婚活:「普通」でいいのに、なぜ見つからないの?

正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ第171日目

 

今日のメッセージは恋活・婚活中のあなたに向けてのメッセージです。

 

婚活:「普通」でいいのに、なぜ見つからないの?

 

  • 普通の人でいいのに
  • ごく一般的なことしか望んでいないのに
  • どうして見つからないんだろう

 

婚活をしている人も、恋人がほしい人も、「自分の普通」を当たり前のように考えていることがあります。

 

しかし、「あなたの普通」はどこまで一般的なのでしょうか。

人は、自分が高望みしていないことを「普通」と言ったりしますが、「高望みしていない」イコール「普通」という図式にはなりません。

 

なぜなら、ひとりひとり「普通」が違うからです。

普通という言葉ほど、普通ではないのではないか?と私は考えます。

 

だとしたら、普通を目指せば目指すほど、普通の人から離れてしまうことになると思いませんか?

 

ということで、本日の愛のトリセツ、始めます。

 

 

「普通」が普通じゃなさ過ぎる

 

恋活中の人も、婚活中の人も、理想の相手のことを「普通の人がいいんです」「普通の人でいいんです」という方って意外といらっしゃると思うんです。

 

でも、その「どこにでもいそうな普通の人」って、なかなかいないんです。

 

と、けして高望みはしていないアピールと、「もうそこらへんにいてもおかしくない」感をお持ちです。

 

しかしながら、あなたの考える「普通」は、果たして本当に「一般的な意味での普通」なのでしょうか。

 

というか、「一般的」とか「普通」とか、何を基準に定義されているものなのか?

 

人の言う「普通」というのは、その人が生きてきた人生のカケラです。

 

苦しみばかりの人生の人にとっての普通と、楽しみばかりしかない人の普通では、「普通」同士が天と地ほど違います。

 

私の普通は普通じゃない。

 

そう覚えておきましょう。

 

 

意外と難しい「一般的」という意味

 

あなたがよく、「これってこうするのが普通じゃないの」とか、「こんなの普通だよね」などという言葉。

それがいかに自分中心の普通であるということ、そこをまず認識しておくことです。

 

普通という言葉、一般的という言葉、どちらの言葉も、自分以外の人を含めて発すると、めちゃくちゃあやふやな言葉と化します。

 

なぜなら、尺度も価値観も解釈も、ひとりひとり異なるからです。

 

異なりを受け容れて、異なりを認めて、その先にコミュニケーションや人間関係の楽しさや醍醐味があります。

 

そして、その手前にある自分自身との対話。ここに生きている葛藤と喜びがあります。

 

一般的という言葉で、あなたの尊い人を愛する想いや、人を愛することの恐れや、人を愛することの難しさ。

 

そんなの簡単だよ

そんなの普通だよ

そんなの一般的だよ

 

簡単に扱われたらちょっとムッとしてしまうことってありますよね。

 

だから、「普通でいいのに」という言葉はあなたの中でしか当てはまりません。

他の人から見たら、めちゃくちゃ高望むだったり、逆に「え?そんなんでいいの?」ってなったりするのです。

 

ということは?

 

あなたが「普通でいいのに」と思えば思うほど、あなたの考える普通の人とは出逢えない率が高まります。

ピンポイントでこういう人がいい!というのがなければ、その「普通」という望みは、「自分の中だけのぼんやりした希望」となり、見つかるものも見つからないのです。

 

こういう人の場合、自分自身が何を考えているのかわからなかったり、何を感じているのかわからなかったり、自分が何に喜びを感じるのかわからなかったりします。

 

嬉しさや楽しさがわからない、怒ることが出来ない、寂しさや哀しみだけで生きているなど、感情のバランスが崩れていることもあります。

 

 

むしろとんがった方が見つかる可能性大

 

「とんがる」という言葉の意味は、自分の好みを明確にするということです。

 

  • 食べたいもの
  • 見たいもの
  • 手触り
  • 空気感
  • 匂い
  • 雰囲気
  • 耳触りのよい音

 

など、五感が喜ぶものってあると思います。

 

あなたが望む未来には、あなたが一緒にいて心地よい人が近くにいるはず。

あなたが無理して一緒にいるのではなく、自然体で一緒にいたい人です。

 

あなたの五感が喜ばなかったら、それは一緒にいる人ではありません。

あなたの「イヤだなモード」を刺激する人ばかり周りにいるとしたら?それはあなたが、自分に無理を強いているということ。

 

我慢していませんか?

無理をしていませんか?

我慢や無理をし続けてきた人は、何が我慢で何が無理なのかすら、わからなくなってしまっている人もいらっしゃいます。

実際、のりぴ塾にもそんな状態でいらっしゃる方、何人もおられます。

 

だけど、自分が我慢してきたことに気づいたとき、無理をし続けてきたことがわかったとき、本当の自分自身の声が聴こえます。

 

もういやだ。

このままじゃいやだ。

こんな自分のまま終わりたくない。

 

そんな激しい気持ちの揺さぶりがかかると、「普通」という言葉が、いかに逃げ言葉なのかがわかります。

自分の希望を言わずして「普通」として片付けてしまうこと。

 

人はもっとこだわりを持って生きていいのです。

自分だけのこだわりを。

 

 

それでは改めて本日のメッセージ

 

婚活:「普通」でいいのに、なぜ見つからないの?

 

「普通」という言葉を使うから見つからないのです。

本当に望んでいることを体感してみてください。

本当にこうでありたい、という感覚を取り戻しましょう。

 

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