正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ第２７７目、本日は結婚生活のことでお悩みのあなたへメッセージです。

私は夫の部下でも家来でもない！

夫側がそのつもりでなくても、妻側がこんなふうに感じていることってあるんです。

 

• 私、旦那の家政婦なのかしら
• なんか私奴隷のような扱い受けてる
• 〇〇家という会社の社長が夫なら、私は部下なの？
• ウチの夫は城主かなんかと勘違いしてるのかも。私、夫の家来なんかじゃない！

 

もし、そう感じているのなら、すぐにその役割からおりてください。

夫側も心からそんなふうに思っているわけではないでしょうが、妻であるあなたにその認識があれば、ますますその現実が強化されてしまう可能性がありますよ。

ということで、本日の愛のトリセツの始まりです。

妻が夫より自分を下に見てしまう理由

• なんかいつも夫が威張っている感じがする
• だけど私言い返せない
• 言い返したら倍以上になって返ってくる

 

亭主関白という言葉が流行っていた時代からだいぶ時が過ぎたとはいえ、未だにこんな想いを抱きながら結婚生活を送っている妻はいるのです。

 

だけど、夫がどんなに妻を見下すような態度を取ろうと、動じない妻もいるのです。

逆に、夫が見下しているわけではないのに、なんか下に見られているように感じてしまう妻もいるのです。

 

夫が妻を下に見るような言動をしたとしても動じない妻というのは、自分自身が「夫が言うような、夫が思うような人間ではない」ことを妻が受け容れているからです。

 

夫がギャーギャー何か言ったとしても「何言ってんの？」状態で、聞き入れることがありません。「誰にモノ申しているのかしら」「まさか私のことじゃないわよね」と動じないのです。

 

反面、夫が妻のことを言っているのではなかったとしても「カチン」ときてしまう妻もいます。「また私のことバカにしてる」「いつもそうやって私をけなす」「どうせ私のことなんて見下しているに決まってる」と嘆くのです。

 

一方は言われているのにまったく動じず。

一方は言われていないのに悲しみに落ち込む。

 

何が起きているのかといえば、脳内の妄想劇場です。

観客はあなたひとりの。

自分から奴隷になっていませんか？

夫がどうあれ。

これがあなたに贈りたい言葉です。

 

夫の一言一言が、きつくツラく感じるとしたら、それは今起きていることへの恐れや悲しみではないのかもしれません。

 

例えば、お父さんはいつもお母さんにきつく接していたりしませんでしたか？

例えば、お父さんに反論したら「生意気言うな」と怒られたりしませんでしたか？

例えば、有無を言わさずお父さんから反対されたことはありませんでしたか？

例えば、女なんだから口を挟むな、と言われたことはありませんか？

 

もしかすると記憶にすらのぼらないような出来事がきっかけとなって、あなたから言論の自由を奪ってしまった可能性もあります。

 

つまり、「逆らうと怖いことが起きる」という思い込みが、あなたのどこかに眠っているのかもしれないのです。こういう想い残しがあると、自分の意見を言うことが怖くて、自分の考えや感じることに罪悪感を持ってしまうことがあります。

 

その出来事が種火となって、目の前にいる旦那さんを借りて再現しているのですね。なぜなら、その想い残しの感情が、その時に消化されないままだったから。

こんな私でも対等の立場になれますか？

なれますよ。

というか、夫婦は男女はもともと対等なのです。

どちらかが上でも下でもない。

 

今はあなたが自ら下に潜ってしまっているような状態ですが、自分の想い残しの気持ちを消化してあげたら、本来のあなたに還ることができます。

 

最後に肝心なことをお伝えしますね。

 

旦那さんの言いなりになっていると、一見丸くおさまっているように見える家庭ですが、それは崩壊・破綻への一途をたどっているのです。

 

今既に、小爆発を起こしかけているあなたが、積もり積もって大爆発を起こすのは時間の問題です。

でも、その大爆発まで、旦那さんは何も知らずに過ごしているんです。

 

「これでいいんだ」

「こいつは俺に逆らわない」

「なんでもオレの言う通りになる」

 

そう思っている・そう思われているからこその「今の状態」だということに気づいてください。

 

反論・反発、と捉えると、相手も更に激化しますので、少しコツが要ります。

一旦相手の言い分を受けとめて(受け容れるではありません)、そのうえであなたの言葉で自分自身の想いを伝えます。

 

伝えるときは、8歳の子どもでもわかるような言葉で。

そして2歳児にボールを手渡すような温度で。

では改めて、今日のメッセージ

妻の逆襲：私は夫の部下でも家来でもない！

もちろんそうです。あなたは夫の部下でも家来でもない、対等な立場を持つ伴侶です。

同じだけ言いたいことを言い、相手のことを受けとめるチカラがあるのです。

 

こちらのサロンでもパートナーシップについて学べます。

 

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