子連れ再婚：ママの彼、嫌いじゃないけど気持ちの整理がつかない
もくじ
正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ第１７０日目
今日は金曜日、毎週金曜日は再婚しているあなた、または再婚を考えているあなたに向けてのメッセージです。
子連れ再婚：ママの彼、嫌いじゃないけど気持ちの整理がつかない
子ども側からの視点です。
お母さんのところによく来るおじちゃん。
私のこと、僕のこと、とても可愛がってくれる。
一緒にいるととても楽しい。
でも。
だけど。
私、ママがいてくれたらそれでいいの。
僕、ママともっとふたりでお話ししたい。
でも。
だけど。
ママはおじちゃんが来ると嬉しそうだ。
私も嬉しいよ。
ママが嬉しそうなの。
僕も楽しいよ。
一緒に遊ぶの。
でもね、でも。
私、ママと一緒にいられたらいいんだ。
僕、ママともっとしゃべりたいんだ。
子どもがいる状態でママが恋愛をすること、大変なのでしょうか。
お子さんの手前いろいろ苦労されるところもあるかもしれません。
ということで、本日の愛のトリセツの始まりです。
あなたも慌てない、子どもはもっと焦らない
バツイチの私にも彼ができた！
再婚するかも！
子連れ再婚できるかも！
その時のあなたの胸のうちはどんな想いが生まれているでしょうか？
- 周囲はどう思うだろうか
- 子どもたちはどう感じているだろうか
- 私うまくやっていけるかな
- 私と彼と子どもで新しい家族を築いていけるかしら
うんうん、わかります。
私もそういうこととっても考えましたよ。
幸せになりたい！子どもたちとともに！！
そう思うからこそ、ちょ、ちょっと待った！なんです。
子どもにとってのお父さんは、あなたの元旦那さんであることが殆どだと思いますが、それを前提にお話しをすると、あなたにとって元旦那さんより百万倍素敵な人であっても、お子さんにとってはあなたにとってしょうもない元旦那さんがお父さんなんです。
どんな人であっても、元旦那さんがお父さんなんです。
だから、子どものお父さんとしてあなたが再婚すると、子どもにとっては有難迷惑になることがあります。
冒頭に書いたように、子どもはお母さんと一緒にいられたらいい。お母さんまでいなくなってしまったら、子どもはめちゃくちゃ寂しいです。哀しみや恐れに飲み込まれてしまうようです。
ですので、焦ってはいけません。
あなたがどんなに好きな相手だとしても、お子さんを交えたお付き合いは少しだけ慎重になる必要があります。
溺れていたらどちらを助ける？
ね、こういう質問困りますよね。
でも、母であるあなたなら「子ども」と迷わず答えることでしょう。
だからこそ、子どもの「想い」というものも尊重してくださいね。
子どもは親の思い通りにはなりませんが、親は子どもの想いを尊重することはできます。
子どもが彼と親子という関係になれなくても、家族というカタチになるには、あなたが彼を愛する時間よりもっとかかることを念頭に置いておいてください。
時間がかかることに落胆したり、恐れたりしないでください。
あなたを中心とした新しい家族が出来ても、あなたが中心となり、家庭がまわっていくことは明らかです。
相手にもお子さんがいれば、それぞれが中心となり愛の輪が循環する家庭をつくっていくことになります。
そこに一番不要なものが「焦り」です。
子どものお父さんはいつだってひとりだけ。
それでも、新しい家族は作れるということ。
そして、あなたにとって一番大切な宝ものは子どもであるということ。
世の中には悲惨な事件も数多くありますが、あなたの新しい家庭はそんなふうにはなりません。
何よりあなたには愛があるから。
彼にも、お子さんにも、あなたの愛があるから。
彼とお子さんはあなたを中心にまわっていきますからね。
といって、何もかも抱えてあなたが倒れてしまったら、それは本末転倒です。
どうぞ、ありのままの自分をおもてに出して、あたたかな家庭の最初の基礎部分を整えてください。
時間を編む、ふたりで、家族で
最初の結婚というものは、ふたりだけです。
ふたりで二本の編み棒になって、ふたりで編んでいきます。
再婚家庭というものは、ふたりで編む場合もあるし、ふたり＋子どもたちで編む場合もあります。
平面な編み物ではなく、立体的な編み物が出来上がりそうですよね。
何ができるのかな？
どんな楽しいものが仕上がるのだろう？
そんなワクワクを携えて暮らしていたら、ある日めちゃくちゃ面白いことになっていた。
そのくらい軽い気持ちで日々を楽しむくらいが、再婚家庭にはちょうどいいのかもしれません。
とにかく深刻にならないことです。
真剣になるのは良いのですが、深刻度が増せば当然言葉は鋭利な刃物になりやすくなります。
編み物を楽しむために、あなたの新しい家族ひとりひとりの持ち味がその宝ものの素材になります。
異素材であっても、みんなで編み上げる家族は世界にひとつしかない尊い世界ですからね。
そのためにも、あなた自身が自分を大事にしていること、そして子どもに精いっぱいの愛を送り続けていることが重要です。
今ある家族が大事にできなければ、再婚したとしても新しい家族を大事にはできませんから。
そして、今ある家族を大事にする前に、あなた自身を大事にしていることは大前提になります。
では改めて、今日のメッセージ
子連れ再婚：ママの彼、嫌いじゃないけど気持ちの整理がつかない
オトナが思うよりずっと、子どもはいろんなことを感じ取っています。
何も考えが追いつかない分、感覚は敏感です。
どうぞ焦らずに、大切にしてあげてください。
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