子連れ再婚：気づくと彼に引け目を感じています
正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ第２００日目
今日は金曜日、毎週金曜日は再婚しているあなた、または再婚を考えているあなたに向けてのメッセージです。
子連れ再婚：気づくと彼に引け目を感じています
再婚する相手に、いや再婚する相手だけでなく、そのずっと手前のお付き合いの段階から、なんとなく彼に遠慮してしまうシングルマザーは多いようです。
何か自分自身を身軽に感じられないでいたり、自分に子どもがいることで自由に時間をつくれないことを申し訳ないと思ったり。
そもそもなんですが、「子どもがいるあなた」がデフォルトであることを、なぜもっと認識してもらわないのでしょう。
あなたに子どもがいるということは素晴らしいことなのに、どうしてそんなにマイナス要因になってしまうのでしょう。
ということで、本日の愛のトリセツの始まりです。
ジャッジ！
引け目を感じるということは、あなたは審判になっている状態です。
自分にジャッジというのももちろんありますよ。
でも、同時に彼のこともジャッジしています。
私のこと、子持ちのシングルマザーだからってこんな風に思ってないかな
この「こんな風に」の部分にはさまざまな言葉が入るでしょうけれど、それってつまり「自分が自分で子持ちのシングルマザー」であることに、ちょっとチクっとした責める気持ちを持っていて、彼も同じような気持ちを持っているだろうと勘ぐっている状態ですからね。
彼のことも若干ディスっていますよね。
いや、だからといって「彼はそんな人じゃない！」なんて頭から打ち消すような考え方もまた、自分に無理を強いているようなものです。
自然なカタチで彼との恋愛を楽しんでいる子連れ離婚したシンママさんたちは
- 自分と子どもをセットとして考えており
- 何より子どもを大事にしており
- 彼とのことは自分の恋愛ごととして捉え
- 子どもとの関わりは機が熟すタイミングを丁寧に待ち
なにより「慌てる」ことも「焦る」こともしません。常に自然体で接することができるのでです。
彼に引け目を感じるとき
引け目を感じないようにするか、引け目を感じつつ「そんなことないよ」という状況に持っていくか、どちらかになると思います。
引け目を感じないようにする場合は、自分の状況を受け容れていくことが肝心。
子どもがいるのが当たり前の自分を、けして卑下しないのはもちろん、子どもがいることで彼と自由に会えないという現実がある中で、お互いの理解を深めていけることができたら、シンママの恋愛ってそんなに難しいことではないのです。
引け目を感じつつ「そんなことないよ」というのは、ちょっと気をつけないとなりません。
なぜなら、自分をちょっと下に置きつつ、彼に負荷をかけていることにもなるからです。
また、シンママ側の精神的な部分で「私の方が大変だ」「彼にはわからない」という想いが生まれてしまったり、なかなか会えないもどかしさに「私なんかじゃダメだろうな」となってしまったり、逆に子どもを巻き込み過ぎて「子ども込みならいつでも会える」ことを優先してしまったり、ちょっと自分の中でのバランスが取れなくなったりすることでも、引け目が強まったりします。
ただ、こうなってくると、すべての目線が自分主体になっているので、自分を卑下しているようで結果として自分ペースに相手を巻き込もうとしている状態に通じてしまうんです。
彼のペースを、結果として自分が調整してしまう、みたいな感じです。
でもそれって、結局は「こんな私だから、私がどうにかしないと」という想いから生まれる不安です。だから、「彼のことも私がちゃんとしてあげないと」という、ちょっと踏み込み過ぎの状態になって、親切に似た押し付けにもなりかねません。
親しくしていたのに、何か最近ちょっとギクシャク…っていうのはそういうところから起きたりするんです。
人って踏み込まれれば線を引きたくなるし、線の中に引っ張り込まれたら、それはそれで疲れてきちゃうんですよ。自分のペースが掴めなくなるから。
いつだって対等
子どもがいようといまいと、彼とあなたはいつだって対等です。
そしてお互い自立したオトナです。
だから、それぞれの生活のベースがあるということは、もちろんお互いに受け容れた上の話です。
彼に引け目を感じてしまうことが苦しいなら、そのまま彼に話してみましょう。
そして、ふたりにしか出来ないお付き合いのカタチを構築していけばいいんです。
想いはあるのですから、難しいことではありません。
何もあなたが全部のレールを敷いてあげることもないです。彼の意見や想いも尊重してあげてください。
何より大事な子どものことも、あなたから切り離せない命ですから、まずはあなたと子どもとの生活の基盤を整えてください。そこだけなんですよ、当たり前のことなのですが子どものいない人との恋愛の違いは。
ただその子どもがいるということを、どうかあなたの人生の最大の愛だということは忘れないでほしいんです。
彼と別れても子どもとは別れられない。
それが答えです。
そのベースがあるからこそ、あなたも子どもも、そして彼も、一緒にHappyになれるのですから。
では改めて、今日のメッセージ
子連れ再婚：気づくと彼に引け目を感じています
引け目はジャッジの始まりです。
何を裁こうとしているのでしょう。
一番大切なものを大事に、自分と彼の関係も大切に育みましょう。
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