私は中学時代の初恋の頃から恋愛にのめり込みやすく、彼氏が出来たら彼氏が何より大切な最優先事項となり、時間が出来れば彼のことばかり考えて…。

30代、まだ恋愛に振り回され中

正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ、恋愛を楽しめないあなたへメッセージです。

 

そんなふうに「いざ恋愛」となると、どっぷり気持ちが持っていかれて、日常生活に支障が出てしまう・・・というあなた。

 

これは30代に限らず、20代でも40代でも結構起こりうることだと思うんです。

 

まぁそれだけ相手に真剣ということとも言えるのですが・・・。

 

あまりにもそこだけに気持ちが集中してしまうと、それはやっぱり相手にとっても「重い」と捉えられたり、「鬱陶しい女」になってしまったり、あんまりいいことがなかったりもするんですよね。

 

こういう「恋愛に振り回されやすい」というタイプの人は、ちょっと意識するだけでもう少し軽やかに恋を楽しむことができるようになりますよ。

 

ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。

自分の心に振り回されて

恋愛に振り回されてしまっている人は、結局のところ「自分の心」に振り回されてしまっているのです。

これはどういうことかというと、自分でどうにかできることと、自分ではどうにもならないことの区別がつかなくなってしまっている状態とも言えます。

 

自分ではどうにもならないことを、自分で考えて解決しようとすると、自分ではどうにもならないことなので解決は出来ません。その結果、不安が生じてしまうという結果になります。

 

大体、人の気持ちがわからない・・・みたいなことって、自分ではどうにもならないことが多いのですが、そこに立ち止まってしまうと、今度は自分でどうにかなるようなことまで、自分ではどうにもできないんだ・・・と思ってしまうのです。

 

自分ではどうにもならないことを自分でどうにかしようとする

自分でどうにかできることを自分ではどうにもできないと判断してしまう

 

このふたつこそ、恋愛に振り回される根源になっているのではないかと感じますが、あなたはいかがでしょうか。

 

自分でどうにかできないことまで自分で解決しようとしていませんか？

見捨てられ不安はありませんか

そんなふうに、自分でどうにかできないことまで考えたり、自分でどうにかできることを考えられなかったりする人は、やっぱり不安が胸に溜まりやすく、「嫌われるんじゃないか」「捨てられるんじゃないか」のような、「見捨てられ不安」を抱えていることが多いものです。

 

見捨てられ不安は、そうなってしまうのにはいくつか要因があるのですが。

 

多くは、幼少期に親から安心と安全の環境が与えられていなかったり、健やかな愛情関係を親との間に築けなかった経験によるものです。

 

これがあると、大人になって愛情を伴う人間関係に違和感や恐怖心を感じてしまうことがあります。

 

また、愛情は目に見えないもの。それを心のどこかで否定して生きて来た経験から、目に見えるものに価値を置きがちで、お金やモノ、地位などを愛情のあるなしの判断にしやすかったりもします。

 

だからつい、「捨てられるのではないか」「私から去ってしまうのではないか」「結局また自分ひとりになってしまうのではないか」などと考えがちで、人から見捨てられないように頑張ってしまうのです。

 

そうなってしまうと、もう恋愛を楽しむどころではありません。

 

彼の愛情を感じても不安が拭えず、もっともっとと要求してしまうこともあります。

信じることが出来ません

小さい頃に、親から愛情を与えてもらえなかった経験や、愛情を親に求めても拒絶されてしまった経験。

 

親に虐待されたり、親と離されてしまった経験があり、親との間に健やかな安心を与えてもらえるような愛情関係が生まれないまま成長してきてしまった結果、こういうことが起きてしまうことがあるのですが・・・。

 

心の軌道修正セッションでもこの「親との愛情（愛着）関係」を扱うことはとても多いのです。

 

恋愛や結婚生活でありのままの自分を出せず、見捨てられ不安に苛まれている人たちは、この「愛情を感じること」に対する否定的な想いを長いこと抱えて生きてきています。

 

恋愛をするたびに、そして、結婚生活を重ねていくにつれ、あまりにも「自分は拗らせ体質だ」「相手にのめり込んでしまう」「依存心が強すぎる」という認識に苦しんで、「このままでは幸せになれない」と判断し、「変わりたい」という想いから、掴んでしまった思い込みを手放していくのですが。

 

自分が拗らせ体質であることや、のめり込んでいることや、依存心が強いことに気づかないままの方もとっても多いのですが、小さい頃からの思い込みって、無意識下でそうなってしまっているので、自分では気づけないのです。

 

恋愛に振り回されがちな人は、相手だけでなく自分を信じられずに苦しんでいることも特徴的ですので、心から恋愛を楽しんで、結婚生活も心豊かなものにしていきたいと思われたら、一度心の声を聴いてみてくださいね。

 

もしかすると、小さいあなたが心の奥でしくしく泣いているかもしれません。

stand.fm音声配信｜30代、まだ恋愛に振り回され中

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

30代、まだ恋愛に振り回され中