正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ第３３１日目、本日は、婚活・恋愛でお悩みのあなたへメッセージです。

長く付き合ってきた彼との結婚に踏み切れません

• こんな気持ちになるのなら、ふたりの気分が盛り上がっているときに結婚しておけばよかった
• このまま結婚しても、全然ときめくこともないし、いて当たり前みたいな老夫婦感覚
• 好きでも嫌いでもない、という状態で果たして結婚したとして、幸せになれるんだろうか

 

恋愛にも結婚にも段階があって、絶賛婚活中の人にとっては「なに贅沢なこと言ってんの」でしょうし、結婚生活で気持ちが通わない状態の人にとっては「辞めといた方がいい、そんなの」ってなるでしょうしね。

 

でも、現時点でその段階にいる人にとっては切実問題ですよね。

 

このまま結婚「できれば」、ひと安心するのは、自分だけでなく親もそうだろうし、とかまぁいろいろシガラミを考えて計算するわけですよ。

 

だけどね、ちょっと待ってほしいんです。「結婚は一度きりのこと」とは私は申しません。だって離婚再婚しているから。

といって、「ダメなら離婚すればいいんだから、ひとまずしてみれば？」なんてことも言えませんよ。離婚て面倒くさいんだもの。

 

ということで、今日の愛のトリセツ、始まります。

結婚したらまた盛り上がるかもって思ってない？

結婚に踏み切れないときにすべきことは「一旦離れてみること」です。

距離を置くというより、一度もう連絡も取らずに離れてみることです。

 

だって、「彼への想い」とか「彼との人生の関わり」とか「彼が自分の人生に関わることの大切さ」がどっかいっちゃってるんですもの。

 

これ、「結婚したらまた盛り上がるかも」って思って、勢いで結婚したとしてもあんまりいいことないんですよね。

 

というのも、結婚生活というのは、一般的に恋愛時代よりも一緒にいる時間が長いですよね。物理的に週末婚とか単身赴任とか事情はあるかもしれないけれど、それはそれでふたりの想いと共通認識があった方が安定した気持ちで結婚生活を送ることができます。

 

で、一般的に言う結婚生活って、それまで別々に暮らしていたふたりがひとつの生活を営んでいく。

 

それなのに、片方が「気乗りしない状態」で結婚したとして、結婚生活に希望って見出せるんでしょうか。

 

やっぱりダメだ

やめとけばよかった

 

って言って離婚するのは簡単ですよ、紙きれ一枚のことだから。

でも、エネルギーは使います。しかも負の強めのヤツです。

 

無駄な時間を重ねることになるんですよ。

 

だからもし、「長く付き合ってきた彼との結婚に踏み切れません」というあなたは、

 

本当にこの相手が自分に必要なのかどうか、今一度見極めた方がいいんじゃない？

 

という自分の内なる声を聴いたということです。そのサインを無視したらどうなるか？

 

本当の自分の「やめて！」という声を無視するわけですから、「ほらやっぱり辞めといた方がよかったでしょ」という事象を引き寄せやすくなります。

長く付き合ってきた彼だからこそ

• 今さら別れられない。
• 今、彼と別れたらもう出逢う気がしない。
• 彼を傷つけてしまうことが申し訳ない。
• 私の結婚を楽しみにしている両親が可哀想。
• 今までの彼との想い出が壊れていっちゃう。
• 悪い人じゃないだけに、どう断っていいかわからない。

 

いろんな理由がたくさん浮かぶのに、あなたは「自分の幸せ」を考えることができずにいるの、わかりますか。

世間体とか、相手がどうとか、両親がどうとか。

 

自分の気持ちはもう消えそうになっていて、このまま結婚するのはヤバイ！と察知しているのにも関わらず。

 

長く付き合ってきた彼だからこそ、出来ること。

それが、少し間を置くことです。

 

一度離れてみることで、見えてくる彼の大切さに気付いたとき、ふたりはまた手を取り合って歩いていけるようになります。

一方で、やっぱり違ったんだということに気づいて、それぞれの道を歩いていくこともあります。

 

でも、この場合、どちらも自分にとっては納得ずくの世界が広がっているんです。

 

もう好きじゃなくなったから別れよう、というのとちょっと違います。

 

近くに居すぎて見えなくなってしまっているみたい。

だから少し自分でも本当はどうしたいのか考えてみたい。

 

人間は完璧じゃないんだから、そういう迷いがあっても不思議ではありません。

 

本当に縁があれば、ふたりはまた惹かれて、お互いを必要としてお付き合いは蘇ります。

 

あ、これは付き合いが短い彼や、出会って間もない相手との距離を置くというのとちょっと意味合いが違います。ある程度長く深く付き合ってきたからこそ、という場合です。

 

ただ、長く付き合ってきた彼だったとしても、気持ちがもう完全にないという場合は、純粋にお別れすることがお互いのためです。

幸せは誰かが運んでくるものではない

• このまま結婚に進んだら、私も幸せになれるかもしれない。
• 婚活なんて今さらもうしたくない。
• 両親も安心するだろうな。
• 妊娠出産を考えたら、これ逃したらマズイんじゃないか。
• 彼なら私を幸せにしてくれるかもしれない。

 

まぁ女性もいろいろ打算的なことも過るでしょう。

それが悪いことがとは思いません。

計算高くて何が悪いの？とも思います。

 

ですが、それって本当に自分のことを思いやっての言動なのかな？とは感じます。

 

幸せは親が与え続けてくれるものでも、彼がもたらしてくれるものでもなくて、すべて自分の感覚次第なんですよね。

 

結婚することがすべてではないし、結婚せずとも、子どもがいなくても、幸せに過ごしている人はたくさんいる。

 

それはどうしてかといったら、自分のことを考え、想い、いたわって、自分が満足する暮らしをしているからです。

 

誰かの目を気にしたり、誰かに寄りかかろうとしたりということではなくて、自分の足で立ち、自分の周りの幸せに気づく感性があるからこそ、満ち足りた気持ちで過ごせるんです。

 

そりゃあ生きていれば悲しいこともツラいこともある。

 

だけど、それを解消して乗り越えていけるのは自分だけ。だから、幸せもまたおんなじで。

 

自分の周りにある幸せの数々に、自ら気づいて受け取って、受け容れているかということが大事なのです。

それでは改めて本日のメッセージ

長く付き合ってきた彼との結婚に踏み切れません

踏み切れないときは心のサイン。一度受けとめて離れてみること。

大丈夫です。ホンモノならまた一皮むけた状態で戻ります。

でももし、そのまま離れてしまったとしても安心してください。

あなたの周りには既に幸せがあることに気づけた証拠ですから。

 

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