです。

 

本当は都合なんて無視して、もっとワガママが言いたかった過去があるから。

でも言えなかった過去があるから。

その想いを「今」、目の前の彼で晴らそうとしているのかもしれないんですね。

いつか別れてしまう前に

よく、自分の機嫌は自分でとりましょうという話がありますが、まさにそれで、あなたの満たされない想いを満たすために、彼は存在しているわけではないんです。

そしてまた、あなたも、彼の想いを満たすために存在してるわけではない。

これは有名なゲシュタルトの祈りという詩にも出てくる内容ですが、この部分が腑に落ちると、人との境界線も適切に引けるようになります。

 

人との境界線は、誰かに依存しないようにするためというより、自分は何を考え、どう行動するのも自分が選んで決めて良いんだよ、という意味合いも大きく持っているように私は感じるんです。

 

もちろん、人に依存し過ぎるのはよくありませんが、赤ちゃんは完全にお母さんやお父さんに依存しなければ生きていけませんよね。それが成長とともに自立心が生まれていくのですが、依存と自立は半々あって良いのです。

 

依存ばかりでは相手は疲れてしまいますが、自立ばかりでは可愛げがありません。

まったく彼女に頼られたり甘えられたりしない彼氏、寂しいものだと思いますしね。

 

あなたの恋愛がうまくいかない、待ってばかりの恋愛になってしまうのには、こんなふうにちゃんと理由があります。

stand.fm音声配信｜忙し過ぎる彼、どうしたら？

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

それでは改めて本日のメッセージ

忙し過ぎる彼、どうしたら？

いつも放っておかれるような彼を選んでしまいがちな人には、心のクセが作用していることがあります。うまくいかないときは、初回カウンセリングでお話をお聞かせくださいね。