女として見られていないんです
正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ第２３７目、本日は、結婚生活でお悩みのあなたへメッセージです。
もくじ
女として見られていないんです
いつからか、旦那さんが私のこと、女として見ていないような気がしていて。
単なる同居人くらいにしか思っていないんじゃないか…。
そう思ったら無性に悲しくなって…。
- 恋人時代は楽しかったな
- 結婚したらもっと幸せいっぱいかと思ってたけどな
- 枯れた夫婦関係になっちゃったな
- もうこのまま「ただ一緒にいるだけの」夫婦になっていくのかな
こんな想いがあるということは、あなたの中に「旦那さんと仲良くなりたい」という想いがあるということですよね。
その気持ち、あなたの中でだけくすぶらせておくなんて、もったいないです！
ということで、本日の愛のトリセツの始まりです。
妻である前に、母である前に
そして、女である前に、「あなたはあなた」であること。
旦那さんの目を借りて、自分を女として見ていないのは、何より誰よりあなた自身なのかもしれません。
自分のこと、構ってあげていますか？
自分のしたいこと、していますか？
自分の食べたいもの、食べていますか？
自分のことを優先してあげること、どのくらいあるでしょうか。
いつも旦那さんやお子さんのことを優先していませんか？
あなた自身が自分を女性であることを認めて受け容れてあげること。
そして何より、たったひとりこの世にひとりのかけがえのないあなたであることをもう一度教えてあげてほしいんです。
投げ捨てていませんか？あなたの中の…
もう必要がない、そう思ったわけじゃないのに、どこかで投げ捨ててしまったかもしれないあなたの中の「女性性」。
これって、あなたが結婚生活や育児・家事という日常生活の中で、あんまり役に立たないと感じてしまい、置き忘れてしまったものなのかもしれません。
でも、気づいてみれば、私は私であり、妻であるより前に、ひとりの女性であることにふと思い当たります。
あぁそういえば、私は女だったんだ、と。
- そういえばちゃんとメイクすることなくなったな
- 自分の服を買ったのって最後はいつだったかしら
- この靴下いつから履いてるんだろう
- 美容院に行ったのはいつだっけ
- 私の手の甲、こんなにしわしわだったかしら
あれもこれも家の中のことは私のシゴトになっていて、私がやらなかったら誰もやってくれない。
旦那さんは家ではゴロゴロしているだけ。
自分から気づいて何かしようなんて絶対思わないだろうなぁ。
そんなふうに思いながらも、やさしいあなたは全部自分が背負ってしまっているのですよね。
なんとなくモヤモヤした想いを抱きながらも、結局は家族のために自分を差し出してしまうのです。
「これでいいや」からの脱却
それが私の生きる道。
それが私の満足感。
そう思えるのなら幸福感もあるものです。
でもどこかで「これでいいや」「私にはこの程度」のような想いがあるのなら、それは不満の種の源になります。
置き忘れているものがあるのなら、それをもう一度たぐり寄せてみる。
忘れそうになっているメイクの眉毛をひと筆描いてみる。
旦那さんが女性として見てくれないのは、あなた自身が女性として扱っていないところからスタートしています。
ひとりの女性として自分自身が大切に扱ってあげることで、自分の中にある女性性は再び活性化していきます。
昔住んでいたマンションの隣に住んでいた女性から聴いた話です。
その女性は当時50代、その女性のお母さまは80代後半で、ある日そのお母さまがある病気で入院されたそうです。
そのとき、80代後半のお母さまは、入院中毎朝メイクをしていたそうです。
ファンデーションを塗るなどのフルメイクではないけれど、眉を描いてチークをはたき、口紅を塗る。
病室に毎日お見舞いの人が来るわけではありません。
病室に毎日来るのは医師と看護師さんだけ。
それでも、毎日メイクを欠かさなかったそうです。
女性であることに関しては、年齢は本当に関係なくて、若いうちに女捨ててる女性もいますし、このお母さまのように80代、90代になっても女性であることを忘れずにいる方もいます。
心のゆとり。
メイクする時間、何かお気に入りのお洋服をまとう時間、それは自分にやさしくする瞬間が増えることでもあります。
自分が自分にやさしくしていたら、周囲には自分に優しい人が増えていきますよ。
では改めて、今日のメッセージ
女として見られていないんです
旦那さんよりもまず、自分自身が女性であることを受け容れてあげていますか？
あなたの中に在る女性性に気づいてあげてくださいね。
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