再婚相手と自分の子ども、板ばさみが苦しいあなたへ
正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ第２７５日目、本日は、再婚でお悩みのあなたへメッセージです。
もくじ
現夫と自分の子どもの間で板ばさみ
再婚のパターンは実にさまざま。
- シンママ×シンパパ
- シンママ×初婚男性
- 初婚女性×シンパパ
- シンママ×バツイチ男性
- バツイチ女性×シンパパ
バツイチ女性×バツイチ男性には、「連れ子」という存在がないので、ある意味初婚同士とさほど変わらないところもあります。
ですが、子どもひとり連れて再婚することで、思いのほか新しいパートナーとの間でもがいてしまう妻もいるのです。
ということで、本日の愛のトリセツの始まりです。
今の旦那さんと連れてきた子の間で板ばさみが起こるワケ
それはね、あなたが「今のこの再婚家庭を守りたい」と心から想っているからなんですよ。
そしてね、あなたが「私さえ間に入って均衡を保っていたら大丈夫」となんとか踏ん張っているからなんです。
新しいこの家庭を守るっていう想いはとても尊くて素敵な想いです。
ただ、その想いはあなただけが持っていればいいってもんではありません。新しい家族のメンバー全員がそう思っていてこそ、家族全員で新しい家族として回っていくんです。
さらに、「私さえ間に入って均衡を保っていたら大丈夫」とあなたが踏ん張ることは即刻やめましょう。いや、私も実はそんなふうに頑張っていたんですよ。でもね、これって逆にこじらせるんです。
踏ん張るほど頑張らなくていい。
確かに、自分の連れ子と新しい旦那さんの共通媒体はあなたかもしれないけれど、そんなのずっと続けてたら、あなたの連れ子と新しい旦那さんのコミュニケーションが構築されていきません。
あなたの役目は、家庭の中で家族間があったかくなっていくための種火のような存在。
薪は各自が持っています。
あなただけの薪で燃やし続けていたら、やがてあなたは燃えカスになって燃え尽きてしまいます。
お互いが少しずつ心の薪をくべることで、家族の愛の炎は燃え続けます。その暖炉の周りで団欒しているのが新しい家族なんです。
何を恐れて板ばさみになるの？
あなたがあなたのお子さんと新しい旦那さんの間で板ばさみになるとき、あなたはきっと恐れているはずです。
- 子どもが何か新しい旦那さんの気に入らないことをしたらどうしよう
- 新しい旦那さんが子どもの言動にイライラしていたらどうしよう
- 私の子どもへのしつけに対して新しい旦那さんが良く思っていなかったらどうしよう
- 新しい旦那さんが実は子ども好きじゃなくてうるさいって感じてたらどうしよう
両方の間に挟まって、あなたはあれこれ思い悩むのです。
私も再婚した当初、間にハマっていろいろなことを悶々と悩んでいた時期がありました。
でも、ハタと思ったのは「自分ひとりで抱えていても何も解決しない」ということでした。
何か家庭で、というか新しい家族として問題があるのなら、それは家族同士でもっとリラックスして会話していけばいいだけの話なんじゃないか？と。これむしろ、私ひとりで抱えようとしていたらうまくいかないんじゃないか？と。
再婚当初、気疲れしていた原因はこれだったんだ、と気づいてからは、自分ひとりで抱えることは辞めました。
おかげで家族で大ゲンカしたこともありますし、私自身、再婚後旦那さんと大ゲンカして家出しかけたことが2回あります。
ただ、その都度思っていることや感じていることをとことん話し合い、同じ揉め事を繰り返さないようふたりで共通認識を持つようにしてきました。
家庭によってその辺りのやり方は異なるでしょうが、お互いが想いを素直に話し合える状況はなんであれ必要です。誰かがひとりで背負うものではありません。
信じるものが集まる場所
家庭って、家族って、安心・安定の場所じゃないですか。
言わばそこにいる人みんな、相互に信じ合っているんですよね。
何も疑いのない、ただそこにいてホッとできる空間というか。
そこで誰かひとりだけが我慢したり、あくせくしたりしても意味がありません。
誰かひとりだけの努力で成り立っているものではないからです。
再婚家庭、特に子連れ再婚をしている家庭では、子どもを連れた側の人数の方が初期人数が多いですから、もう一方は味方がいないという寂しさも感じやすいものです。
ウチで言うと、私は子どもを2人連れていて、旦那さんは初婚ですから、私は3人で旦那さんは1人です。ここにウチの旦那さんは孤独を感じることがあったようです。そして何かあれば子どもたちは私の味方につくだろうというふうに思っていたようです。
実際はそんなこと全然ないんですけど、ここで私が変に孤軍奮闘してしまうと、水臭さとか隔たりが生まれやすくなってしまうんだな、というのは再婚してから気づいたことです。
もっと屈託なく、子どもも旦那さんも分け隔てなく、ひとつの家族として接するだけで本当に充分なのです。
では改めて、今日のメッセージ
子連れ再婚：現夫と自分の子、板ばさみが苦しいあなたへ
子どもを連れた側は、中間に立ちすぎず、自然体を心掛けてください。
思っているよりずっと、再婚家庭は楽しいものです。
でも、そんなふうに楽しいものに転んでいくか、つまらないものに転ぶかは、あなただけにかかっているのではないです。
家族全員で家庭を構築するから楽しくなるのです。
こちらのサロンでは、初婚・再婚を考えているメンバーとともに、人生の在り方について一緒に進んでいます。
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