可愛いと思うのにいつもイライラ。こんな母親でこの子は幸せなの?

正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ第183目

 

今日は水曜日。子育てしているあなたに向けてのメッセージです。

 

可愛いと思うのにいつもイライラ。こんな母親でこの子は幸せなの?

 

子どもを産んでからというもの、思い通りにならないことがあまりにもありすぎて、毎日イライラが止まりません。

旦那にも八つ当たりしちゃうし、それだけでなく、子どもにも。

自分の感情が破裂するたびに、罪悪感で胸がいっぱいになって、子どもにも旦那にも申し訳ない気持ちになって。

こんな母親なのに、子どもは屈託のない笑顔で追いかけてきてくれるのがツラくて。

 

こんなどうしようもない私なのに、どうして子どもは慕ってくれるのでしょう。

 

ということで、本日の愛のトリセツの始まりです。

 

 

起きてると悪魔、寝てると天使

子どもって起きていると動き回っているし、しかも成長するにつれ、親の予想もつかないことを始めたり、しでかしたりするもんだから、日中は気が休まりません。

 

私も子どもの成長を願いながら、長男がつかまり立ちを始め、まだ歩く手前の生後8か月の時に、ベビーベッドの柵を乗り越え、お風呂場のそばの洗面台の蛇口をひねったのを発見した時は、茫然としたものです。

 

いきなり水道の水音が「ジャー!!」と聞こえたので行ってみたらソレですから…。

 

油断もスキもない、というのがぴったりの長男だったので、起きてる間は気が張っていましたね。

 

今考えれば、何をそんなに見張っていなければならなかったのだろう?単なる成長の一環じゃないかと思えるのですが、当時はそんな余裕もなく。

 

寝ている時は安心して自分のことが出来た、という記憶はあるのですが、昼間の子育てにくたびれて、悲しいことに早々に寝落ちしてしまうんですよね。

 

そうやって考えてみると、子どもが起きている間の私は、たぶんどこかいつもイライラしていたんじゃないかなと、ちょっと想い出しただけでもいくつも浮かぶ出来事があります。

どうしてこんなに中断させられるの

特に、家事に関しての中断は多くて、その度に「も~」という気分になっていたように思います。

 

片付けるそばから散らかされ、料理も食器洗いも中途半端で次のお世話へ。

お風呂では自分のことを洗うのもままならず、子どもが冷えちゃいけないから自分のことを拭くのもままならず。

 

母は強し!っていうけど、長男生まれるまでは自分のことしかしてこなかった身としては、この生活環境の違いったら天と地なワケです。子どもは可愛いけど私っていったい?という気分。

 

それまで、シゴトでも家事でもけして段取りが悪いわけでも、手際が悪いわけでものろいわけでもなかったのに、あらゆることが中途半端になっていることが、自分で気持ち悪くて納得いかなくて、帰りの遅い自営業の旦那さん(元夫)に八つ当たりしていたっけ。

 

といっても、帰ってくるのが遅いのでその日のうちには八つ当たることもできず、それもまた悶々の一要因となり、翌朝八つ当たるので気分の悪い一日でスタート、みたいな感じでした。

 

まさに悪循環なことをやっていたなぁと今なら本当によくわかります。

子どものこだわり、母のこだわり

日中家にいるのは私と子どもなので、旦那さんどうこうは実際はあんまり関係なくて。

ただ、自分が余裕がなさ過ぎたというのは当時でも理解していました。

 

こんなに余裕がなくて、この子は幸せなんだろうか?とも思ったけど、私のそんな思惑を知ってか知らずか、息子は相も変わらずマイペースに日々やらかすので、これはこの子のこだわりであり、この子の特性なんだと開き直ってからは、イライラは減りました。

 

要するに「自分の思った通りに育てたい」的な想いが生まれると、たちまちイライラと化し、毎日がつまらなくなることに気づいたわけです。

 

子どものこだわりは子どものもの

私のこだわりは私のもの

 

ちゃんとこの線引きさえ出来ていればなんてことはないのです。

 

そんなハチャメチャな子育てしてても、まぁ気づけば勝手に成長しているのが子どもです。

 

だとするなら、日々1個でもイライラをなくして、子どもと馬鹿笑いできるかが楽しさの鍵じゃないかな?

 

痛い想いして産んだんです。

だけど、彼らはそんなこと知ったこっちゃない。

なら、自分からさらに子育てをつまらないものにしていくなんてことはしちゃいけない。

 

痛い想いをして産んだからこそ、子育てはその痛みの100倍くらい楽しんでなんぼです。

子どもにかえったように遊ぶもよし、子どもの興味に「へぇぇ」となるのもよし。

自分が自分の子どもと遊ぶ時間って、思っているより全然短いですからね。

では改めて、今日のメッセージ

 

可愛いと思うのにいつもイライラ。こんな母親でこの子は幸せなの?

はい、どんなお母さんであっても、子どもはお母さんと一緒にいることが幸せなんです。

ここ、「ウチは毒親だった」とか「私はお母さんといてもは幸せじゃなかった」とか言う人出てくるけれど、あなたがこの世に存在するのは、あなたのお母さんがあなたを産むことを諦めずにあの出産に臨んだからですよ。そして、ご飯を与えることをサボらずに育ててくれたからです。

あなたが物心がわかる頃、お母さんからツラい想いをさせられたこと、それらをチャラにしなさいよとは言いませんけどね。そういう想いも、何にも感じていない人には起こらないんです。自分が大好きな人にされたからいつまでも怒りや哀しみが残ってしまうのですよね。

 

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